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    「John Mayall with Eric Clapton」

    JandE (22)

    このアルバムは、そもそも音が良いとして知られていたわけでなく、ギタープレイの良さで知られていた。

    僕が最初に買ったCDはこれ。
    JandE (24)

    80年代に出た初CD化の盤。
    ここにはオリジナルどおりの12曲のみがステレオ音源で収録されていた。

    前回の記事では紹介しなかったが、ステレオ仕様のLPも何種類か持っている。
    英国かオランダの(80年代?)再発盤、米国盤(70年ごろのプレス?)、米国再発盤(70年代後半?)、数年前に出た高音質ロシア盤、そして日本でのセカンドプレス?(1969年)のキングレコード擬似ステレオ盤。
    そのうち最もよく聴いたのがCDを買うまで聴きまくっていた国内擬似ステレオ盤だった。擬似ステレオと言うものの、ほぼモノラルだ。

    その後、まともなステレオミックスの盤を購入したら音がスカスカでがっかりしてほとんど聴かなかった。

    しかし、このCDは同じステレオなのにスカスカな印象がなかった。
    なので、CDでは一番良く聴いた盤だ。

    90年代になり、英国でCDが再発された際に、Mono/Stereoの両方の音源が収録され、それを購入。
    さらに、同一音源を使った国内紙ジャケットCDも出たので、それも購入した。

    JandE (27)

    ここに掲載してない英国盤CDは良く聴いたが、この紙ジャケット盤はほとんど聴いていないので、音質についての印象が無い。

    その後、Deluxe Editionが出たので、これはすぐに購入した。
    JandE (28)

    Mono/Stereo以外の未発表音源などを含む2枚組みとなり、まさに決定版(盤)だと思った。
    にもかかわらず、これも買った当初以外ほとんど聴いておらず。

    今振り返ると、新装版が出るたびに買っているものの、聴く回数は減少傾向にあるようだ。
    それをちゃんと振り返りもせずに、SHMと言う素材を使ったSHM-CDとして再度Mono/Stereoの1枚ものが出たので、それも買ってしまった。

    JandE (30)

    初期のSHM-CDは豪華なクリアケースに収納されていた。
    同じ音源を使っている紙ジャケット盤と音質を比較したが、SHM素材を使うことで圧倒的に音が良くなったと言う印象は受けなかったものの、中音域の密度が向上したようには思った。
    価格上昇分の価値があるかどうか、僕個人の最終結論は保留のままだ。

    JandE (34)
    このCDは、Audio Fidelity社による高音質マスタリング盤で、マスタリングエンジニアはKevin Grayだ。左下に謳ってあるように、オリジナルマスターテープのダイナミックレンジをあますなく収録するために、コンプレッサーやリミッター、マキシマイザーなどを使わず、音圧稼ぎのマスタリングとは一線を画したリマスタリングとなっている。

    低域の再生音については、他のMono音源CDよりもオリジナルアナログ盤の音に限りなく近いと思う。
    他のMono音源CDでは(おおげさに言えば)重低音風の音に改変されているが、アナログ盤はそのような音ではない。
    しかし、高域についてはこのCDよりも他のMonoCDのほうが近いと思った。アナログも高域は強めになっているのに対し、このCDではそのあたりバランスを考慮したのか補正されている。
    なかなかうまくいかないものだ。

    ちなみにこのCDはMono音源しか収録しておらず、12曲入りとなっているのが残念だ。
    JandEsmall.jpg

    最後に、ユニバーサルから発売されているSHM仕様のSACD。

    JandE (36)

    これは昨年購入し、購入日に聴いただけだった。当初は国内保管のマスターテープを使用予定だったそうだが、結局、英国Deccaのオリジナルマスターが使用され、英国でDSD変換されたようだ。これも残念なことにStereoのみ収録でMonoが無い。

    JandE (43)

    当初の印象は、ものすごくセパレーションが良くてびっくりしたものの、あまりに低域が薄くなかろうか?とネガティブな見方だった。しかし、今回他のCDやオリジナルLP(モノラルだが)などを聴いた後にある程度の音量で再生して確認し考えが変わった。
    このSACDは、やはり音質的には最高の部類に入るStereo盤ではなかろうかと思った。

    僕自身、1969年の英国オリジナルStereoLPを持っていないのでわからないが、モノラル盤での低音の出方から察すると、ステレオ盤はこの程度だったのかもしれない。

    CDではそのあたり補正補強されている(と思う)ので、音質は劣るが低域もしっかりと出てくる音で聴きたければDE盤CDを聴けば良いと思う。

    と言うことで、このアルバムが大好きでSACD盤の再生環境がある方は、このSACDを一度は耳にしてもらいたい。
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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

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    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今日本では7インチ「シングル」盤のことを誤って「EP」と表示するような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲、3曲や5曲や6曲の場合もあり)意味のExtended Playingの略。どうかシングル盤とEPとを正しく使い分けて欲しい。

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