FC2ブログ

    追悼Aretha Franklin/Aretha: Lady soul

    数日前に危篤との情報が流れたAretha Franklinが旅立った。
    Arethaの歌声は何者にも代えがたく、本当に素晴らしかった。
    数多くの作品を残してくれたことに感謝。
    ご冥福をお祈りします。


    『Lady soul』はAtlanticでの3作目で、リリースは1968年1月。収録曲は67年2月から12月の間に録音されたもの。

    Ladysoul (15)
    *左:米国オリジナルステレオ盤、右:国内オリジナル盤



    アルバムA-5の「(You Make Me Feel Like) a Natural Woman」、 A-1の「Chain Of Fools」の2曲は1967年9月と11月に発表されたシングル曲で、特に前者は両曲ともAtlantic時代のベスト盤にほぼ必ず収録されるArethaの代表曲のひとつ。

    Ladysoul (5)
    *米国盤のレーベルはこのタイプ

    アルバム発売後の68年にシングルカットされたのがB-1「(Sweet Sweet Baby) Since You've Been Gone」(A面)/B-5「Ain't No Way」(B面)。

    これらがAretha向けに用意された(一部は曲作りにも関わった)曲だとすると、他の曲の多くはカバー曲。

    Ladysoul (1)
    *米国盤ジャケット裏面

    A-2の「Money won't change you」はJames Brownのカバーだが、そう知らされるまでわからなかった(苦笑)。アレンジの違いで印象が全然違っていた(僕には)。そのA-2がA-1に続いて登場する部分がアルバム『Lady soul』の格好良さのひとつだと思っている。

    ロックファンにも馴染みがあるのは、A-3のImpressionsのカバー(あるいはCurtis Mayfield作品と言うべきか)「People Get Ready」やB-4のYoung Rascalsのカバー「Groovin」あたりか。

    アルバムは、A面B面ともにミドルテンポで乗りのよい曲から始まり、最後はじっくり聞かせる曲で終える構成となっている。

    Ladysoul (6)
    *国内初版にあたるグラモフォン盤(レーベルはプロモ用)

    なお、米国オリジナルステレオ盤と当時の日本グラモフォン盤の音質を比較すると、正直、差があまり感じられない。(それは、同じくAtlanticからレコードが出ていたSam and Daveの一部のアルバムについても同じ印象を抱いている。)

    となると、20世紀以降に米国Rhinoから登場した再発重量盤のほうが米国オリジナル盤を上回る音質なのではなかろうか?と(持ってないので)推測している。

    つまり、当時のAtlantic recordsのSoul系のLPの音質は、第一世代のマスターテープの音をしっかりと音溝に刻めていないのではなかろうか?と思っている。そのあたり、いつか取り上げてみたい。



    関連記事
    スポンサーサイト



    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : LP 米国盤 ステレオ stereo Lady Soul Aretha Franklin

    コメント

    Secret

    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今日本では7インチ「シングル」盤のことを誤って「EP」と表示するような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲、3曲や5曲や6曲の場合もあり)意味のExtended Playingの略。どうかシングル盤とEPとを正しく使い分けて欲しい。

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    カレンダー
    10 | 2019/11 | 12
    - - - - - 1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 14 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QR