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    Beatles/ドイツ盤 Die Beatlesのステレオ盤 再び その4 再生速度

    前回の続きだが、今回は再生速度だけに絞って比較結果をお伝えする。

    まず、新たに次の2枚のLPから取り込みを行った。

    ●英国盤LP 2マーク マト2/3 リムがEMI~で始まるタイプppmmt3 (6)

    ●ドイツ盤 マト1 *Miyabiさん情報で1stプレスで間違いないとのこと
    * 写真は過去の記事参照

    取り込んだAudioデータを並べると次の通り(前回同様、Do you want to know a secretで比較)


    Dywksvolume.jpg
    *クリックで拡大する。再生速度が速いと尺が短くなる(左右の幅が短いものが速い)。

    前回記したように、ドイツ盤マト2と2009RemasterCDとは再生速度が同じ。

    英国盤LPは、マト1の次にB面マト2もコンプリートガイドによれば存在するようだが、僕の持っていた2マークは2枚ともマトA-2/B-3だった。
    *2/18追記:マト2/2の盤も持っていたと判明。

    リカッティングされたマト3は、限りなくドイツ盤マト2に再生速度が近いが、微妙に速い。

    ドイツ盤マト1は英国マト1よりも遅いが、この中ではその次に速い。

    結果として、再生速度が速い順から次の通り。

    英国マト1>ドイツマト1>英国マト3>ドイツマト2=2009CD

    この結果からして、英国マト1をカッティングする際のマスターテープ再生デッキは何らかの理由で録音速度よりも速かったことは確実だ。
    *これに似た話はよくある話で、有名なものではMilesの「Kind of Blue」やStonesの「Beggars Banquet 」などがある。



    ここで、英国盤LP 2マーク マト2/3の音について少し補足する。

    このLPではマト1にあったB面の「PS I love you」での数秒間の音のこもりが無い。あれはマスター再生デッキのヘッドに偶然にもその間だけごみが付着したとしか考えにくい(同じマスターがマト3でも使用されているならの話)。

    けれどもA面は逆に、マスターテープ再生デッキのヘッドのアジマスずれが原因と思われる高音域の再生不安定が発生していて、A1「I saw her standing there」は、なんとも聴き辛い。*持っている2枚とも同じ。
    ただし、これは使用カートリッジによっては気づかないかもしれない。


    最後にこのLPのジャケットを。
    ppmmt3 (1)
    70年代のプレスで、表は右上のStereoが初期盤と同様のLargeロゴ復活。
    ppmmt3 (2)
    裏はコーティングされていないし、折り返しもない。中央下にMono/Stereo両方のカタログNo.が記載されたタイプ。しかし、この時期はMono盤のプレスはなされておらず。昔から不思議だった。

    今回はここまで。


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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

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    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今、世界で日本だけが7インチ「シングルSingle」盤のことを誤って「EP」と呼ぶような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「シングル」は片面1曲、両面で2曲収録。「EP」はシングルよりも曲数を多く収録する(標準は4曲)"Extended Play"の略。両者は別の仕様だ。どうかSingleとEPとを正しく使い分けて欲しい。

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