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    「My Generation」クラシックレコード社の高音質レコード

    2005年に高音質レコードで有名なクラシックレコード社から、「My Generation」もリリースされている。当時は200g盤と150g(140g?)盤の2種類がリリースされた。当然、モノラル盤だ。

    00mygen2 (2)

    発売当時の話では、このレコードの大元のマスターは、英国オリジナルアナログマスターとのことで、カッティングからプレスまでの工程に一切デジタル変換を使っていないとのこと。

    マスタリング~カッティングは有名なバーニー・グランドマン・マスタリングにて行われている。

    A6のタイトル曲のみシングルマスターを使用したのか、英国オリジナルアナログでは音質劣化が気になるこのトラックに音質劣化は感じられない。

    今回、SACDのモノマスターとの比較のために久しぶりに聴いた。
    このレコードの音はオリジナル英国盤よりも情報量が多く、音が分厚いが、歪が少ないせいかオリジナル盤よりもきれいに聴こえる。そのあたり、オリジナル盤の荒っぽさが恋しい人には物足りないかもしれない。

    しかし、SACDやこのレコードを聴いた後ではオリジナル盤は(それらと比較すると)音が悪いなぁと思えてしまう。

    ただ、このレコードは一見しただけでは、単なるリプロ盤に見えなくもない。
    表ジャケットの写真は記憶にあるリプロ盤よりもぼやけてはいない。しかし、裏ジャケットの写真はぼやけている。*写真ではわかりにくいが。
    00mygen2 (9)

    情報が少ない中古レコード屋ではリプロ盤と間違えて安価で売られている可能性もある。

    もし当初LPが入れられていた外装ビニールが使われていて、そこにクラシックレコード社のシールが貼られていれば一目瞭然。
    00mygen2 (11)

    そうでない場合、裏ジャケットの一番下にこのような記載があればこのレコードだ。
    00mygen2 (5)

    レーベルの外周でも同様に見分けが付く。
    00mygen2 (21)

    ところで、2008年に世界で初めて英国オリジナルMono仕様のCDが日本で発売された時、そのCDのマスターにはこのクラシックレコード社用のマスターが使われたと言う噂があった。

    そして今回のSACDには、まさに2005年にオリジナルアナログマスターを96Khz/24bit変換したデジタルマスター用いてDSD変換(=SACDはPCM方式でなく、DSD方式のため)しているとある。

    そして、その音を聴く限り、クラシックレコード社のLPと今回のSACD(あるいは2008年のCD)とは音の作りが違うというか、音の傾向が違うというか、LPはよりアナログらしいマスタリングが施されていることから、やはり、全てアナログプロセスで制作されたのだろうと思う。デジタル変換も同時に行われたと思うが。
    *2008年のCDのライナーによると、アナログマスターからのデジタル変換(flat transfer)はバーニー・グランドマンによって行われ、そのデジタルマスターをジョン・アストリーがリマスタリングしたとのこと。

    では、2003年に発売されたSACDに収録のモノラルマスターの2曲は一体いつデジタル変換されたのだろう?
    クレジットから判断すると、2002年だ。

    それが理由だろうか、「My Generation」だけを比較したが、音が違うのは確かだ。
    2003年版SACDのほうが音が平板に聴こえる。
    しかし、決して音が悪い印象では無い。






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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

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    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今日本では7インチ「シングル」盤のことを誤って「EP」と表示するような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲、3曲や5曲や6曲の場合もあり)意味のExtended Playingの略。どうかシングル盤とEPとを正しく使い分けて欲しい。

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