The Dave Clark FiveのCDなど

    いつもお世話になっているPOPOSUKEさんのブログ「Having a wild weekend」、「新自己満足レコード館」では、(最近では久しぶりに)連続してThe Dave Clark Five(略してDC5)のレコードが取り上げられている。

    僕は前回の記事でようやく重い腰を上げてちょっとだけDC5を紹介したのだが、彼らのCDを初めて購入してから20年近く経過するので、ちょっとだけ取り上げてみることにする。

    彼らのCDが正規盤として登場したのは1993年。
    当時、日本の音楽雑誌でも結構話題になっていた記憶がある。
    僕はちょうどその頃、このEPを手に入れてよく聴いていた。

    『The Dave Clark Five』
    dc5 (3)


    このEPには、彼らのEMI Columbiaでの2ndシングルの「Do you love me」(=Motown のContoursのカバー曲)のかっこいいbeat rockバージョンが収録され、さらに他の3曲も全く期待を裏切らないbeatが効いてコーラスも加わった格好良い曲ばかり。

    dc5 (6)

    実はこれを手に入れるまで、僕が知っていたDC5の曲と言えば、「Glad all over」他、本当に数える程度のみだった。しかも、知っていた数曲のうちあまり良いと思えない懐メロ的な曲「Because」がDC5の代表曲と紹介されることもあり、ああいう曲ばかりだと嫌だなと思っていたのが正直なところ。

    でも、60年代中後期の曲「You got what it takes」なんかはとても格好良かったし、古い雑誌で見たDC5はContoursと並んで写真を撮っていたりしていたので、黒っぽいグループであることを期待して買ったこのEPは大正解だった。

    これに気をよくして、一大決心をして買ったのがこの米国盤CD。

    『The history of the Dave Clark Five』
    dc5 (9)
    dc5 (13)

    輸入盤で3600円だったか3800円だったか忘れたが、そんな値段で、もし中身が大ハズレだったら本当にがっかりだなと思いながらレジに持って行ったのだった。
    でも、これを買っておいて良かった。

    予想もしなかったが、この後、期待されたオリジナルアルバムのCD化は行われず。
    結局、未だにこのCDを超える内容の正規盤は現時点で出ておらず。

    dc5 (18)
    *CDケースにはこのようなシールが

    当時、英国/日本で発売されたのは、1枚もののCD『Glad all over again』。
    dc5 (20)
    * 同名の2枚組LPが70年代半ばに米国で発売されたが、それとは全く収録曲が違う。
    dc5 (28)


    『The history of the Dave Clark Five』はCD2枚組で50曲収録だったことに対して、『Glad all over again』は26曲のみ。『The history of the Dave Clark Five』の50曲の中に『Glad all over again』の26曲全てが含まれているかと言えばそうでない。しかも同一曲でもmono/stereoの違いもある。
    dc5 (23)


    しかも、『Glad all over again』は、CDとLPとで、同一曲なのにmono/stereoの違いがある。
    一体どうなっているのか?
    dc5 (31)



    そのため、どれか1枚だけとなった場合、マニアックにDC5を聴きたければ『The history of the Dave Clark Five』、とりあえずDC5を手軽に楽しもうと言う場合は『Glad all over again』かな、と思っていた。

    2008年に発売された1枚もののCD 『the Hits』は『Glad all over again』の置き換えCDの役割をしていると思う。
    dc5hit.jpg


    ところで日本では、これら正規盤が出る前年に怪しげなCDが2枚発売されていた。
    そのうちの1枚がこれ(もう1枚は探したが見当たらず)。
    dc5 (33)

    90年代初頭、日本での音楽CD販売に関する法律が変わる際(あるいは制定される際?)数ヶ月の空白期間があったようで、原盤権を持っていなくとも、正規ルートでアーティストの許可を受けずとも、楽曲使用権だけ処理すれば発売できた時期が数ヶ月だけできた(とショップで聞いた)。
    その間に数多くのBootlegが普通に電気屋や本屋、中古屋などに並んだ。

    たぶん、その時期にこのCDも発売されたのだと思うが、詳しくは知らないので質問は無しにしてもらいたい(苦笑)。

    このCDは、初期~中期までのヒット曲を半数程度true stereoで収録。さらに、初期のレア音源を含む、マニアには結構重宝される内容だ。
    dc5 (35)

    Vol.2は続編で中期~後期の曲だったと思うが、すっかり忘れてしまっているので悪しからず。



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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    コメント

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    No title

    JDさん こんにちは

    私も正規のCDなら『The history of the Dave Clark Five』がベストな内容だと思います。
    ただ、後期の曲がちょっと少ないのが難点ではあります。
    それに最近はほとんど見かけなくなりました。

    その点、『the Hits』の方が年代ごとのバランスがとれているような気がします。
    今も簡単に入手可能ですし、入門用にはこちらの方が良いのかもしれませんね。

    それと怪しい国内盤CDですが、今でもネット・オークションなどで見かけることがありますけど、内容はともかくあのジャケットでは買う気が失せてしまいます(笑)
    でも、収録曲の半数がステレオとはちょっと驚きですね。

    Re: No title

    POPOSUKEさん、こんばんは。

    コメントどうもありがとうございます。

    >それに最近はほとんど見かけなくなりました。

    そうですね、『The history of the Dave Clark Five』は本当に見ないですね。
    日本ではあまり売れなかったのかもしれません。

    >その点、『the Hits』の方が年代ごとのバランスがとれているような気がします。今も簡単に入手可能ですし、入門用にはこちらの方が良いのかもしれませんね。

    今も入手可能というのは大きいですね。
    CD時代になってからは入手困難なんて、めったにない現象に変わったように思えます。にもかかわらず、DC5だけは相変わらずですからね。

    >内容はともかくあのジャケットでは買う気が失せてしまいます(笑)でも、収録曲の半数がステレオとはちょっと驚きですね。

    はい、確かにあのいいかげんなジャケットでは購入意欲が下がる一方でしょうね(笑)。ブックレットには日本語解説や日本盤レコードのdiscographyまで載っているので、それなりに力を入れて作ってますね。

    Re: No title

    ******さん、追加情報ありがとうございました。
    やはりそういう話でしたか。
    およそ推測していたのに近かったです。
    ああいう形にせよ、発売に関わった人達がDC5好きだったことは間違いないと思いました。
    商売よりも、そっちが先に立っていたような気がします。
    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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