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    RSD2019/Imagine(Raw Studio Mixes)

    去年はどうだったのか覚えていないが、今年のRSD商品は店舗(店頭)販売開始日とネット販売開始日が異なっていた(と言うか、ネット販売って去年あったっけ?)。

    ただ、やはり争奪戦だったので、欲しかったBob Dylanの『Blood On The Tracks -- Original New York Test Pressing 』は買えずじまいに終わった……あ~残念!
    さすがに、某Yオクの転売品に入札するのも癪だしね。

    で、代わりに買うことにしたのがこれ、John Lennonの『Imagine(Raw Studio Mixes)』輸入盤。早くも今日届いた。

    imaginersm (19)
    *専用の内袋や大型ポスター付

    Tower Records onlineで3781円+送料216円、ほぼ4千円だ。


    これは、昨年発売のBox set、Imagine-The Ultimate Collection
    (Super Deluxe Limited Edition) [4CD+2Blu-ray Disc+豪華本]
    用に制作・収録されたものだそうだ。

    僕はアルバム『Imagine』にさほど思い入れがないので、そのBox setを買わなかったくちだ。

    imaginersm (16)
    *ジャケット裏面

    でも、アルバムのRaw Studio Mixesにはかなり惹かれるものがあった。
    何故なら、僕が『Imagine』にさほど思い入れがない理由が、あのオーバーダブされたストリングスであったり、ソフトな印象を与えるreverb処理等の音作りにあったからだ。僕にとって『Imagine』は、思い切り甘口のサウンドであり、甘口の収録曲過多なアルバムなのだ。

    ストリングスなしの音源はブートCDで聞いていて、個人的には明らかに最初からなしにすれば良かったものを、と思っていた。
    だから、それらの無い、まさに収録の現場に居合わせた人しか聞けなかった音が聞けるとの噂のRaw Studio Mixesだけには興味があった。

    imaginersm (13)
    *ポスターは文字だけの有名なやつ、LPジャケットx6サイズほど

    今回のRSD商品の中にそれを見つけた時、正直値段が高い気がした(国内仕様盤が4860円!)。なので、実のところ最初は購入予定はなかった。

    でも、Bobの『BOTT』が手に入らないなら、せっかくわざわざ時間を作ってネット検索している以上、何か別ので良いから買ってみよう……と、『Imagine(Raw Studio Mixes)』輸入盤を購入したのだった。
    偶然、Tower Records onlineで10%引きであの値段、ということもあったし。

    imaginersm (1)
    *LPは重量盤で、別の内袋に入っていた

    で、その『Imagine(Raw Studio Mixes)』だが、マルチトラックのマスターから制作されているので、ストリングス類のダビングどころか一切のダビングがない、さらには、ボーカルへのdelay処理、reverb処理等も施していないとのこと。
    音質的にブートとは全く次元の違うものだった。

    imaginersm (10)
    *内袋

    内袋のライナーを読む限り、各トラックの音のかぶりを極力抑えるように処理したみたいだ。

    アルバム『Imagine』の録音は専用の録音スタジオでなく、Johnの屋敷の居間?かどこかに機材を運び込んで、ベーシックトラックはライブ演奏で行っているので、それぞれのマイクには他のミュージシャンが出す別の楽器の音も(相対的には小さいかもしれないが)拾われているだろうから、それをそのままミックスすると、音の分離がこれほど良くならなかっただろう。

    imaginersm (8)
    *内袋(反対面)

    でも、個人的には、それらのかぶった音をもう少し生かして欲しかった。
    実際、かぶった音を生かしながらのミックスのほうが、より音に厚みが出て、その場のエネルギーが音として再現できたはず。同時におかしな空間が再生されるのも明らかだけれど(……ただし、空間再現に富むオーディオで再生した場合の話)。

    僕の場合、事前にブートでストリングス不在の音源を聞いていたので、正直、このLPから再現される演奏と言うかサウンドは、ほぼ想定内だったので、さほど驚きはなかった。

    でも、初めて聴く人にはインパクトがある気がする。特にオリジナルの『Imagine』のLPを耳たこなほど聴いてきた人にとっては。

    もし1点だけ改変が許されるなら、King Curtisのサックス(「It's so hard」のみで良い)は残して欲しかったかな。



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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : レコード LP RSD John Lennon Imagine ジョン・レノン イマジン

    コメント

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    No title

    JDさんこんばんは。

    アルバム"Imagine"は結構好きで、結構聴いたのでとても気になります。最近のいろんな周年リイシューが鬼すぎてもう最近のやつはホワイトアルバムも含めて全部スルーしてました。

    このアルバムのもやっとしたところは確かに好きなポイントでは全然なくて、かといって過去のリミックス作品もなんか違うような気がするし(オリジナルが再発になって聴いたらやっぱりこれだ!ってなりました)、もう本盤の音源巡りは不毛だからもういいやって思っていましたけど、これは気になりますねぇ。

    Re: No title

    Columbiaさん、こんばんは。

    > アルバム"Imagine"は結構好きで、結構聴いたのでとても気になります。

    そうでしたか。それならCD+ブルーレイのBox setはそれなりに魅力だったのでは?
    僕はImagineは、それほど思い入れがないので見送っていましたが。

    > このアルバムのもやっとしたところは確かに好きなポイントでは全然なくて、かといって過去のリミックス作品もなんか違うような気がするし(オリジナルが再発になって聴いたらやっぱりこれだ!ってなりました)、

    その点は同意見です。

    >もう本盤の音源巡りは不毛だからもういいやって思っていましたけど、これは気になりますねぇ。

    僕もBox setの中で、最も聴きたいと思えたのがこの音源でした。
    ほかのアウトテイクも好きな曲に関したら聞きたい気はしますが、全部は不要でした。
    そういう意味では、この音源だけのLPと言うのは、僕にはちょうど良かったです。



    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今、世界で日本だけが7インチ「シングルSingle」盤のことを誤って「EP」と呼ぶような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲)意味のExtended Playの略で、両者は別の仕様だ。どうかSingleとEPとを正しく使い分けて欲しい。

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