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    The Flying Machine

    昨年初めて買ったFlying Machineのレコードがこれ、

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    *米国オリジナル盤

    1969年に米国で発売された彼らの1stアルバム『The Flying Machine』。


    Flying Machineと言うバンド名は全く記憶になかったが、彼らのヒット曲のひとつ、邦題「笑ってローズマリーちゃん」はタイトルだけは聞いたことがあった。

    いや、もしかしたらそれこそ10代の時にラジオで耳にしていた可能性は高い。と言うか、1970年に日本でもヒットしていたのだから10代の前にリアルタイムでラジオから流れていたわけで……おそらく、僕よりも1世代上の年代の人には親しまれている曲ではなかろうか。

    でも、その曲が『The Flying Machine』に収録されたA面1曲目の「Smile a Little Smile for Me」のことだったとは当然知らなかった。
    タイトルにローズマリーが出てこないのだから。

    但し、歌を聴いているとローズマリーは登場する。日本では、ローズマリーをタイトルに使ったほうが覚えやすいという判断があったのだろう。

    その「Smile a Little Smile for Me」や、続く(僕にはこっちのほうがさらに名曲に思える)「Marie Take A Chance」を収録したこのアルバム、今で言うソフトロックのジャンルになるかと思うが、非常に良くできたアルバムだ。

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    *ジャケット裏面

    メロディーラインにせよ、アレンジにせよ、ロックとポップスの狭間に位置するような仕上がりによるものだからか、全体的にとても聴きやすい。

    何度も聴いていて思ったこととしては、アレンジがあまりにも完成されているようにも思えるし、曲によっては演奏が整いすぎているきらいもなくはない。
    アレンジはともかく、ボーカルから受ける若さやエネルギーと同じぐらいの演奏力で仕上げていれば、もしかするとZombiesのあの名作に近づけるぐらいの評価を得られたのではなかろうか?とさえ思ってしまった(……曲調はだいぶ違うけれど)。
    いや、そのあたりは今ならremixでどうにでもなる気もするが。

    英国のグループだし、1969年のデビューなのでポストZombiesは狙えなくはなかったろうにと思うが、それよりも1910 Fruitgum CompanyやOhio Expressのような米国のバブルガム路線を狙っていたのかもしれない。

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    *レーベル

    しかし残念なことに、デビュー曲「Smile a Little Smile for Me」が米国でミリオンセラーになったにも関わらず、グループは翌1970年に(彼らの本国)英国でもアルバムデビューを果たしながらすぐに解散してしまったようだ。本当に残念だ。





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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : レコード LP stereo 米国盤 Flying Machine フライング・マシーン

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    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今、世界で日本だけが7インチ「シングルSingle」盤のことを誤って「EP」と呼ぶような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲)意味のExtended Playの略で、両者は別の仕様だ。どうかSingleとEPとを正しく使い分けて欲しい。

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