Damned damned damned その3 仏・独盤

    今回はフランス盤とドイツ盤を紹介する。

    まずフランス盤。
    これがオリジナルなのかどうかは確実なところを知らないが、僕はこれが1977年にフランスで発売となったオリジナルではないかと考えている。
    damn4 (2)

    ジャケットは両面艶ありだがコーティングではないのでニス仕上げというやつか。
    damn4 (7)

    基本的にデザインは同じと言える。一番下にフランス国内ではBarclayからの配給とある。
    ジャケットはフランス製。


    damn4 (9)
    レーベルは国内再発と同様、レーベル中央と上半分のデザインは英国盤を踏襲。

    肝心の音質だが、英国オリジナルから低音域を少し薄めにしたような音。相対的に高音域が強く感じられるのか、あるいは英国盤よりも少し高音域が強いかも。
    全体の印象としては、音に勢いがあり、あと少しで英国オリジナルに近づけたのだが…残念。


    そして、不思議な音源が使われているドイツ盤。
    damn4 (17)

    僕は新品同様のものを5年ほど前にebayで米国の出品者から手に入れた。
    てっきり米国盤だと思ってのことだった。
    そのせいか、シュリンクがかかっている。

    damn4 (19)

    この写真でわかるかどうか……ジャケット写真の画質は表裏ともに、英国オリジナル以上に品質が良く鮮明。

    このドイツ盤は2ndプレス以降ではなかろうかと思っている。
    と言うのも、裏ジャケット右下のStiffロゴの色使いと下の英文が英国オリジナルや先ほどのフランス盤とは異なり、前回の国内盤LPと同じになっているため。

    damn4 (22)
    *左から仏、英、独

    レコードはDMM技術で有名なTeldec社による製造とある。
    僕などTeldecプレスと聞くと、それなりに高音質プレスだろうと期待してしまう。
    ところが、初めて聴いた時はがっかりさせられた。なんだか高音域が中途半端に思われたからだ。それはB面から聴いたせいだった。後に聴き直してわかったのだが、B-1の「New rose」の出だしの音質があまりにもひどい。

    レーベルはこの通り。全然デザインが違う。
    damn4 (25)

    Stereoとあるがmono。

    一体これってどうしてmonoなのか?情報が何もなくわからない。
    それこそラフミックスのマスターが間違って送られてしまったのか?

    「New rose」の音質は曲の冒頭が一番ひどい。しかし不思議なことに、曲によっては英国オリジナルよりも後の再発で聞かれるようなナローっぽくない普通の音質に聴こえるものもある。

    そして、数曲はあきらかにステレオ盤の片方のチャンネルが大きめにミックスされている。
    ダブルトラックのボーカルがステレオ盤では左右に分かれている「Fish」は左チャンネルのみか?ボーカルがシングルトラックになっている(右の歌は途中声が聞こえなくなるので使われなかったのか?)。
    逆に「See her tonight」は右チャネル主体か?リードギターの音が小さく、ボーカルがほとんどシングルトラックに聴こえる。
    これを別Mixと受け止めるのは個人的にはどうにも抵抗がある。

    と言うことで、このドイツmono盤はコレクターやマニアにしかお勧めできない。


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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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