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    Love Is All Around/Troggs

    Troggsのシングル「Love Is All Around」は英国では1967年10月発売だった。

    だから、そのシングル曲をタイトルにした米国アルバム『Love Is All Around』を、僕はてっきり彼らの米国での3rdアルバムだろうと推測していたというか、そう思い込んでいた。

    loveisround (14)
    *米国オリジナル擬似ステレオ盤



    なぜなら、彼らの1stアルバム『Wild thing』は、66年夏に「Wild thing」をヒットさせた後に発売されている。

    デビューしてすぐヒットを連発したグループの米国でのアルバムの発売状況は、1年に2枚ぐらいリリースするのは当たり前だった。米国では売れるうちに売れという考えがあるからだ。

    だからTroggsもてっきりその流れにいたものと思い込んでいた。

    loveisround (13)
    *ジャケット裏面

    今回調べてみると、この『Love Is All Around』は米国での2ndアルバムだったし、67年でなく68年の発売だった。
    久しぶりに聴くと(収録曲をすっかり忘れていたが)、彼らのシングル曲が満載だった!

    ということは、曲を水増ししてでもアルバム枚数を増やすという対応はしておらず、単純にシングル曲のA面、B面を集めてアルバムにしたのにほぼ近い。

    そのあたりは、Troggsの本国英国でのリリース事情とは全然違っていたようだ。

    loveisround (2)
    *レーベル

    ところで、『Love Is All Around』はどうやら擬似ステレオ盤でしか発売されていないみたいだ。
    それもおかしな話だし、さらに言うと、残念ながら音質はひどい。擬似ステレオの処理そのものはモノラルとさほど大きな違いはない程度なのだが、曲の大本の音質がひどい。

    1984年にRhinoから発売された『Best of the Troggs』には『Love Is All Around』収録曲の半数以上を含んでいる。

    loveisround (6)
    *Rhinoからのベスト盤、中古屋ではよく見かける

    このLPはモノラルだが、音質のレベルは数段階も上の(世代の若い)マスターを使用しているので、『Love Is All Around』を聴いた後にこれを聴くと、本当にあきれるほどに音質が良い(笑)。

    どこか、『Love Is All Around』をRhinoレベルの音質でアナログ再発してくれないだろうか?(曲数も少し追加して!)当然、モノラルで。


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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : レコード LP 擬似 ステレオ stereo 米国盤 トロッグス Troggs

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    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今日本では7インチ「シングル」盤のことを誤って「EP」と表示するような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲、3曲や5曲や6曲の場合もあり)意味のExtended Playingの略。どうかシングル盤とEPとを正しく使い分けて欲しい。

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