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    Linda Ronstadt/『Hand Sown...』

    先日、Linda Ronstadtの3rdアルバム『Linda Ronstadt』を誤って1stソロアルバムと紹介してしまったので、今回は正真正銘の1stソロ『Hand Sown...』を紹介することに。

    これがそのLP『Hand Sown...』の米国オリジナル盤。

    LindaHSHG (9)

    Wikiによると1969年3月発売とのこと。



    Linda Ronstadtの全盛期は、僕には70年代のように思える。
    全米で初のNo.1ヒットシングルとなった「You're no good」(ご存知の通り、Swinging Blue Jeansのカバー)を含むアルバム『Heart Like a Wheel』が全米アルバムチャートでNo.1となり、名実共に全米で最も人気のある女性シンガーに躍り出たのが1975年。個人的には『Heart Like a Wheel』以上に好きなアルバムが77年の『Simple Dreams』と78年の『Living in the USA』で、両者共にベストセラーと言うこともあり、これらのアルバムを発売した頃がLindaの全盛期という見方だ。

    70年代の末にリアルタイムでLinda Ronstadtを知った時点で、既にLindaは超大物アーティストだったこともあって、ブレイクする前の『Hand Sown...』を含むソロアルバムも国内盤が東芝EMIから発売されていた。前述のアルバム『Linda Ronstadt』もその頃に国内盤で買ったのだった。

    ただ、どうしたことか、僕は『Hand Sown...』(1969)や2ndの『Silk Purse』(1970)を当時欲しいとは思えず、買わなかった。その理由が正直思い出せない。もしかしたら、その2作に共通するcountry色の強さが苦手だったからなのかな?と思えなくもないが、2ndはジャケットから判断できるとして、1stがカントリー色が強いとどうやって知ったのか?アルバムがラジオでかかった記憶もないし……。

    LindaHSHG (5)
    *ジャケット裏面

    と、ここまで長~い前置きになってしまったが、『Hand Sown...』は歌い回しもまるでcountry singerのような発声方法で歌うcountry rockアルバムで、正直苦手なのだった。だからファンゆえに手元にあるものの滅多に聴くことはない。3rdの『Linda Ronstadt』や、それ以降のアルバムでもカントリーっぽい曲・アレンジを取り上げていても、歌い回しは普通と言うかcountry singer風ではないので、僕にはずっと聞きやすい。

    LindaHSHG (1)
    *レーベルはレインボウCapitol

    ソロ以前のStone Poneys時代に3枚のアルバムを残しているが、そこでも『Hand Sown...』ほどのカントリースタイルな歌い方を聞かせることはないように思う。『Hand Sown...』は僕には、主カテゴリーとしてはrockよりもcountryのアルバムのように思えなくないのだった。

    なお、収録曲にはBob Dylanのカバー2曲を含む。



    ところでLinda は、レコードデビューしてから約10年目ぐらいでようやくスターの座に上り詰めることができた、ということになる(Stone Poneysの1stの録音が1966年のため)わけで、思った以上に苦労人なのかもしれない。
    それはそれとしても、あの歌声を聞くと、この人は歌うために生まれてきた人なのだなと思えてしまう。

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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : レコード LP 米国盤 Linda Ronstadt リンダ ロンシュタット

    コメント

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    No title

    JDさん、こんばんは
    ホ~って、勉強させていただいています。
    リンダは70年代央から後半にかけて大人気でしたね。ミックと浮名を流したこともあったような記憶が。
    でも、わたしは1枚も持っていないのです。総じてアサイラムレコードというのは少し、肌に合わないところがあるのです。70年代ロックに興味がなくなるということかもしれませんが。心が狭いですね(笑

    JDさんが「苦労人」と記しておられるので、デボラ・ハリーと年齢は?と検索してみると、同じ7月生まれでデボラが45年生まれ、リンダは46年生まれで、デボラの方がちょうど1つ上でした。

    ところで、JDさんはご存知かもしれないのですが、1年前くらいかな、レコードジャケットの本が出て、立ち読みしていたのです。するとここでご紹介されているリンダのこのジャケット裏面が載っていて、後ろに石積みの馬小屋?がありますよね。この小屋は、バーズの「名うてのバード兄弟」(多分68年1月発売)の、3人のメンバーが顔を出しているジャケットの小屋ということなんです。

    「名うて」を高校の時に聴いて、ちょっと人生が変わってしまったわたしには必携の作品ですね。いまだに入手していませんが。これを見るとしみじみしてしまいます(笑

    Re: No title

    sfさん、こんばんは。

    > でも、わたしは1枚も持っていないのです。総じてアサイラムレコードというのは少し、肌に合わないところがあるのです。70年代ロックに興味がなくなるということかもしれませんが。

    僕もアサイラムレコードってリンダ以外持っていないかもしれません。
    それと、リンダはアサイラム以前にCapitolから、その後はElektraからレコード出してますね。そちらは肌に合うかもしれませんよ(笑)

    > デボラ・ハリーと年齢は?

    デボラ・ハリー、好きでした(笑

    > この小屋は、バーズの「名うてのバード兄弟」(多分68年1月発売)の、3人のメンバーが顔を出しているジャケットの小屋ということなんです。

    比較したら本当にそうでした!全然知りませんでした。
    ただ、僕にとってのバーズは『Younger Than Yesterday』まででした。5枚目は購入後数回聴いたのみです。その頃の僕の聴きたいサウンドとは違っていました。



    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今、世界で日本だけが7インチ「シングルSingle」盤のことを誤って「EP」と呼ぶような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「シングル」は片面1曲、両面で2曲収録。「EP」はシングルよりも曲数を多く収録する(標準は4曲)"Extended Play"の略。両者は別の仕様だ。どうかSingleとEPとを正しく使い分けて欲しい。

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