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    安価なレコードプレーヤーを買った その2

    前回の続き。
    購入価格が実質(ポイント還元等で)5万円を切るTEACのTN-3Bを購入した。

     TEAC TN-3B (1)
    *(わかりにくいが)右端に少し見えるのは常用の針圧計

    このプレーヤー単体で=付属のMM(実際にはVM方式)カートリッジ+内臓MMフォノイコ+付属ケーブルを使うことにより、そのままアンプのライン入力につなげば聴ける。
    この完結システムの音をどう表現しようか?



    たとえば、普段聴いているアナログの音、つまりノッティンガム+リジッドフロート+光カートリッジの音が96/24のハイレゾだと仮定するとTN-3B完結の音はステレオ空間は掴み取れるので、48/16ぐらいのポテンシャル(器)はあるように思える。
    あ、ここでの96/24や48/16はあくまでイメージしやすいように使っているだけであって実際にそのクオリティと言ってるわけでは決してない。この点はしっかり伝えておく。

    そして、僕が普段慣れ親しんでいるアナログの音よりも、TN-3B完結の音はナローレンジでメリハリがなくやや霞んでいる。これらは内臓フォノイコや付属カートリッジによるものだ。とは言え、この値段でこの音は実にCPが高いとは言える。

    ここから内臓フォノイコをスルーして、Phasemation EA-300につないでみる。カートリッジはそのまま付属のMM型だ。

    そうすると、明らかに周波数帯域レンジは改善し、霞んでいた音のヴェールがだいぶ剥がれる。
    でも、それでもぼくにはまだまだナローレンジだし、ヴェールをかぶって聞こえる。
    補足するなら、オーディオで大切な中音を中心にロックやポップスを楽しむには十分だと思う。

    このレベルなら確実に音楽ファンにはオーディオ的な良い音に聞こえるはず。
    まぁ、EA-300はTN-3Bの4倍ほどもする価格(笑)なのだから当然か。

    逆に、フォノイコ+プレーヤー+カートリッジで定価30万円越えだったなら、プレーヤー20万円、フォノイコ5万円、カートリッジ5万円の組み合わせのほうが将来の音質向上をイメージしやすい。

    その後、ケーブルを変えたら音はどう変わるか、カートリッジを変えたらどうなるか……などやっていた。
    で、最終的には付属品を全部これまで常用してたカートリッジ、フォノイコ、ケーブルに置き換えした。
    それでも、やっぱり最後の壁は分厚いなぁと思った。

    それらをノッティンガム+リジッドフロートに取り付けて聴いていた音とは大きく異なる。
    音の重心が違うだけでなく、実在感というか安定感というか、音そのものの佇まいが違うというか別物だ。

    そもそものプレーヤーの品質が異なるのだから当然なのだけれど、結局、プレーヤーの音質グレード差ってこういうことなんだなと気づかされる。両者同じく〝音〟なのに、明らかに違う。それをうまく一言で表現できないが、CDプレーヤーやDAコンバーターなども同じようにグレードの差が〝音〟に現れる。

    おっと、話が脱線した。

    でも、この状態ならTN-3Bでも音楽をかけ流して聴くには十分に聞ける。夜に小音量で聴くには、低音域が深く出ないため、階下への影響も安心だ(笑)。

    今回の確認でまたまたTN-3Bの性格というか特徴で気になる点を発見したので記しておく。
    ・内臓MMフォノイコを使って出力される出力レベル(音量)がやや小さい、もしかしたら付属カートリッジも関係してるかも(カタログでは高出力とうたってあるが)
    ・外部フォノイコに接続してMCカートリッジを使って発見したが、アースの効力が弱い。これまで使ってきたプレーヤーでMCカートリッジを使ってハムノイズが消えないのは今回が初めてだった。
    (*音量はいつものリスニングポイントで平均60~65db程度だが、55db程度で判断がつくのではなかろうか)
    ・しかし、MMカートリッジを使えば外部フォノイコでもハムノイズは気にならないレベル

    なので、MMカートリッジをメインに使うプレーヤーとして考えたほうが良いかもしれない。

    僕はハムノイズに目をつぶり、MCのモノラルカートリッジをつなぐことにしたが、どこかにしまったままのShureのV15VxMRが見つかれば、一度試してみようかなと。

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    テーマ : オーディオ
    ジャンル : 音楽

    tag : レコード プレーヤー TEAC TN-3B ベルトドライブ ナイフエッジ フォノイコ カートリッジ

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    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今、世界で日本だけが7インチ「シングルSingle」盤のことを誤って「EP」と呼ぶような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「シングル」は片面1曲、両面で2曲収録。「EP」はシングルよりも曲数を多く収録する(標準は4曲)"Extended Play"の略。両者は別の仕様だ。どうかSingleとEPとを正しく使い分けて欲しい。

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