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    『Arthur』オーストラリア初版に別ミックス曲収録

    この1週間、忙しくて更新の時間が取れなかった。

    それでも、今月に入っていくつか取り上げたいことがあったので、今回はこれを。

    arthurOZ (16)

    過去に一度軽く紹介したKinksの名盤『Arthur or the Decline and fall of the British Empire(以下は略してArthur)』のオーストラリア初版。




    別のレコードを探してレコード棚を調べていて、偶然目に留まったのが『Arthur』のオーストラリア初版だった。

    もう何年も聴いていなかったし、ジャケットや盤がオーストラリア国内製だったか英国製原盤だったかも忘れていた。
    それで気になって、ひっぱり出した。

    覚えていなかったが、レーベルも盤面もきれいだった。
    両面のrun-off部分があまりにも余裕がないことから、豪州独自カッティングなのはわかった。

    arthurOZ (2)
    *レーベル

    ジャケットも裏面を見ると、豪州独自印刷なのがはっきりした。

    arthurOZ (11)
    *ジャケット裏面

    盤がきれいなので、どんな音だったかおさらいしようと聴いてみると、B面を上にしてしまったようで「Shangri-La」からスタート。
    すると、これほど生々しかったっけ?と思えるほどオンマイクの歌声(・・・そう聞こえた)、しかも定位が左側に位置するように聞こえる。

    普段座っている椅子は回転するので、体を動かして正しい位置を探ると、歌声はセンターと左スピーカーの間ぐらいに定位しているようだ。

    「Shangri-La」ってこんなだったっけ?と、聴き終わってから、英国オリジナル・ステレオ盤や近年プレスで確認したが、歌声の音量や定位は完全に違っている。ハープシコードも音量が違う(大きい)気がする。

    推測するに、最終ミックスとは違う没ミックスが使われてしまったのではなかろうか。具体的には、歌声の音量レベルの設定あるいは割り当ての設定ミスっぽい。

    音量の違いや定位の違いだけなので大して面白みは無いものの、今のところこのLPでしか聴けない没ミックスだと思う。

    arthurOZ (8)
    *ジャケット内側

    ほかの曲も一通り聴いたが、自分では「Shangri-La」しか違いはわからなかった。

    そうそう、肝心の音質だが英国盤よりも劣る。1~2世代は進んでしまったような音に聞こえる。コピーマスターに違いないだろうし、マスターテープの再生音質もいまひとつだったのだろう。




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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : レコード LP stereo キンクス Kinks 豪州 オーストラリア

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    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今、世界で日本だけが7インチ「シングルSingle」盤のことを誤って「EP」と呼ぶような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲)意味のExtended Playの略で、両者は別の仕様だ。どうかSingleとEPとを正しく使い分けて欲しい。

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