オーディオ装置の使いこなし

    今月はかなり忙しく、ブログの更新もままならない。
    来週も1週間出張になりそうだし……。

    気分転換的にオーディオの使いこなしについて、自分の思うところを書いておこうと思った。

    僕は引越し前も引越し後もリスニングルームなどと言うものは無い。
    オーディオセットはリビングルームにあり、オーディオ雑誌に掲載されるような読者のリスニングリーム拝見記事を見るとすごいなぁと感心する。


    電気系統については、オーディオ用のコンセントボックスを使用しているものの、電気ノイズはPCなどから回り込んでいるだろうと思う。それでも、電源によって音が大きく変わることは十分に知っている。

    その昔、自分で電源ボックスを作った際に、音のヴェールが1~2枚剥がれたような変化を経験した。なのて、できればクリーン電源装置でも導入したいとはずっと思っている。でも、金銭的余裕がない。

    昔は小さな(=小額の)音質改善対策を施しては、改善具合に一喜一憂していたものだが、この5年以上(いや、10年ぐらいか)は気にかけなくなった。

    自分では、そういう小さな積み重ねで耳を磨くことはできた気もするが、結局、部屋とオーディオセットのサイズや質により、音質はほぼ決まってしまうのではないかと思うようになった。ある程度資金を貯めて機器をグレードアップするほうが、小さな改善では得られない音質向上を確実に得られると思うようになった。

    同様にオーディオのセオリーと言うか常識についても、あまり気にしなくなった。
    例えば、スピーカーケーブルは左右同じ長さにそろえるとか、バイアンプ駆動(2台のアンプでスピーカーを駆動する)では、同じパワーアンプを使うとか、他にもケーブル類は短ければ短いほど良いとか、まぁ、そういったあれやこれやのことだ。

    何故かと言うと、セオリーに沿って行ったセッティングでは部屋をリビングルームとして有効活用できず、どうしても止むを得ないと思ってやらざるを得なかったセッティングあるいは一時しのぎ的な機器・ケーブル・ラックなどの使用によって、見違えるほど音が悪くなったか?と問われると、全くそんなことはないと思えたからだ。

    そのあたり、たぶん、機器の性能によって、あからさまに音に現れる場合もあれば、そうでない場合もあるのだろうとは思う。

    最近、やっとある程度の音質のオーディオセットに入れ替えしたが、これで聴くと、音源の粗が見えたり、あるいはこれほど良い音だったのかと思わせられたり、平均値で聞かせるのでなく実力値をそのまま提示するような音に変わった。

    にもかかわらず、先ほど述べたようなオーディオセオリーに反した(あるいは則していない)使い方による音の変化は昔思っていた以上に少なかった。
    でも、確かに違うのはわかるが(苦笑)。

    ただ、それによって音質ランクが1ランク下がるとか、そういったものではない。
    音質でなく、ケーブルや機器の特徴が反映された音になるだけ。
    でも、普通の人が小さな音量で聞くのであれば、99%違いはわからないだろうと思える。「普通の人」をオーディオファンでなく、「音楽ファン」に置き換えても良いくらいではないか。

    それに、(何度も言ってるが)1千円/mのケーブルと1万円/mケーブルの音質の違いにこだわりたいかどうか。両者の音に違いはあるものの、価格差をどう捉えるか?

    安価なオーディオセットに高価なオーディオアクセサリーを使うのは、僕は本末転倒だと思っているが、オーディオセオリーに縛られて、それゆえ使い勝手を悪くすることもあまり良いことではないと思うようになった。特にリビングルームでは、音楽を心地よく聴ける環境作りのほうを重視したほうが良いのではと思う。

    例えばケーブルの引き回しで、片方はどうしても壁伝いにセットすると長くなる場合など、左右のスピーカーケーブルの長さを(長い方に)合わせる必要があるのか?

    昔、オーディオ評論家の長岡さんは、片方が短くても、長い方より音質改善するわけだからそれで良いじゃないかと言っていた(笑)。これはセオリーに則って「短い方が良い」という考えを優先したものだが、もう一つのセオリー(あるいは常識である)左右のケーブルの長さを合わせるについては無視した形だ。
    僕の場合はもっと荒っぽい。左右のスピーカーケーブルの長さだけでなくメーカーも違う。ある程度の音量でMonoで聴くと、その差がわかる(苦笑)。

    まぁ、だからと言って、聴けない音になるわけではなく、ケーブルの音作りの差が出てくるだけ、みたいなものだ。しかもそれによる音質差は、昨年のBeatlesのリマスターLPのはずれ曲(=不自然なEQ操作の弊害曲)の高音域と従来盤の高音域とを比較した差よりも少ない。


    と言うことで、自分の思う最低限の音質を維持できているのなら、持っているものを有効活用して気軽に心地よく音楽を楽しめるシステムで良いのかなと、年末からのオーディオ装置入れ替えを通じて思っている次第。
    *そりゃあ、左右のケーブルは同じ製品を使うべきと思っているのも事実だが。


    ただし、セオリーや最低現の知識は知っておいた方が良いのは確かだと思う。
    僕も最終的には家具の配置を換えたりして、アンプの位置を変えて、左右のケーブルを合わせこむ予定なのだが……先は遠い。


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    ジャンル : 音楽

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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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