Love me do再発盤比較/Beatles

    帰宅すると届いていたBeatlesのデビューシングル「Love me do」の復刻再発盤。

    本来の発売日よりも遅れたのはA面の音源を誤ってアルバムバージョンで製造していたためで、間違いに気づき急遽オリジナルシングルバージョンに差し替えて製造のやり直しになったとのこと。

    そんな大事なところ間違うかなぁ?とあきれてしまうが。

    その後、B面のレコード番号に誤りも発見されたが、それについては修正せずに発売に踏み切ったようだ。

    オリジナルシングル(左)と並べるとこの通り。
    0lnd2.jpg

    写真ではなかなか良くできた復刻に見えるかもしれないが、既にネットでは前述のB面のレコード番号の誤りなどからいまいちとの声も上がっている(笑)。

    実は、僕自身はそれほど良くないとは思わないどころか、これで十分だと思っている。


    B面側はこの通り。
    0lnd2 (5)

    右側の復刻シングルのスリーブに光の反射があることからおよそ見当がつくとは思うが、復刻シングルのスリーブは厚紙でできたしっかりしたもので、昔の英国シングル用スリーブのような単なるぺらぺらの紙ではない。これによってレコード盤へのダメージは軽減される。

    盤そのものを比較すると、音溝はできるだけ外側で終わるようにカッティングされている。
    0lnd2 (7)



    82年の終わりに登場したsingles collectionsにも復刻シングルが収録されていたので、そいつを取り出して比較した。
    0lnd2 (10)
    * 写真左上がオリジナル、右上がsingles collections英国盤、手前が今回の復刻盤


    今回の復刻ではこのようにソリッドセンターとなっている。
    0lnd2 (9)

    singles collectionsでは、プッシュアウトセンター。
    0lnd2 (13)

    ただし、両者共にオリジナルシングル(下)のレーベルとはデザインが違っている。
    lovemedo (4)


    再発盤同士を比較。
    0lnd2 (17)
    singles collectionsでは、このような独自ジャケットとなっている。
    ジャケットの紙質は通常シングルと同様ぺらぺらなので、すぐに傷んでしまう。

    このsingles collectionsで唯一残念なのは、使用音源がアルバムバージョンとなっていること。12インチ盤にはシングルバージョンも収録されたのだが(音源は盤起こし)。

    現在の復刻では、誤りに気づいてオリジナルバージョンが使用されたものの、音源そのものは09 remasterで使用された盤起こし音源。そのため、A面の音質はB面と比較し今ひとつ。

    これがアルバムバージョンであったなら、音質はAB面で同等だったのだが。



    そう言えば、先日の整理で出てきた国内盤のsingles collectionsもあったことを思い出した。

    これがそれ。
    0lnd2 (18)

    このように、ピクチャーシングルが1枚おまけで付属。
    0lnd2 (20)


    ところで、紙ジャケットCDのジャケットの再現性では日本ほどに精巧なミニチュアを作る国も無いと思えるほどに、質の高い仕事をする印象のある国内製造盤だが、それはあくまで復刻に限った話のようで、この頃のように、英国盤に対する日本仕様盤としてほぼ同時に製造・販売されたものは質が低い。

    ジャケット画像の品質は国内盤(上)が完全にぼけた眠いものとなっている。色味もひどい。
    0lnd2 (24)

    それでは、お待ちかねのレーベルの再現性はどうだ?

    0lnd2 (27)
    *クリックで拡大

    ちょっと恥ずかしくて見せられない(苦笑)。
    当然、右側が日本製。
    権利の関係もあったのかもしれないが、それにしても全く、今見ると価値の無い仕様となっている。しょうがないか……(苦笑)。

    *そう言えば、これは先日紹介したデビュー30周年記念として日本で出たシングルと同じではないか!なんだ、使いまわししていたとは・・・・・・今頃になって気づく自分も情けないが。


    ちなみに、英国盤のsingles collectionsでは、「Please please me」も、ちゃんとred Parlophone仕様となっている。
    0lnd2 (30)

    この時のred Parlophoneシングルを63年当時のシングルスリーブに入れてオリジナル盤に見せかけたものが時々オークションに出品されている。しかも、盤は新品同様と言うことで、スタート価格がかなり高額だったりする。

    もしこれからオリジナル盤をオークションで手に入れようと思っている場合には、そういう作戦にひっかからないように、レーベルデザインの違いはしっかりと覚えておいた方が良い。時間切れ間近でオークションを知っても、決して入札には参加しないほうが良い。



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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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