Ogdens’nut gone flake Deluxe Editionその2/Small faces

    前回の続き。
    『Ogdens’nut gone flake』Deluxe EditionのDisc2の未発表音源について。
    写真が無く文章のみ。

    sfogdende (17)


    まず、1のタイトルtrackの初期Mono mix。
    今回、初めて聴いた。冒頭のカウントから入っている。

    4.Rene
    これはUKミックスとUSミックスとが混ざったようなミックスだ。
    USミックスでは、ボーカルがセンターで演奏が左右に分離。UKミックスではその逆で、演奏がセンターでボーカルが左右に分離。
    今回のミックスは、演奏もボーカルも左右に分離。

    7.Happiness stan
    Backing trackとあるが、リリース版とは違うデモ版のような気もする。

    8.Bun in the ovenはRolling overのことで、2曲入りMonoミックスダウンテープの写真がブックレットの中にある。
    歌詞はRolling overのままで、曲のタイトルのみテープボックスの記載がここでのタイトルのような曲名で表示されていた。
    内容的にはRolling overの別ミックス。
    そしてブックレットによると、これだけは初CD化……つまり既発音源とのこと。

    9.のThe flyは初登場のBacking trackのステレオ音源。
    しかし、これは以前紹介したこのアルバムに収録されていたミックスとほぼ同じだ。
    こちらが既発音源なのではないか?とも思えなくないが。
    音質は今回のもののほうが良い。

    10.Mad JohnもBacking track(Stereo)
    ミキシングはオリジナルステレオとは違っているので、今回新たにミックスダウンを行ったのか?

    12.Kamikhaziはアルバム未収録曲。Backing trackのみなのが非常に惜しい。歌が入っていればかなり格好良い曲になったとおもうのだが。
    ところでタイトルは「神風」なのだろうか?

    13.は80年代以降に発掘されたEvery little bit hurtsのスタジオバージョンの一つ。
    8曲目と同じテープに収録されていたMonoミックス。
    今回が初リリースとあるが、この曲のスタジオバージョンはいくつか発掘され、本当にそれらとは完全に別なのか自分ではわからない。ボーカルは初めて聴くような気もするが。

    14.はタイトルトラックを逆回転させたようなもので、Alternate takeとあるものの、たいして感激する音源ではなかった。


    とまぁ、内容的にはこの通り。
    さすがに驚くべき発掘音源は1曲目の別ミックスくらいだろうか。
    Backing trackに関しては、本来インスト曲として発表されていたものならまだしも…。

    もしかすると、いつか最終のマルチトラックテープが見つかって、そこからボーカルだけを取り出せるのであれば、これらのバッキングに最終ボーカルをかぶせた別バージョンも新たに生まれるかもしれない。


    最後に、前回の記事で述べたMono音源についても補足をしておく。
    昨日・今日と、大き目の音量で06年のMonoと12年のMonoを聴き比べたところ、音が違っていることに気づいた。音質と言うよりも音色が違う。

    当初は、06年用に盤起こしで作られたデジタルマスターを元にremasteringを施したと思っていたのが、そうでもなさそうだ。
    06年Monoの音色は僕の持っているMono LPと同じ音色なのだが、今回のは違うのだ。
    となると、前回は盤起こしだと決めつけて書いたものの、そうでない可能性もあると思えた。

    しかし、今回の2012Mono音源がオリジナルのアナログMonoマスターを使ったと言うクレジットはどこにも無い(Stereoに関しても同様)。

    それに加えて、曲の終わりのフェードアウト部分などで音が小さくなる際のノイズの除去処理が、盤起こし音源で行われる処理と非常に近いのだ。不自然な消え方をするように聞こえる。

    また、B面のHappines stanの物語は、A面ほどには強いノイズ除去を行っていないのだが、僕にはオリジナルマスターから制作された音には聞こえない。それよりも、盤起こしっぽい音に聞こえてしまう。

    と言うことで、真偽は如何ほどに?
    個人的には盤起こしだと思っている。


    元来、このアルバムは当時としては良い音で録音されていたと思うものの、マルチトラックの時点でのコンプのかけすぎか、音がのびのびとしておらず。オーディオ的には、常に飽和状態にあるような、常に限界の音で鳴っているような、そういう性質の音なので、本当の意味で良い録音とは思えない。聴き疲れしてしまう。
    そのため、CDでの再現は仮にオリジナルマスターテープからであったとしてもこんなものなのかもしれないが。



    それで思い出した。話は全く変わって恐縮だが、先日ずっと聞いていたBeatlesのAbbey roadにも同様の印象を受けた。
    特にPro use series盤の音の飽和状態はひどい。
    Abbey roadをずっと優秀な録音だと思い込んでいたのは、刷り込みによるものだったのかなと思えた次第。


    関連記事
    スポンサーサイト

    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    コメント

    Secret

    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    カレンダー
    05 | 2017/06 | 07
    - - - - 1 2 3
    4 5 6 7 8 9 10
    11 12 13 14 15 16 17
    18 19 20 21 22 23 24
    25 26 27 28 29 30 -
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QR