Roger来日 その3

    昨晩の名古屋公演でRogerのTommy公演は終了した。
    東京での2日目の公演から最後まで、全部で4公演を観たのだが、特に良かったと思ったのは横浜公演と最後の名古屋公演。

    会場で聴こえるPAからの音もホールのサイズや形、収容人数などでそれぞれ違っていたのだが、これについては最後の名古屋公演が一番良かった気がした。

    それにしても横浜の公演は観客との一体感と言うか、アーティスト側と観客側との盛り上がりの相乗効果で本当に素晴らしかった。


    横浜はWhoが初めて日本でのLiveを行った場所だけあって、東京の2日めよりも気合が入っていたと言うか、乗っていたというか、熱かった。

    Rogerは曲にのめりこみ過ぎて、2度も我を忘れてしまい、I can see for milesでは、合計で1.5回演奏すると言う珍しい状況になった(笑)。
    それと、マイク回しも東京よりも速度が速かった。それは横浜公演から速くなったと思ったが、どうだったのだろう?最後の名古屋公演はステージは狭い、観客は近い、と言うことでやりにくかったとは思うが、狭いステージでも上手に振り回していた(笑)。

    僕は4回ともだいたい10列目前後で、東京だけがほぼ中央、それ以外は右側か左側と言うあまり見やすくない位置の席だった。
    特に右側に行くと、Frank Simesのギターが大きく聴こえるのだが、ソロ(リード)になると、ディストーションがかかりすぎて何を弾いているのやらさっぱりわからず。
    特にSally Simpsonでのソロは4公演とも同じようなプレイだったと思うが、一体どんなソロを弾いているのか本当にわからなかった。

    そう言えば、東京公演ではタムの音がやたらと中音域が強くて、音がいまいちだなと思ったScott Devorsのドラミングだが、横浜以降の公演では音作りが良くなり、非常に良かった。69年のアルバムTommyのKeithのドラムのあの感じをうまく表現していると思った。

    それと、代打で参加したベーシストのプレイも日に日に良くなった気がした。
    最後の名古屋公演では、Sparksのベースソロのパートを完全にこなしていた。それ以前の公演ではFrank Simesがリードギターを弾いている最中に同時にソロパートを弾いていて、個人的にはどうしてあんなアレンジなのだろう?と不思議だった。今考えると、彼は曲をはっきりと覚えていない可能性もあって、完全には任せられなかったのかな?と推測している。


    話は変わるが、僕が見た4公演のうち、最後の名古屋公演のみで演奏されたのが、Real good looking boyとSimon Townshendのソロ曲。この時はSimonが歌うGoing mobileがカットされた。東京の初日でこれらが演奏されたかどうかは知らない。


    全ての公演が終わって振り返ってみると、GW突入と言う日程的な厳しさがあったにもかかわらず、こうやって日本で公演してくれたことは本当にありがたかった。

    それに前回のWho単独の日本公演は大阪、横浜、東京の3箇所と埼玉の4ヵ所でしか公演しておらず、名古屋は今回が初めてだった。次回はさらに西まで足を運んでもらいたい、つまり福岡あるいは広島あたりまで。
    *埼玉スーパーアリーナをど忘れしていた。あそこは見やすかった!


    最後になるが、実際に生でRoger Daltrey本人がアルバムTommyを再現するのだから、僕のようなTommy大好き人間にとっては本当に感謝感激の至福の一時だった。
    バンドとしての生演奏の完成度もVideoで何度も見た1989年のTommy Liveに劣っているとは思えない。特にSimon Phillipsのドラムよりも今回のScott DevorsのドラムほうがWhoの曲には合っていると思った。

    89年のLiveはWho名義ではあったが、Peteの耳の調子が悪かったためサポートのギタリストがいたりして大所帯だったので、演奏そのものはWhoにしては、かなり型にはまったような演奏だった。そう思うと、今回のRoger率いる5人編成のグループでの演奏は考えられうる限りにおいて最高のアレンジと演奏だったのだろうと思う。

    PS:大阪、名古屋の公演は東京・横浜公演よりも女性ファンの比率が低かった(苦笑)



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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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