Through the past darkly/Rolling stones

    Big hits vol.2の副題で知られる8角形ジャケットのこのアルバム、60年代Rolling stonesの中期~後期のシングル曲を中心に選曲されていて、非常に好きなアルバムだ。
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    特に、個人的に大好きな「Dandelion」「2000 light years from home」収録もお気に入りの大きな理由。

    SACD/CDハイブリッド盤で聴こうと思ったが、どこにしまったか見当たらず、SACD用にDSD remasterされた音源を使ってプレスされたレコードを引っ張り出してきたところ、久しぶりにそのジャケット写真を見て非常に違和感を覚えた。

    あまりにも写真が生々しいのだ。

    こんなんだったっけ?と英国盤などを持ち出して比較した。


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    英国オリジナルと比較すると、違和感を覚えるのは当たり前というほどに、質感が違っていた。

    オリジナルでは(意図的かどうかは知らないが)写真の色が飛ぶほどに明るさを上げてあるが、DSD盤ジャケットはそのような効果が施されておらず。

    ちなみに、DSD remasterされた音源を使ってプレスされたレコードとは、このボックス。一昨年の発売。

    ジャケットはできる限りオリジナルに忠実に作ってある(下がDSD盤)。但し、外側表裏のコーティングは無い。
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    裏面の丸穴でMono/Stereoの違いを判別するのまでも…当然、内袋も青になっている。
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    見開き内側や、レコード取り出し口もこのように再現。
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    ちなみに英国オリジナルの内側両面はこの通り。
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    英国Mono/Stereo/DSD盤(一番下)の比較。
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    英国Mono/Stereo盤のレーベルはこの通り。インナーも8角形になっている。
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    これらのように、オリジナルとの比較でDSD盤では写真の質が良くなり過ぎているが、音質的にも抜けが良くて解像度の高い、現代的な高音質になっている。

    ところで、このアルバムの英国Mono盤はStereo盤をそのままMonoにミックスしなおしただけなのだろうか?両者に目立つ違いが発見できず。


    ちなみに、当時のStereo盤LPでの音を比較すると、ぱっと聴いて良い音だなと思うのは英国盤でなく米国盤。左右の音の分離・広がりも英国盤よりも良い。
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    残念ながら選曲が違うため、低音域の比較にふさわしい「We love you」が収録されておらず、その点ははっきりしない。


    そして、日本盤も思ったよりも良い音で、音の感じは米国と英国の間に位置するように聞こえる。やや繊細さに欠けるか。
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    オーストラリア盤は、英国の原盤をそのまま使ってのプレスなので、英国盤に準じた音。
    ちなみに、僕の持っているLPはStereo盤で、表ジャケットにStereoの表示あり。コーティング処理もない。レコード取り出し口は外側。
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    最後に再びDSD盤だが、レーベルはオリジナルとは違ったデザインとなっている。
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    その他に、写真は撮らなかったが、ドイツ盤の8角形ジャケット(たぶん初版。ドイツ製で、表裏コーティングあり、レコード取り出し口が内側にあるタイプ)には、英国プレスのLPが入っていた。
    Boxed Deccaのレーベルが小さいタイプ。


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    No title

    JDさん、こんばんは。
    実はストーンズも結構好きなのです。

    さて、八角形ジャケット、買ってしまいました(笑)。US盤なのですが、1969のものか1981のものか(自分なりに調べた)、よくわかりません。

    LONDON
    NPS-3
    A面のランアウト→ZAL9133-5  T 
    B面  〃    ZAL9134-6  SXT(すごく薄く)
    Bell Sound sƒ

    盤面にある情報はこんなところです。もし何かお分かりでしたら教えてください。

    Re: No title

    Makoさん、こんばんは。

    > 実はストーンズも結構好きなのです。

    すみません、僕はほぼ60年代オンリーのファンです。

    > LONDON
    > NPS-3
    > A面のランアウト→ZAL9133-5  T 
    > B面  〃    ZAL9134-6  SXT(すごく薄く)
    > Bell Sound sƒ
    > 盤面にある情報はこんなところです。もし何かお分かりでしたら教えてください。

    僕は米国盤の8角形ジャケットでの再発盤は持ってないはずなので、オリジナルプレスと比較しますが、マトリクスがZALで始まるところやBell Sound刻印からして、初期盤で間違いないような気がします。



    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今日本では7インチ「シングル」盤のことを誤って「EP」と表示するような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲、3曲や5曲や6曲の場合もあり)意味のExtended Playingの略。どうかシングル盤とEPとを正しく使い分けて欲しい。

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