FC2ブログ

    (オーディオ的な)好きな音

    2週間ほど前に「スピーカーによる音の違い」と題して過去のスピーカー購入時の経験談を記した。

    なぜそんなことを記しておこうと思ったのかと言うと、スピーカーセレクターを購入し、新たなスピーカーを部屋にもう1組セットしたことが影響しているのだろう。



    過去に記したことがあるが、僕は面で聞かせるスピーカーが今では苦手になってしまっている。

    80年代までは、スピーカーというのは音を面で聞かせるものだとしか思っていなかった。それこそ、奏者が演奏している音そのものがまさにそこ(=スピーカー)から出るのが良い音だと信じていた。

    実際、友人の家に行って聞かせてもらったJBLの3wayスピーカーからはブルースギターが、まさにスピーカーがギターアンプになったかのような音で出てて、良いスピーカーだなと思ったものだ。

    ところが90年代以降、録音によってはギターアンプが鳴っている部屋の響きまでもが収録されているとか、スタジオでなく教会で録音したので建物の空間の響きや天井の高さまでもが録音されているとか、そういう録音作品の話を聞いて「一体どういう音がするのだろう?」と興味を抱くことになった。

    で、そういう録音は面で聞かせるスピーカーでは再現が難しいという。
    僕が長年、良い音と思ってきた音は、昔ながらの、面で聞かせるスピーカーの音だった。

    モノラルだと話が変わってくるが、ステレオだと(当時僕のオーディオでは全く再現できなかったが)空間再現という再生が存在すると知って驚いた。それが90年代の半ば(94年頃?)だった。

    それまでは、国産の3wayスピーカーで面再生をしていたわけだが、今から考えると、いつも音に不満を抱いていた理由はスピーカーの音そのものでなく、面再生の音にあったのだなと今ではわかる。

    小型スピーカーを使い始めて、さらには、小型スピーカーを縦に伸ばしたトールボーイなどと呼ばれる形のスピーカーを使うようになって、僕が好きな再生音は空間再現もできる音だったとようやく気づいた。

    だから、前述の友人宅のスピーカーは、今なら確実に苦手な音だろう。足りないというか、僕がオーディオに求める音ではないというのが正しいだろうか。

    で、声を小さくして言うが、サブウーハーならともかく、ウーハーの直径が30cm必要などとは全く思わない。
    正面バッフルの幅は狭ければ狭いほど良い。

    それは僕自身、これまで6~10畳部屋で最大音量70db程度(瞬間だとそれを越えるだろうが)でしか聴いてこなかったから、なのかもしれない。

    部屋の空間サイズ、部屋の響き、聴く音量、それとスピーカーのタイプ、これらは非常に重要だなとつくづく思う。
    これらが変わると、考え方や音の好みも変わるのかもしれない。







    関連記事
    スポンサーサイト



    テーマ : オーディオ
    ジャンル : 音楽

    tag : 音質 ステレオ モノラル オーディオ 再生

    コメント

    Secret

    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今日本では7インチ「シングル」盤のことを誤って「EP」と表示するような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲、3曲や5曲や6曲の場合もあり)意味のExtended Playingの略。どうかシングル盤とEPとを正しく使い分けて欲しい。

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    カレンダー
    10 | 2019/11 | 12
    - - - - - 1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 14 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QR