Jailhouse rock/Elvis Presley

    先日購入したこのレコードは、オーディオ好きには興味深いものではなかろうか。

    jail (21)

    Elvis PresleyのEP『Jailhouse rock』を両面それぞれに全曲収録し、それぞれ45回転、33 1/3回転でカッティングしたもの。
    オリジナル音源使用でMono。

    発売は、今は無きDCC社の意匠を引き継ぐAudio fidelity社から。


    レコードが収納されていたビニール袋には、このようなシールが貼ってある。
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    両面を聴き比べすると、45回転での高音質に対し、33 1/3回転では、やはりこじんまりした音の印象を受ける。音の安定感と言うか存在感が違ってくる。

    速度切り替えが簡単に行えるレコードプレーヤーを使っているのであれば両者の違いを簡単に楽しめるが、実のところ33 1/3回転でも十分に良い音でカッティングされている。

    ジャケットは表裏ともにコーティングされている。
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    レーベルはこの通り(こちらは45回転側)。
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    ちなみに、1957年のオリジナルの米国盤EPはこれ。
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    映画のサントラ盤と言う位置づけで、全5曲収録。
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    *米国盤EPなので45回転

    このオリジナルEPだけ聴いていると、B面3曲目の「Baby I don’t care」のボーカルのみ周波数レンジが狭く、さらに収録場所によると思われるおかしな響きが乗っていることはわかりにくい。
    ところが、先ほどのLPで聴くと、33 1/3回転でもそれがはっきりとわかる。その理由は、オリジナルEPの音は中低域が薄く、それゆえにどの曲もボーカル帯域が独特の音に変わってしまっているからだ。

    けれどもオリジナル・マスターには、そのあたりの音もしっかりと収録されており、後の再発盤で徐々に音質改善されたのではなかろうかと思われる。
    *「と思われる」と記したのは、僕はオリジナルのEP(米英盤)以外は、今回紹介している再発盤しかレコードを持っていないため、あくまで推測だ。


    音質が最も優れていると思われるのはタイトル・トラックの「Jailhouse rock」。45回転で聴いて欲しい。
    * ところで、これとは別にAnalog production社から発売されている45回転x3枚組LP『24 karat hits!』にも「Jailhouse rock」が収録されているが、そこでのマスタリングはさらに低域が太く、驚くばかり。


    ところで、このサウンドトラック盤『Jailhouse rock』の音源の集大成とも言える豪華仕様の2枚組LPが、Elvisの未発表音源を正規に発掘するFTD社から2010年に発売されている。
    以下の写真右側。
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    それについては次回に紹介したい。
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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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