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    Right Now!/Righteous Brothers

    これもつい最近、ようやくステレオ盤を手に入れた。
    1963年発売、Righteous Brothersの1stアルバム『Right Now!』。

    RB1st (5)
    *米国オリジナルステレオ盤(64年以降のプレス)




    僕が『Right Now!』のモノラル盤を入手したのは90年代半ば。
    その当時、僕はまだモノラル>ステレオと言う感覚でいたので、Righteous Brothersのアルバムに関しても、できればモノラル盤を入手したいと思っていた。

    だから、『Right Now!』についてはそれで満足してしまっていたのだった。その後、オーディオをグレードアップして行き、50年代や60年代などの録音作品のステレオ盤に思いがけないステレオ空間再現を発見して以来、ステレオ>モノラルという現在に至る優先順位ができあがった。

    このLPのステレオ盤を探すようになってから15年ほど経過してしまったが、その間に日本での彼らの人気は盛り上がることもなく、おかげで15年前の半額ぐらいで購入できるようになった。

    中古市場では、作品の質と価格は比例しておらず、帯付きや売れなかった作品としての希少性が価格を想像外の高額レベルに押し上げており、僕のようなそういうものを求めない人間にとっては、ものさえ見つけられれば購入できるありがたい状況と言える。

    RB1st (8)
    *ジャケット裏面

    『Right Now!』にはロックの古典と言うべきRighteous Brothersオリジナルの「Little Latin Lupe Lu」や「My Babe」を収録。
    残念ながら前者は擬似ステレオだった。true stereoは存在しているのだろうか?
    同様に「I'm So Lonely」も擬似ステレオ。他の曲は全てtrue stereoで収録。

    けれども、せっかくのtrue stereoでありながら、半数ほどはそれぞれのトラック間での音のかぶりがほとんど感じられぬほどなので、前述のような思いがけぬ空間再現がないのが残念。ほとんどの曲がスタジオでのライブ録音だと思われるのだが。

    オーディオ的には「Georgia On My Mind」のような、演奏をステレオで収録したものは価値がある。

    RB1st (13)
    *レーベル

    それにしてもこのアルバム、聞かせる曲と勢いのある曲をうまく配置してあり、僕には非常に楽しめる内容になっている。

    以前にも記したが、このアルバムを含むMoonglow時代が個人的には一番好きな時代で、このアルバムに収録された「Let The Good Times Roll」「Koko Joe」のような彼らのエネルギッシュな歌いっぷりを味わいたいのなら、この時代こそがベスト。

    その後は時代の変化に合わせて、大人向けというかしっとり系の曲が増えていき、せっかくの持ち味が低下していくからだ。


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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : レコード LP stereo 米国盤 ステレオ Righteous Brothers ライチャス・ブラザース

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    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今、世界で日本だけが7インチ「シングルSingle」盤のことを誤って「EP」と呼ぶような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲)意味のExtended Playの略で、両者は別の仕様だ。どうかSingleとEPとを正しく使い分けて欲しい。

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