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    Yeah! Yeah! Yeah! ドイツ・ステレオ盤のMixについて

    Beatelsの西独ステレオ盤は、「Please please me」にせよ「With the beatles」にせよ、英国ステレオ盤とは違うマスターテープが使われていたと考えられる。
    * 詳しくは過去の記事参照

    そして英国での3rdアルバムの「A hard day’s night」。
    これも例外ではなかったと言えるのではなかろうか?

    ahdger (18)


    このアルバムもMono/Stereoの両方が発売された。
    Mono盤を聴く限り、英国Monoとは違いが無いと思われる。

    ahdger (4)
    Mono盤はこのような緑色のOdeonレーベル。
    ジャケットデザインが英国盤とは違っている。ジャケットは表面のみコーティングあり。

    ahdger (8)
    裏ジャケットのデザインも違う。

    初回のステレオ盤は、Mono盤のジャケットにStereoシールを貼ったものでゴールドレーベルだが、僕は持っておらず。

    そして確実な年代は特定できないが、69~70年代初頃(?)に以下のタイプのレーベルに変更となってからの再発が冒頭に掲載したもの。
    ahdger (25)

    他にも70年代後期のプレスでレーベルが緑っぽいステレオ盤をこれよりも先に持っていた。

    この西独ステレオ盤の音は、英国ステレオ盤の音とは違って、独特の音をしている。
    英国盤はこれよりも見通しの良い、抜けの良い音なのだが、これは音の分離が英国盤よりも不透明で、若干エコーのかかったような抜けの悪い音をしている。
    そしてA-1のタイトル曲で耳につくのがシャー(あるいはジャー)と聞こえる高音。

    それは、盤質が悪いため音が歪みっぽいからだと最初は思っていた。しかし、この青レーベルも同じ音だったので、盤質でなく大元の音がそうなのだと気づいた。

    その後、この独特のミックスについて誰か何か述べていないか探し続けたが、誰も気にもとめないのか、目にすることはなかった。

    今回あらためてヘッドホンでモニターすると、英国盤にはないエコーのせいで、そのようになっているのではないかと思えた。そのエコーで高音の成分が、なんと言うかざらついた感触の音に変化している気がする。もしかしたらエコーを通した音が歪んでいるのかもしれない。シンバルの音が目立つ曲は、A-1同様の音となっている。

    当時、オーストラリア盤も英国とは別のカッティングでステレオ盤が出ていたので、そちらも確認したがそれは英国盤と似たようなもので、このドイツ盤のような独特の音ではなかった。

    米国では、サウンドトラック盤のLPは、United Artist社から発売された。
    そのステレオ盤は、Beatlesの音源についてはモノラル盤と同一で、間奏部分になると片方のチャネルの音量を大きくしてステレオっぽく見せかける新種の擬似ステレオだった。そのため、Stereoミックスは発表されておらず。
    ちなみに、Beatlesの演奏でないGeorger Martinのオーケストラは、ステレオ盤だとステレオミックスを採用。

    Capitolから発売の「Something new」にも数曲このアルバムからの曲を収録している。
    しかし、そのステレオ盤もドイツ盤のような音をしていない。
    *話はそれるが、「A hard day's night」を含む米国Capitolからのアルバムの登場は、赤盤まで待たねばならないし、赤盤収録の音源はMonoだったので、ステレオミックスは米Capitol盤には収録されていないと思われる。

    と言うことで、このおかしなステレオミックスは僕の知る限り西独盤のみ。
    そして、(僕は初版を持っていないものの)初版からずっと使用され続けたと思われる。

    ちなみに、マトリクス部分の文字はつぶされているのだが、A面YEX126-1、B面YEX127-1のように見える。これは英国盤と同じだ。

    冒頭に記したとおり、「Please please me」、「With the beatles」は、英国ステレオ盤とは違うマスターテープが使われていたと考えられるため、このアルバムのマスターも英国からのそのままではなかろうかと考えた。 

    もし、そのあたりご存知の方がいれば、何か情報が欲しいところだ。


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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

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    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今、世界で日本だけが7インチ「シングルSingle」盤のことを誤って「EP」と呼ぶような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲)意味のExtended Playの略で、両者は別の仕様だ。どうかSingleとEPとを正しく使い分けて欲しい。

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