A session with the Dave Clark Five/ Dave Clark Five

    *8/18追記
     記事最後に記したDC5の映像ソフトは、当時VHS/LDの両方で発売されたとのこと。
     匿名さん、情報どうもありがとうございました。



    これはDave Clark Fiveの日本での1stアルバム『A session with the Dave Clark Five』。
    1964年の発売と言うことしかわからない。

    dc5jap (4)

    ジャケットも選曲も日本独自のものとなっている。
    * 同一の写真を使った米国盤シングルをピクチャースリーブ付きで持っているのだが見当たらず、どの曲だったか覚えておらず
    8/19追記:米国シングルが見つかり、ジャケット写真は別カットと判明。曲は「Can't you see that she's mine」

    同名の英国での1stアルバム(12曲収録)よりも2曲多い14曲収録となっている。
    では、具体的に見ていこうか。


    これが収録曲。
    Beatlesの日本での1stの『Meet the Beatles』も日本独自の選曲だったが、DC5も同様に日本独自。

    dc5jap (9)
    * クリックで拡大


    まずA面から。
    彼らの初期の最大のヒット曲である「Glad all over」がトップを飾る。
    続けて、ヒットシングル「Bits and pieces」。
    この2曲は英国1stには未収録。

    3曲目の「Can’t you see that she’s mine」もシングルヒットだが、この曲からA面最後までは英国アルバムにも収録された。

    ここで、英国1stと同じ写真を使いながら若干デザインが違うカナダでの1stを紹介しておこう。
    これも(ほぼ)同じタイトルで『Session with the Dave Clark Five』(T-6062)。

    dc5jap (21)

    収録曲は英国1stと全く同じ。そういう意味では面白みがない。

    裏ジャケットには1964年4月の発売とある(写真では読めないと思うが)。
    dc5jap (22)

    ちなみに裏ジャケットのデザインは英国盤と微妙に異なり、リーダーのDave Clarkがアップの写真で特に目立っている。

    レーベルはこの通り。
    dc5jap (28)


    今度は日本盤のB面。
    1曲目は米国や日本でヒットした「Because」。
    70年代終わり頃に彼らを知った僕としては、この曲のせいで日本では正しいイメージが伝わっていない気がする。つまり、甘酸っぱくてソフトなボーカルグループのような印象にされている。残念でならない。
    2曲目は本国英国ではヒットしなかった「Do you love me」。
    これら2曲は英国1stには未収録。

    残る3~7曲目は英国盤にも収録。

    このように、英国1stに未収録のシングル曲4曲を追加収録し、2曲をカットしてある。
    選曲的には英国オリジナル1stよりもこっちのほうがずっと良いと言うのが僕の意見。
    Beatlesの日本での1stの選曲も非常に良かった。


    国内盤LPの裏ジャケットはこの通り、解説が記されたもの。

    dc5jap (6)

    DC5は当時、「リバプール」サウンズに対抗する「トトゥナム」サウンズと記されている。今なら「トッテナム」サウンズと記されるだろう。

    レコード盤は当時の東芝音楽工業お得意の赤盤となっている。
    dc5jap (12)


    ところで、DC5がEMIでのデビュー当時から他のグループと一線を画していたのは、彼らの録音のプロデューサーを全てリーダーであるDave Clarkが努めていた点。

    つまり、録音の指揮からミックスダウンまでDave Clarkが指示していたことになる。
    まぁ、実際のところどこまで立会いしていたかはわからないが、権限は彼にあった。

    その後、DC5楽曲の使用権/販売権はDave Clark社長がコントロールし、おかげで、英米でのオリジナルアルバムの復刻は一切なされておらず。
    * 東欧圏で製造された怪しいCDは、某社長の許可を得ずに発売されたと思われる


    前回のDC5のCDの記事では記さなかったが、あのCDが出た年(1993)に、DC5の映像集(ビデオ)も同時発売されるとの話だった。
    僕は当時、ビデオには興味が無かったので発売されたのかどうかは知らないのだが、一体どうなったのだろう?

    *8/18追記:DC5の映像ソフトは、当時VHS/LDの両方で発売されたとのこと。




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    No title

    JDさん こんにちは

    VHS/LD版の『GLAD ALL OVER AGAIN』はED SULLIVAN SHOWなどに出演した際の映像が集められています。
    ただ、ほとんどの曲が口パクかカラオケで、ライヴ演奏は「BECAUSE」だけだったと思います。
    また、いくつかの映像では後から音声が差し替えられています。
    社長さんの変なプロ意識にも困ったものですね(苦笑)

    Re: No title

    POPOSUKEさん、こんばんは。

    こちらにもコメントありがとうございます。

    >社長さんの変なプロ意識にも困ったものですね(苦笑)

    同感です。匿名さんからも同じ情報をもらいましたが、差し替えは完全にマイナス点ですね。
    それにしても、結局生音が残っているのは1曲だけって、ちょっと…。

    そう言えば、札幌でお会いした際に差し替えの話を聞き、その後You tubeでちょっと見てみたら差し替えされていない映像も少しだけアップされていましたね。初めて見ました。
    でも、バックにレコードをかけながら生演奏とミックスしたものもありました。まぁ、当時はあらかじめ録音しておいて、それに合わせることも多かったので、それほど気になりませんでした。
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    JD

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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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