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    Stereo Sound誌

    僕が購読しているオーディオ雑誌は、「Stereo Sound」誌ぐらいで、その他は買ったり買わなかったりだ。(「Stereo Sound」誌も買い忘れることもあるが。)

    ssound.jpg

    その「Stereo Sound」誌だが、まるでカタログの集成みたいな点と価格には☆星一つと言ったところだが、書かれている記事やコラムなどには☆☆☆星3つつけてもおかしくないと思ったことが何度もある(他のオーディオ誌で同様のことを思ったことはほとんどない)。
    特に菅野さんの書かれた文章には何度も感動した。前号から執筆されていないが非常に心配だ。

    菅野さん以外にも、「Stereo Sound」誌で愛読している連載がある。そのうちの一つが嶋護さんの「嶋護の1枚」だ。
    ssound (2)
    *文章は読めないようにしてあります。


    CDの音圧獲得合戦についてのラウドネスウォーについては、この連載で初めて知ったし、連載外だったか?Beatlesのレコーディングに関する膨大な資料本「Recording The Beatles」についても嶋さんの紹介記事で知って、すぐに米国にオーダーした。

    さて、今号で取り上げられた話題は、昨今流行(?)のフラットトランスファーについてだ。

    メインの話はユニバーサルから出たSHM-SACD盤の「Who’s next」を取り上げているが、話の導入は、Beatlesの「Please Please Me」のMono、Stereoのミックスダウン、マスタリングの話、続いてドイツ・ステレオ盤の興味深い話から始まる。

    「Please Please Me」のドイツ・ステレオ盤のミックスについては、以前、「Nora's beatleg blog」の野良さんに教えてもらった話だ。


    嶋さんの今回の記事でのポイントは「マスターテープのサウンドをそのまま移したフラットトランスファーは、だからと言って、良い音が約束されるわけではない」と言う点にある。僕も同様に感じている。
    その点、今後のSHM-SACDに何とか反映してもらいたいものだ。

    今回の記事の中で一つ気になる文章がある。
    それはWhoの1stアルバムについて書かれた次の部分

    「『マイ・ジェネレーション』は元々ステレオマスターも存在していたにもかかわらず」

    これは3トラックで録音されたセッションマスターのことを指しているのだろうか?そうとしか思えないが、実は「My Generation Deluxe Edition」以前にステレオにミックスダウンされた曲が米国MCA盤で発表されているのも事実。

    と言っても、米国盤「The Who Sings My Generation」に収録されなかった「I’m a man」と、最終的にアルバムから漏れた当時未発表だったカバーナンバーが2枚のアルバム「Who’s missing」「Two’s missing」に収められた。
    シングルB面曲として発表された「Daddy Rolling Stone」も初のステレオミックスだったと記憶している。


    今季号の「Stereo Sound」誌はまだ手に入るので、興味があればご一読のほどを。


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    テーマ : DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材
    ジャンル : 音楽

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    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今日本では7インチ「シングル」盤のことを誤って「EP」と表示するような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲、3曲や5曲や6曲の場合もあり)意味のExtended Playingの略。どうかシングル盤とEPとを正しく使い分けて欲しい。

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