レコード市の収穫
引越しして以来、初めて地元のレコード市に足を運んだ。
「福岡ディスクカーニバル」。
今日は最終日だったのだが、雨だったせいかお客さんが少ない気がした。
実は10年近く前に出張で博多に来た際に、別の会場で行われていたレコード市に偶然出くわしたことがあり、その時はもっと人が多かった。今回のとは主催も参加店舗も違うのかもしれない。レコードの数がもっと多かった記憶がある。
僕はこういう催しに行った際には必ず1枚は買うことを心に決めている。
しかし、自分のコレクションが増えるにつれて、「これは絶対に買う」と言うアイテムに出会う機会がどんどん減っていった(自宅のレコードの数は増える一方なので当然か)。
例えば、95年ぐらいまでだったなら、Beatlesの英国オリジナルMono盤が5千円台あるいはそれ以下で売られていたら絶対に買っていた。けど、あの時代にはそんな値段で見かけたことはなかった。
今、そのような中古盤が出回るのは、eBayやネットショッピングで海外から直接購入できるようになり、買い換えの際に手放し、市場に数が出回るようになったからだろう。
それでも、今回2枚は「買い」と思えたレコードがあった。
他にも買ったが、その2枚を紹介しよう。
まずは4 Seasonsのこれ。
国内盤の『The best of the 4 seasons』。
米国編集の『The 4 Seasons' 2nd Vault Of Gold Hits』をベースにしながら、一部選曲を変更したもの。
当時はまだ米国向けにはステレオミックスが存在しなかったと思われる曲があり、日本向けに独自のステレオミックスが使用されていることを期待した。だが、残念。擬似ステレオでお茶を濁してあった。
ステレオミックスの曲についても、一般的なものばかり。
もう1枚も国内盤。
Wilson Pickettの『I’m in love』。この国内盤は初めて目にした。これが初版に当たるわけだ。
しかし、この独自ジャケットのデザインセンスはどうなのだろう?
まぁ、オリジナルのジャケットもそれほど良いデザインではないが、それにしても……。
収録曲、曲順ともにオリジナルの通り。
ジャケット裏に歌詞があるが、珍しくアルバムの解説が一切ない。
帯なしだったのだが、帯が解説付きだったとか?
このアルバムは、派手さよりも渋さで聞かせる印象があり、タイトル曲の「I’m in love」などまさにそれなのだが、アップテンポの「Stagger Lee」や「She’s lookin’ good」も良い。僕の好きな1枚だ。けれど、このジャケットだと印象が違って見える(苦笑)。
ところで、90年代半ばに米Rhinoからボーナストラック入りで出た(当時の)remaster CDや、2009年に登場したAtlanticのstudio 録音を全て集めたブックレットタイプのCDセット『Funky midnight mover』ではMonoミックスを採用していたが、近年発売の廉価セット「Original Album Series」に収録された同アルバムはステレオミックスを採用していたと思う(現物は段ボールの中で手元に無く、確実とは言えないが・・・・・・やはり別のアルバムだったか?)。
*追記:今、Rhino CD発売dateを調べていたら、このアルバムが例の1000円シリーズの1枚として今週発売されることを知った。
「福岡ディスクカーニバル」。
今日は最終日だったのだが、雨だったせいかお客さんが少ない気がした。
実は10年近く前に出張で博多に来た際に、別の会場で行われていたレコード市に偶然出くわしたことがあり、その時はもっと人が多かった。今回のとは主催も参加店舗も違うのかもしれない。レコードの数がもっと多かった記憶がある。
僕はこういう催しに行った際には必ず1枚は買うことを心に決めている。
しかし、自分のコレクションが増えるにつれて、「これは絶対に買う」と言うアイテムに出会う機会がどんどん減っていった(自宅のレコードの数は増える一方なので当然か)。
例えば、95年ぐらいまでだったなら、Beatlesの英国オリジナルMono盤が5千円台あるいはそれ以下で売られていたら絶対に買っていた。けど、あの時代にはそんな値段で見かけたことはなかった。
今、そのような中古盤が出回るのは、eBayやネットショッピングで海外から直接購入できるようになり、買い換えの際に手放し、市場に数が出回るようになったからだろう。
それでも、今回2枚は「買い」と思えたレコードがあった。
他にも買ったが、その2枚を紹介しよう。
まずは4 Seasonsのこれ。
国内盤の『The best of the 4 seasons』。
米国編集の『The 4 Seasons' 2nd Vault Of Gold Hits』をベースにしながら、一部選曲を変更したもの。
当時はまだ米国向けにはステレオミックスが存在しなかったと思われる曲があり、日本向けに独自のステレオミックスが使用されていることを期待した。だが、残念。擬似ステレオでお茶を濁してあった。
ステレオミックスの曲についても、一般的なものばかり。
もう1枚も国内盤。
Wilson Pickettの『I’m in love』。この国内盤は初めて目にした。これが初版に当たるわけだ。
しかし、この独自ジャケットのデザインセンスはどうなのだろう?
まぁ、オリジナルのジャケットもそれほど良いデザインではないが、それにしても……。
収録曲、曲順ともにオリジナルの通り。
ジャケット裏に歌詞があるが、珍しくアルバムの解説が一切ない。
帯なしだったのだが、帯が解説付きだったとか?
このアルバムは、派手さよりも渋さで聞かせる印象があり、タイトル曲の「I’m in love」などまさにそれなのだが、アップテンポの「Stagger Lee」や「She’s lookin’ good」も良い。僕の好きな1枚だ。けれど、このジャケットだと印象が違って見える(苦笑)。
ところで、90年代半ばに米Rhinoからボーナストラック入りで出た(当時の)remaster CDや、2009年に登場したAtlanticのstudio 録音を全て集めたブックレットタイプのCDセット『Funky midnight mover』ではMonoミックスを採用していたが、近年発売の廉価セット「Original Album Series」に収録された同アルバムはステレオミックスを採用していたと思う(現物は段ボールの中で手元に無く、確実とは言えないが・・・・・・やはり別のアルバムだったか?)。
*追記:今、Rhino CD発売dateを調べていたら、このアルバムが例の1000円シリーズの1枚として今週発売されることを知った。
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