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    Goodbye/Cream

    そうか、このアルバム名は『Goodbye Cream』でなく『Goodbye』だったのか!
    まさか今の今になって気づくとは……。

    Creamの解散後に最後のオリジナルアルバムとして発売された『Goodbye』(69年2月発売)。

    GBycream69 (25)
    *米国オリジナル盤(英国盤が見当たらず……)



    英国では前作までmono/stereoの両方で発売されていたが、このアルバムからはstereoのみの発売。

    アルバムの構成は、A面2曲がライブ、続くB面1曲目もライブ、その後の3曲はスタジオ録音となっている。

    僕はこのアルバム、スタジオ録音曲のみFMエアチェックで何度も聴いていたので、それら3曲については1stの『Fresh cream』収録曲と変わらないほどに好きだ。

    ライブの3曲も、個人的には『Wheels of fire』のライブ録音曲と変わらぬほどに好きだけれど、昔は「Politician」は苦手な曲だった。今も得意なほうではないかもしれない。
    ライブ曲では「I'm so glad」がやっぱり好みだ。

    GBycream69 (22)
    *見開きジャケットだが、内側はイラストなので割愛

    前回の『Goodbye Tour Live 1968』で記したように、そのライブ録音の3曲は1968/10/19、Los Angeles Forumでの演奏を収録している。

    不思議なことに、Amazonのレビューではそれをフィルモアでの録音と記している人が多い。けれども、オリジナルLPや初期CDのどこにも録音日や場所は記されていない。
    日本盤LPのライナーなどでフィルモア録音と記されていたのだろうか?

    スタジオ録音曲には、有名な「Badge」が収録されている。
    個人的には、他の2曲「Doing That Scrapyard Thing」、「What a Bringdown」も同じぐらいに出来の良い曲だと思うので「Badge」だけが飛び抜けて知られているのは単純にBeatlesファンの後押しのせいのように思っている。

    George Harrisonが曲作りや演奏に参加しているだけでそうなるのだから、Beatlesファンの絶対数の多さは他のグループやソロアーティストのファン数と比較にならないのだろう。

    とは言え、それは当時からなのかもしれない。と言うのも、人気を受けて米国で、次いで英国でもシングルカットされたのだから。

    GBycream69 (13)
    *プロモ盤

    その「Badge」だけど、途中のブレイク後に入るレズリースピーカーを通したギターリフ(Ericが弾いている)は後のGeorgeのソロ作「Here comes the moon」に登場するリフを思わせるし、曲の一番最後の繰り返しパートで繰り出されるJack Bruceの速弾きBassは、そのまま今度はBeatlesの「Old brown shoe」の速弾きBassにつながっているような気がして面白い。
    あのBassプレイってPaulなのかGeorgeなのか?ちょっと気になってしまう。


    『Goodbye』の再発LPのうち、2008年に出たVinyl Loversからの再発LPは、ライブ3曲の音源を一新していて「I'm so glad」の曲紹介から始まる音源に差し替えされている。

    GBycream69 (11)
    *Vinyl Lovers再発LP、最初は見開きジャケット、後にシングルジャケットに

    これって、もしかして何度か再発されたremaster CDからそうなったのかもしれないが、僕自身、CDは昔のしか持っていないので何とも言えない。

    GBycream69 (7)
    *Goodbyeの文字がエンボス加工(クリックで拡大)

    さらには、収録曲数をオリジナルの6曲から11曲にまで増やしている!
    こうなると、別のアルバムのようだ。

    GBycream69 (4)
    *収録曲(クリックで拡大)


    PS
    過去に紹介したLPボックスセットも比較に聴いてみたが、やっぱり低域がブーストしてあって、駄目駄目な音加工にしか思えなかった。





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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : レコード LP stereo 米国盤 Cream クリーム Goodbye

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    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今、世界で日本だけが7インチ「シングルSingle」盤のことを誤って「EP」と呼ぶような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲)意味のExtended Playの略で、両者は別の仕様だ。どうかSingleとEPとを正しく使い分けて欲しい。

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