Beatles At the Hollywood Bowl 再び

    先日、Yellow dogから出ていたBeatles の Hollywood Bowl 公演のCDを手に入れた。

    HBowl (1)

    これは以前の記事で紹介したCDとは違って、1枚のCDに64年の音源がMonoで、65年8月30日の音源がStereoで収録されている。

    HBowl (2)


    以前紹介したCDは Midnight Beat から発売のこれ。
    hwcd

    2枚組みで、64年の録音、65年の2日間の録音、どれもStereo収録されていた。
    hwcd2

    大元の録音ソースは、言わずと知れた米国Capitol record社による正規のLive録音だ。

    3トラックのレコーダーで収録され、Midnight Beat盤を聞いて判断するなら、3つのトラックは次のような割り振りがなされている。
    * トラック番号はあくまでわかりやすいようにつけただけで、実際のテープがどうなのかは不明。

    トラック1 John ,Georgeのギター、Johnのオルガン
    トラック2 RingoのDrums、PaulのBass Guitar
    トラック3 3人のボーカル

    歓声はどのトラックにも録音されている。音を聞く限り、客席にマイクが向けられていたとは思えない。ステージまで届いた歓声がそのまま楽器収録用のマイクを通じて録音されたのではなかろうか。

    Midnight Beat盤は、マルチ・トラック・マスターに対して歓声の周波数帯域を下げ気味にしてある(特にトラック2、トラック3)。そのためドラムのシンバルがあまり目立たない。ギターが収録されたトラック1では、そのようなイコライジングをしてしまうとギターの音がこもってしまうため避けたようだ。
    おかげで、このトラックからの歓声が一番大きく感じられる。

    ただいずれにせよ、Midnight Beat CDに収録の音源はラフ・ミックスであり、僕には演奏よりもボーカルの音量比率が大きすぎるように思える。

    HBowl (5)

    さてこちら、最初に紹介したYellow dogからのCDだが、1965年の音源を比べると、こちらはMidnight Beat盤よりも若干再生速度が速い。そして、2トラックにミックスダウン済みの音源に対するイコライジング処理がなされているように思えた。中域が薄く高域が強めだ。

    最初はそれぞれのCDで、同じミックスを使っているのかと思った。
    しかし、ボーカルの定位をMidnight Beat盤に合わせて中央よりにバランスさせて比較したところ、左右の音量が違うことから、これは別のミックスを使ったものと思われる。もっと古い2トラックミックスを使ったのだろうか?ただ、正規LPのBeatles At the Hollywood Bowlとは違ったミックスとなっている。

    64年のMonoミックスについても、Midnight Beat盤をMonoにしたのとは違うように思う。
    *ちなみに、発売年はYellow dog盤の方がMidnight Beat盤よりも数年早い。

    これはもしかすると当初1964年に発売が予定されたCapitolの純正Monoミックスなのだろうか?
    残念ながら本当のところは僕にはわからない。
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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

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    No title

     うちのyellow dogはdigi packになってます。懐かしい作りです。

    YDのが再生速度が速いんですか。ブートは結構そうゆうのがありますね。さっき棚を見ていたら、beatlesのブートが結構あって、そういえば最近はとんとご無沙汰してたなと思いました。

    Re: No title

    pinkislandさん、こんばんは。
    コメントどうもありがとうございます。

    >うちのyellow dogはdigi packになってます。懐かしい作りです。

    あ、そうだったんですか。
    そう言えば、他のYDのタイトルでも、僕のはプラケなのに中古屋ではdigi packを見かけたことがありました。
    個人的にはdigi packは取り扱いが楽で良いと思います。
    プラケはよく割っちゃうんですよ。

    > YDのが再生速度が速いんですか。ブートは結構そうゆうのがありますね。

    そうですね。
    結局マスターソースの音質が一番良いものを手に入れたいのですが、そういう情報を僕などあまり知りません。

    >さっき棚を見ていたら、beatlesのブートが結構あって、そういえば最近はとんとご無沙汰してたなと思いました。

    結構お持ちですか。うらやましいです。
    僕は、実はBeatelsのライブ録音をこっそりと集めているのですが、ここ数年新たな音源が出ていない気がしています。と言って、ブートCDはほとんど中古でしか買っていないため、中古屋での在庫状況からの判断でしかないのですが。

    BeatlesもそろそろZappaやDylan同様にオフィシャルブート扱いでLive音源の蔵出しをしてもらいたいものです。
    Studio録音ものについては、正直、もう興味がないです。勝手なRemixをされても素直に喜べません。
    それよりも当時のオーディエンス録音あるいはラジオ局の独自録音でもかまわないので、できるだけCompleteなLive音源の発表をして欲しいです。録音バランスが悪く、演奏だけで歌が聞こえない録音でも聴きたいです。
    3ヶ月に1枚のペースで、1枚のCDに2公演(60分程度)の収録であれば非常に嬉しいです。
    そんな時代が早く来て欲しい。
    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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