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    このところのあれやこれやを記すことに・・・

    5月にスピーカーセレクターORB MC-SW1Iを導入したことは記した(*なんと8月にバージョンアップした新機種に切り替わったらしい)。

    mcsw1i01_big.jpg
    *ORB MC-SW1I

    先日、これを使って長年やっていなかったバイアンプ駆動を試してみた。スピーカーのバイワイヤリング端子のそれぞれにアンプを1台ずつ当てる駆動方式だ。

    但し、1台のスピーカーだけを鳴らす、モノラルスピーカー用途として。



    と言うのも、ORB MC-SW1Iはあくまでステレオ出力なので、L用とR用、それぞれ1つずつの出力x3系統切り替えとなっているだけ。

    これまで2系統使っていて、余った1系統のL/Rを1台のスピーカーの高音/低音用のバイワイヤリング端子に接続したわけだ(これに伴い、2セットあったスピーカーの1セットをモノラル用途に変更)。

    再生音源がステレオなら高音/低音で個別の音が出てしまうので使えないが、モノラル音源なら問題ない。

    と言う事で、久しぶりにCD『Dave Clark Five/The Hits』のモノラル曲や『Art Pepper meets the Rhythm section』のBlu Ray-Audioを聴いていた。

    arekore (7)
    *『Art Pepper meets the Rhythm section』のBR-Aはモノラルマスター

    『Art Pepper meets the Rhythm section』のBR-Aはバイアンプ再生だと確実に音質向上し、再生音に余裕が出ているのもわかる。

    でも『Dave Clark Five/The Hits』のCDは、1台のアンプ(バイワイヤリング端子はジャンパーピン接続)での再生のほうが聴きやすかった。
    何故そう思ってしまうのか?同一曲を数回比較試聴して理由を探ったところ、1台のアンプでは気づかなかった録音やマスタリングの粗がバイアンプ駆動では音に出てしまうように思えた……これが理由ではなかろうか。

    別のCDでも試してみようと、今度は『All Mitch Ryder hits』のCDを。こちらは全曲mono mixでの収録。結果、『Dave Clark Five/The Hits』と同じ印象を受けた。

    arekore (5)
    *SundazedからのCD

    オーディオの再生音をグレードアップすると、声や楽器の質感がよりマスターに近づくことになるし、これまで気づかなかった微妙なニュアンスも再生される。そして同時に、これまで(バンド演奏の)音の勢いに隠されていた微妙な音量変化や録音時の音の歪なども再現されてしまうようになり、そのあたりが今回初めて気になったのかもしれないなぁ、と。ブラウン管テレビ時代のVHS録画テープを今のハイビジョンテレビで見ると、似たような印象を抱く気がする。

    あるいは、もしかするとBR-AとCDの「器としての音質差」によるものかもしれないし、あるいは、大本の録音とマスタリングの違いによるものかもしれない。

    話は飛ぶが、『Dave Clark Five/The Hits』には先日取り上げたLP『Everybody knows』のタイトル曲が別ミックスで収録(と言ってもイントロ近くの管楽器の音が無いだけ)。
    それを聴いてたらLPの再生音との比較もしたくなって、カナダ盤(ステレオ)を再生したところ、想定外の事態が!……先日の記事に訂正を入れる必要ありとわかった。

    arekore (1)
    *再掲載、背後がカナダステレオLP、手前が米国ステレオLP

    針先のゴミを取った状態で聴くと、カナダ盤の音質傾向は米国(ステレオ)盤と変わらないどころか、音質的にも1世代ほど劣るように思えたのだ。これって結局、米国マスターのコピーを使っているのではなかろうか?と思えた。

    前回、米国盤ほどにきつい音とは思わなかったのだが、これは要するに、針先のゴミで高域が十分に再生できていなかったのだけのようだ。再生音量が小さかったことも、全体像を見えにくくしていたと思う。

    さらに白状してしまうと、『Dave Clark Five/The Hits』を何度も聴いた後に米国ステレオ盤の『Everybody knows』を聴くと、前回記したほどに中高域への独自のEQ操作を感じなくなった。

    このあたりの印象の差異は、同時に聴いていた音楽の再生音に影響された感覚だったのだろう(今回も、なのかもしれないが…)。

    なので、現時点ではあまり強調すべきではなかったように思えたので、後に過去記事に補足を追加する予定……お恥ずかしい話なのだが。





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    テーマ : 日記
    ジャンル : 音楽

    tag : モノラル Mono バイアンプ バイワイヤリング オーディオ

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    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今、世界で日本だけが7インチ「シングルSingle」盤のことを誤って「EP」と呼ぶような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲)意味のExtended Playの略で、両者は別の仕様だ。どうかSingleとEPとを正しく使い分けて欲しい。

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