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    レコード洗浄

    年末年始にまとまって作業ができると思って、思い切って新たなレコード洗浄器を購入した。それがこれ。

    senjyouki.jpg
    *写真は購入したAmazon.jpのページより拝借

    見てお分かりのように超音波洗浄器+レコード自動回転装置を組合せたものだ。



    過去に使っていたドイツ製のクリーニングマシンが超音波洗浄+同時に布製ローラーで盤面清掃し、最後は乾燥までという高価なマシンだったものの、はずれを引いてしまったのか、1年立たずに調子がおかしくなり、その後だましだまし使っていたものが使えなくなったことは過去に記した。

    そのマシンは、精製水+独自のクリーニング液での使用と定められていたので、そのように使用していたが、今回の超音波洗浄器には普通の水道水を使用している。

    また、前述のマシンは一度に12インチ盤1枚しか洗浄できなかった。
    今回のは、盤と盤とがかなり近いものの、5枚セットして洗浄できる。
    そういう点からも悪くないかなと思った次第。

    senjyouki2.jpg
    *同じく、購入したAmazon.jpのページより写真拝借

    でも、実際に回転装置にLPをセットするのは、当然手作業なので時間が必要だ。
    さらに、セットする際はシャフト位置が一番上の状態に、洗浄の際は、レーベル面がぎりぎり水面に接しないポイントまでネジを緩めて位置を合わせる作業も必要。
    さらに洗浄が終わった後、レコードを取り外すにも再度一番上の状態にするなど、どうしても手作業の時間は必要だ。

    僕の場合、超音波洗浄の後、布などで水分をふき取るだけでなく、もう1台のバキューム式のクリーナーで水分を吸い込ませている。
    その後、自然乾燥させる。

    と言うのも、水滴の自然乾燥部分はプチプチノイズが発生しやすく、手動でそれらに対応したふき取り作業を行おうとすると、1枚1枚入念に仕上げる必要があって、それも時間を取られてしまうので、僕のようなできるだけ清掃作業は何もしたくない人間(苦笑)には不向きなのだ。
    バキューム式はその点、うるさいけれど非常に優れている。持っていて良かった。

    この数日で20枚以上をクリーニングした。
    米国盤のように紙の内袋を使用したレコードは、洗浄したほうが良い。
    音溝内に残っている微小な紙粉はある程度は除去できる。ただし、100%除去できるわけでないのも事実。

    それと、今回購入した普通の超音波洗浄器のようなものは初めて使ったが、使用説明書に記載されている電源スイッチが存在せず、電源プラグをコンセントに挿すとそのまま稼動してびっくりした。水槽に水を入れずにプラグを挿して、音が出た瞬間にプラグを抜くはめに。電源プラグを挿す前に水を入れておくことは必須だ。

    また、水温調整ができるということで、ネットで適温を調べたところ35度と書いている人があったので、試してみた。
    その際に、レコードをセット・回転させた状態でヒーターをつけたまま水温が上がるのを待っていたら回転させているレコードがだんだん波打ってきた。熱変形してしまったのだ!(LOGICKEYさんも同じ失敗をしたのかも)

    慌てて停止させ取り外し、数枚の反っていないレコード+片面は直接マグネシウム製ターンテーブルシートでサンドイッチして押さえつけたまま数時間放置して状態を調べたらセーフだった(冷や汗)。

    ヒーターの併用は禁止とわかった(事前に水温を上げておけばよい)。

    で、35度の温水を利用すると超音波洗浄は1~2分で良いような記事もあったので試してみたがこの機械だと結果的には駄目だった。
    それよりも、水温は常温のまま、超音波洗浄時間を5~6分にしたほうが良い。10分でも良いかもしれない。
    それと、5枚セットよりも等間隔に3枚のみセットのほうが良い気もした。

    超音波洗浄時間は1~2分だと、ゴミが剥がれかけの状態で洗浄が終わってしまい残留物がそれなりに浮いた状態で残っているのでは?それがプチプチノイズとして出るのでは?という推測。

    このあたりは、使用する超音波洗浄器の仕様や品質もあるだろうし、洗浄するレコードの状態もあるだろうから確実にこれが正しいという絶対解を見つけるのは難しいかも。

    いずれにせよ、乾燥後に再度部分的にでも再生確認し、再生後に針先にごみやほこりが付着していないか確認が必要だ。
    どうしても残留物が気になるレベルなら、再度洗浄にかけるか、あるいは最も高価な方法だけど効き目もある(と僕は思っている)バランスウォッシャー+ビスコで手作業を行うか。

    今のところ、紙粉のひどい?他の盤とは違う種類のチリノイズを発するレコードが1枚だけあった。1961年発売の米国盤で、これ以外は洗浄後の状態は僕の感覚では満足できている。さすがにハンルのクリーナーで仕上げたレコードのようにはなっていないだろうけれど(ハンルを購入できる余裕なんてないしね)。




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    テーマ : 日記
    ジャンル : 音楽

    tag : レコード 超音波 洗浄 洗浄器 クリーニング

    コメント

    Secret

    本年も宜しくお願いします

    書き込むのは久しぶりになりますが、
    いつも拝見させて頂いております。
    勤務先の近所のレコ屋の超音波洗浄
    クリーニングは3分でやっているそうです。
    高い料金だと5分です。
    我が家は貯まったレコードをこの正月休み
    を利用してクリーニングしました。
    おかげで足腰が悲鳴をあげてます。
    こちらはブラシを使った方法なもので。
    レコードのクリーニングも体力使います
    よね。短い移動量とは言え、枚数が多いと
    結構歩いてます。
    おかげで正月太りは解消できそう?

    Re: 本年も宜しくお願いします

    くまくまさん(くまくまくんさん)、こんばんは。
    こちらこそ、今年もよろしくお願いします。

    > 勤務先の近所のレコ屋の超音波洗浄クリーニングは3分でやっているそうです。
    > 高い料金だと5分です。

    となると、3分と5分とで差があるとの判断なのでしょうね。
    こっちはまだそのあたりの実力はわかりません。

    > レコードのクリーニングも体力使いますよね。短い移動量とは言え、枚数が多いと結構歩いてます。

    バキューム式のクリーナーの本来の使用方法は、片面に洗浄液を広げて回転させながらブラシで音溝のゴミを浮かせ、最後に吸引するという工程なので、ブラシを使った方法と同じようなものです。
    で、作業時間も必要だし、僕は洗面室に設置してるのでレコードを持ち歩いて洗浄してました。当然体力も使いますね。

    そういう意味では、超音波式を追加したのは、時間節約の上では非常に役立っています。





    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今、世界で日本だけが7インチ「シングルSingle」盤のことを誤って「EP」と呼ぶような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲)意味のExtended Playの略で、両者は別の仕様だ。どうかSingleとEPとを正しく使い分けて欲しい。

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