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    Marriott/Steve Marriott

    Steve Marriottのソロアルバム『Marriott』(1976年リリース)は、A面/B面で、それぞれBritish side/American sideと、異なった側面を示してSteveの音楽性を表現しようと試みた変わったアルバムだった。

    でも、個人的には収録曲のクオリティが平均点レベルに思えていた。

    marriott (13)
    *英国オリジナル盤




    購入当時はBritish sideを好んでいた。
    それがいつの間にかAmerican sideを好むようになった。

    久しぶりに引っ張り出してきて、現状の自分の好みを確認することに。

    marriott (9)
    *米国オリジナル盤、左下にA&Mロゴあり

    う~ん、やっぱりA面、British sideの1曲目「East-Side Struttin'」からワクワクしない(苦笑)。
    あ、でもエンディングのアレンジだけはHumble pieの全盛期を思わせるようで格好良いぞ。

    で、続くアップテンポの「Lookin' For a Love」は文句無しの格好良い曲だった。
    そして、その後の「Help Me Through the Day」や「Midnight Rollin'」も同様に良い感じで続いていく。

    とは言え、A面のラストにSmall Faces時代の「Wam Bam Thank You Mam」を再録音していることを考えると、やはり、良い曲が集まらなかったのではなかろうか?

    marriott (1)
    *英国盤のレーベル(米国盤も同じデザイン)A面

    B面は1曲目の「Star in My Life」からSteveのボーカルが生き生きとしている。
    う~ん、こうやって聴くと、この頃のSteveの歌声や歌いまわしはBritish rockにはあまり向いていなかったのだな。
    Soul/Funk風のサウンドにはまさにぴったり。

    そして、うねるリズムに合わせて熱唱するAmerican side曲は、普通のHard rockファンには好かれないだろうな、とも思える。そういうファンには73~75年のHumble Pieのような黒いHard rockぐらいまでが許容範囲ではなかろうか。

    marriott (4)
    *同じくB面

    と、久しぶりに一通り聴きとおして、自分の好みがAmerican sideにあるだけでなく、Steveの歌もAmerican sideの曲の方がマッチしていることもわかった。

    marriott (6)
    *米国盤ジャケット裏面

    最後に、このLPはBernie Grundmanによるマスタリングで、runn-offの彫りを見ると米国主導のカッティング、そして英国盤も同じスタンパーからプレスされているようだ。

    ところが、米国盤よりも英国盤の方が微妙に音質が良いように思えてしまう(苦笑)。

    marriott (11)
    *英国盤ジャケット裏面

    B面で両者を何度も比較して聴いたが、どう聴いても英国盤の方が微妙な質感が伝わるように聞こえるのだった。不思議だ。カートリッジとの相性とか?




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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : レコード LP stereo 米国盤 英国盤 Steve Marriott

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    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今、世界で日本だけが7インチ「シングルSingle」盤のことを誤って「EP」と呼ぶような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲)意味のExtended Playの略で、両者は別の仕様だ。どうかSingleとEPとを正しく使い分けて欲しい。

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