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    AXIS: BOLD AS LOVE (BackTrack11)

    JIMI HENDRIX EXPERIENCEの2ndアルバム『AXIS: BOLD AS LOVE』の英国再発盤がこれ。

    JHaxisBT11 (14)
    *『BackTrack11』英国オリジナル盤、ジャケット表裏はラミネートコーティングなし

    英国Track recordから、BackTrackシリーズの1枚として1970年に再発された。



    JIMI HENDRIX EXPERIENCEのファンでオリジナル盤を集めている人だけが知っているかもしれないが、1967年発売の『AXIS: BOLD AS LOVE』英国盤は、世界的にとんでもない値段がついていて、状態の良いレコードは本当に手が出せないほど高価になってしまっている(特にmonoは)。

    10数年前にそのことに気づいて、再発盤で良いから英国盤を手に入れようとebayで探していたら、英国Track recordからの再発stereo盤が目に留まった。

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    *ジャケット裏面に曲目表示

    それが、BackTrack11として緑色のジャケットで登場していた『AXIS: BOLD AS LOVE』だった。

    ちなみに、67年の英国オリジナル盤もレコード棚を埋めるだけのLPは手に入れた。要するに、そのLPは盤面に難ありでほとんど再生できないのだ(苦笑)。付属の歌詞カードも無く、おかげで激安だった。

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    *こちらが『AXIS: BOLD AS LOVE』英国オリジナルステレオ盤

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    *見開きジャケット内側に折り返しあり

    だから、BackTrack11を手に入れた時は非常に喜んでいたのだが、そのほとんど再生できないオリジナル盤の再生可能部分と音質を比較すると、両者で音作りが違っていて、それを聴くくらいなら本作の録音に携わったエンジニアのEddie Kramerが再発に関わってオリジナルマスターを元に作られた97年の再発盤を聴くほうがオリジナルに近い気がした。

    と言うか、97年再発盤はオリジナル盤よりも現代的な高音質盤として登場したように(当時使っていたオーディオでは)思えた。
    だから、BackTrack11はどちらかと言えば、あまり聴かない『AXIS: BOLD AS LOVE』LPだった。

    その後、BackTrack11に使用されたマスターは、何故か英米のオリジナルミックスとは別ミックスだったと言う話を知り、比較してみると本当に両面ともに別ミックスだった。

    JHaxisBT11 (27)
    *BackTrack11のレーベル

    不思議なことに、日本盤LPにもこのマスターが使われていると言う。残念ながら僕は『AXIS: BOLD AS LOVE』の日本盤LPは1枚も持っていないので確認できないのだが。

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    *こちらが67年『AXIS: BOLD AS LOVE』のレーベル

    BackTrack11の音作りというか音のバランスは、英米のオリジナルや97年、2010年の再発重量盤とも違っていて、(例外の曲もあるが)全体的には低音域がさほど強くなく、耳につく高域がやや強めという音のバランスになっている。

    その理由は、大本のマスターそのものがオリジナルミックスとは異なるからなのか?あるいは、BackTrack11のマスタリングそのものがアナログマスターの音質をほぼ改変せずカッティングしたからなのか?あるいは、わざわざこういう音に仕上げたマスタリングだったのか?
    何が正解なのかはわからない。

    追記:何度も聴いてわかったが、どうやらその理由は大本のマスターそのものがオリジナルミックスとは異なるからみたいだ。
    ステレオの定位が変更されているだけでなく、DrumsとBassのミキシング音量がオリジナルミックスよりも下げられていて、これが大きな理由になっているように思えた。




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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : レコード LP stereo 音質 ステレオ 英国盤 Jimi Hendrix

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    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今日本では7インチ「シングル」盤のことを誤って「EP」と表示するような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲、3曲や5曲や6曲の場合もあり)意味のExtended Playingの略。どうかシングル盤とEPとを正しく使い分けて欲しい。

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