Beatles/Let it be その3 国内AP盤

    またBeatlesのアルバム『Let it be』の話。
    前回の記事で国内盤LPのラウドカット盤と書いたが、それが出てきたので紹介したい。

    lib12.jpg
    『Let it be』国内盤のAP規格盤を3枚持っているが、シングルジャケットの型番AP9009(重ねた一番手前)は初回の箱セットに入っていたものだと思う(これと別に国内盤の箱セットも持っているのだが、まだでてきておらず)。
    それ以外の2枚はともにAP80189の型番。
    アカデミー帯がついたものは瓢箪帯だったか。破れてどこかに行ってしまった。
    もう1枚(重ねた一番下であまり見えないやつ)は中学生の頃に最初に買ったLP。


    裏を見てわかったが、AP80189の値段が発売時期の違いで2種類ある。2000円のと2200円のだ。
    lib12 (1)

    2000円のが帯つきで、これがラウドカットと呼んだもの。

    このレコードはランオフ部分に押されてあるJISマークがわざわざつぶされている。何らかの理由で適合しなかったのか。
    JIS.jpg

    ちなみに国内AP盤のラウドカットの話は昔、tamachiさんのHP(今は残念ながらつながらない)で『Revolver』が紹介されていた。
    その際のレコードの見分け方は、レコード盤のJISマークがつぶされているという点だった。
    僕も手持ちのレコードで音の違いを発見し、JISマークを調べたらつぶされていたので同じ種類の盤と判明した次第。

    ところで3枚の盤を良く見ると、全てカッティングが違うことがわかる。
    まずA面。重ねた一番上は、AP9009で、これだけランオフ部分が小さく、ぎりぎりまで音溝を刻んでいる。
    lib12 (3)

    B面を比較すると、逆に重ねた一番下、2200円のAP盤のランオフ部分が小さく、ぎりぎりまで音溝を刻んでいる。
    lib12 (4)

    ここから判断すると、毎度再発の度にカッティングし直ししていたことになる。
    そのため、エンジニアによって微妙に音に変化が出たと言うことか。

    発売順にAP9009をAP1、帯付きをAP2、2200円をAP3として、A面1曲めの「Two of us」での音量と周波数の波形を比較した。

    上から順にAP1、AP2、AP3で、やはりAP2の音が大きいことがわかる。
    *それぞれL/Rチャンネルの順、波形の幅が広い方が音が大きい。クリックすると拡大。
    letitbeAP比較音量

    周波数を見ると、それぞれに違いがあり、超低音域は聞こえないが、超高域部分(15KHz以上と思われる)あたりで差が激しい。
    letitbeAP比較周波数

    今回比較した限りでは去年カートリッジを変える前ほどには3枚の差を大きくは感じなかったので、カートリッジによって、そのあたりの再現が大きく違う場合もあると思われる。

    ちなみに、中学の時に買ったもの以外の2枚は中古でそれぞれ500円だったと思う。

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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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