オーディオアクセサリー選びは難しい 2
少し前に同じタイトルで、一部のオーディオアクセサリーに関して自分の経験を踏まえて、思うことを述べた。
その際、ケーブル類はまた別と記した。
今回、そのケーブル類についてちょっと思うところを記したい……あくまで雑感ということで。
まず、ここで対象となるのは電源ケーブル以外なので、スピーカーケーブルまたはプレーヤーとアンプをつなぐバランスケーブルやピンケーブルとなる。
ネットでケーブル類について調べるといろんな意見や考え方があるようだ。
僕自身は、恥ずかしながら電気理論など全く勉強していないので、あくまで購入したケーブルを聴いて、その購入額に見合う音質であるかどうかの判断を(中学時代から数えると)40年近くやっているに過ぎない。そう思うと、相対的な評価しかできていない。
それでも、感覚的にはおよそ音質は価格に比例しているように思っているというのが正直なところ。
安価なケーブルや、電子楽器用(キーボード用)やMTR用として安価に販売されているケーブルをオーディオに代用した際の音質劣化に関しては、はっきりと判別できるレベルで再生されてしまう。
*MTR用は楽器店で販売されている
周波数帯域が狭くなるだけでなく、音色も楽器本来の音とは違ってくる。シンバルの音に輝きがなかったり、ピアノのカキン!という響きが聞こえなくなっていたり鈍っていたりなど。それを知ってしまうと、やっぱり最低限度の音質は確保すべきと思えてしまう。
でも、そのためのケーブルの音質と価格に関する具体的なイメージ(あるいは目安)は残念ながら持っていない。なので、外部の情報を参考にしながらも、最終的にはシステムに取り入れて判断するしかないとしか言えない気がする。
でも同時に、それほど高価なケーブルを購入しようという考えもない。
まぁ、いくらぐらいを高価と思うか?は人それぞれだと思うし、さすがにアンプやプレーヤーと同額のケーブルを使うなどという人もいないことだろう。
僕の目安は、どちらかと言えば予算的なものから来ている気がする。
たとえば僕の場合、バランスケーブルやピンケーブルについては、プレーヤー定価の10%ぐらいを上限に考えていた。10万円のプレーヤーには1万円までだ。
でも、定価40万円台半ばほどのEsoteric SA-60に対しては2万円程度までしか奮発しなかったのだから、プレーヤーが高額になるにつれケーブル類の価格目安は反比例していたわけだ(苦笑)。
実際、僕は1mあたり5万円や10万円のケーブルを使ったことがない。記憶に頼ると、もっとも高額なケーブルは1mで3万円台のものだったはず。ここ10年では、そのような1万円程度~3万円台までのケーブルを使用していることになる。
それらのケーブルについて、コストパフォーマンス的に満足か不満か?と問われると、それ以下の価格帯のケーブルでの不満足からは明らかに解消されているので満足なのかもしれない。
けれども、例えば5万円台からはさらに音質がグレードアップして新たな世界が広がるというのが(もしも)現実だったならば、その目前でとどまっていることに対しては不満足に思えたことだろう。でも実のところ、そうなるか否かを知らないし、体験したこともないのだから、上を見た場合には何とも言えないわけだ。
それとオーディオは、機器の組み合わせ+音量+部屋という条件で音を鳴らしているので、ケーブルはそのシステムや音量、部屋の響きに応じてうまくマッチングする時もあれば、その逆という場合もあるわけで、同価格帯のシステムAには合うがシステムBには合わないというケースもあったりする。となると、そういうものにあまりお金を費やすわけにはいかない気がしてくるのが正直なところ。何とも悩ましいアクセサリーだ……。
光カートリッジを導入してからどうやら久しぶりにオーディオ熱が高まってしまい、ケーブルの新規追加を考えていたら、頭の中をあれこれ横切ってしまい、整理するために記しておこうと思った次第。特に自分なりの回答があるわけでではない。
あしからず。
PS
これは追記なのだが、本当のところは、もし1mあたり5万円を超える高額なケーブルであっても、それを使えば確実に値段相応のグレードの音質が得られる・・・みたいなケーブルは存在するのかしないのか?そういうことを知りたい、というのが本音。
(過去に何度も記した)JRDGのアンプを購入して世界が変わった時のように。
その際、ケーブル類はまた別と記した。
今回、そのケーブル類についてちょっと思うところを記したい……あくまで雑感ということで。
まず、ここで対象となるのは電源ケーブル以外なので、スピーカーケーブルまたはプレーヤーとアンプをつなぐバランスケーブルやピンケーブルとなる。
ネットでケーブル類について調べるといろんな意見や考え方があるようだ。
僕自身は、恥ずかしながら電気理論など全く勉強していないので、あくまで購入したケーブルを聴いて、その購入額に見合う音質であるかどうかの判断を(中学時代から数えると)40年近くやっているに過ぎない。そう思うと、相対的な評価しかできていない。
それでも、感覚的にはおよそ音質は価格に比例しているように思っているというのが正直なところ。
安価なケーブルや、電子楽器用(キーボード用)やMTR用として安価に販売されているケーブルをオーディオに代用した際の音質劣化に関しては、はっきりと判別できるレベルで再生されてしまう。
*MTR用は楽器店で販売されている
周波数帯域が狭くなるだけでなく、音色も楽器本来の音とは違ってくる。シンバルの音に輝きがなかったり、ピアノのカキン!という響きが聞こえなくなっていたり鈍っていたりなど。それを知ってしまうと、やっぱり最低限度の音質は確保すべきと思えてしまう。
でも、そのためのケーブルの音質と価格に関する具体的なイメージ(あるいは目安)は残念ながら持っていない。なので、外部の情報を参考にしながらも、最終的にはシステムに取り入れて判断するしかないとしか言えない気がする。
でも同時に、それほど高価なケーブルを購入しようという考えもない。
まぁ、いくらぐらいを高価と思うか?は人それぞれだと思うし、さすがにアンプやプレーヤーと同額のケーブルを使うなどという人もいないことだろう。
僕の目安は、どちらかと言えば予算的なものから来ている気がする。
たとえば僕の場合、バランスケーブルやピンケーブルについては、プレーヤー定価の10%ぐらいを上限に考えていた。10万円のプレーヤーには1万円までだ。
でも、定価40万円台半ばほどのEsoteric SA-60に対しては2万円程度までしか奮発しなかったのだから、プレーヤーが高額になるにつれケーブル類の価格目安は反比例していたわけだ(苦笑)。
実際、僕は1mあたり5万円や10万円のケーブルを使ったことがない。記憶に頼ると、もっとも高額なケーブルは1mで3万円台のものだったはず。ここ10年では、そのような1万円程度~3万円台までのケーブルを使用していることになる。
それらのケーブルについて、コストパフォーマンス的に満足か不満か?と問われると、それ以下の価格帯のケーブルでの不満足からは明らかに解消されているので満足なのかもしれない。
けれども、例えば5万円台からはさらに音質がグレードアップして新たな世界が広がるというのが(もしも)現実だったならば、その目前でとどまっていることに対しては不満足に思えたことだろう。でも実のところ、そうなるか否かを知らないし、体験したこともないのだから、上を見た場合には何とも言えないわけだ。
それとオーディオは、機器の組み合わせ+音量+部屋という条件で音を鳴らしているので、ケーブルはそのシステムや音量、部屋の響きに応じてうまくマッチングする時もあれば、その逆という場合もあるわけで、同価格帯のシステムAには合うがシステムBには合わないというケースもあったりする。となると、そういうものにあまりお金を費やすわけにはいかない気がしてくるのが正直なところ。何とも悩ましいアクセサリーだ……。
光カートリッジを導入してからどうやら久しぶりにオーディオ熱が高まってしまい、ケーブルの新規追加を考えていたら、頭の中をあれこれ横切ってしまい、整理するために記しておこうと思った次第。特に自分なりの回答があるわけでではない。
あしからず。
PS
これは追記なのだが、本当のところは、もし1mあたり5万円を超える高額なケーブルであっても、それを使えば確実に値段相応のグレードの音質が得られる・・・みたいなケーブルは存在するのかしないのか?そういうことを知りたい、というのが本音。
(過去に何度も記した)JRDGのアンプを購入して世界が変わった時のように。
- 関連記事
-
- スピーカーによる音の違い
- オーディオアクセサリー選びは難しい 2
- 〝スピーカーセレクター〟なる商品
スポンサーサイト