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    オーディオと言う趣味について その2

    過去に同じタイトルで記事をアップしたことがあるので今回はその2とした。

    前回オーディオカテゴリーでアップした『過去のレコード再生音が出てきた』を記して浮かんだ考えのひとつに、結局、この10年でレコード再生の上流(つまり、アナログプレーヤーから再生される音質)は質的に随分と向上したものの、それって単純に高額な機器にグレードアップしただけのことではないか?と言う(自分に対する)きつい考えがあった。



    要するに、そのような高額な機器を導入することで音質アップするのなら何も10年かけずとも1年で清水の舞台から飛び降りるつもりで思い切って投資すれば済む話ではないか?とか、オーディオでの音質向上って、単純に投資額の向上なのであれば自分がそこに介在できる余地って機器選びや使いこなし程度というとってもちっぽけなものではないか、そのレベルでやりがいがあると言えるのか?というものだ。

    で、自問自答せざるを得ないのだけれど、僕のように電気回路設計などに疎く、スピーカーやアンプ、プレーヤーの改造などに手を出さない(正しくは手を出せない)人間には、自作オーディオ派の感覚は正直わからないだけでなく、自作部分の楽しみはほぼ無い以上、同じオーディオ好きであっても別の種類のオーディオ好きなのだろうと思える。

    実際「自分で修理できるなんてすごいなぁ」と尊敬の念を抱くものの、自分もその道へ進もうという気は起こらない。

    なので、結局は現在の手持ちの機器の組み合わせやセッティングの見直し(部屋の家具の配置見直しを含む)から、現時点で享受できる最高の音質を引き出したいという思いを常に抱き続けている。

    それに、所謂中流家庭というか金持ちでない以上、そんなにおいそれとオーディオ機器のグレードアップを短期間で(しかも継続して)達成できるはずがないわけで。

    だから、自問自答した結論としては、投資は簡単ではないだけでなく、音質向上は常に問題意識として抱いているものの、現状最高と思える音質でレコードを聴くことが何よりも一番重要であるはず、という答えに。

    また、自分が介在できる余地は機器選びや使いこなし程度でしかないかもしれないが、実はその吟味に数年をかけることで、音質変化・向上の変遷を経験し、音に対する感覚が常に養われているのではなかろうか、という、なんとなく自分を納得させるような結論を得た(笑)。


    楽器演奏の習得にゴールがないように、良い音を自分の手持ちの機器と部屋から引き出すためのグレードアップも実際には単純に機器投資だけではない何かがあるように思えた。
    その何かがオーディオと言う趣味の一部であることは間違いない気がする。

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    テーマ : オーディオ
    ジャンル : 音楽

    tag : レコード 音質 オーディオ

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    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今日本では7インチ「シングル」盤のことを誤って「EP」と表示するような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲、3曲や5曲や6曲の場合もあり)意味のExtended Playingの略。どうかシングル盤とEPとを正しく使い分けて欲しい。

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