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    Screamadelica カラーレコード

    以前にも記したことがある。90年代の途中まで僕はリアルタイムのRock musicを追いかけたが、残念ながら自分の求めるサウンドを生み出すグループはほとんどいない、あるいは現れずじまいだった。何年もずっともやもやとしていたが、ある日思い立ち、数年かけて購入した新譜LPは数枚を残して全て売り払ってリアルタイムのrockを追いかけることをやめた。

    でも、1ヶ月以上も毎日聴いたこのLPまでも手放していたとわかったのは今日のこと(苦笑)。これは売り払っていないと思っていたのだが……それがPrimal Screamの1991年作品『Screamadelica』。

    scmadica (17)
    *限定カラーレコード仕様




    このアルバムの収録曲の一部は事前にCDシングル(あるいは3~4曲入りEPだったか?)や12インチ盤として発売され、僕の記憶では「Loaded」、「Come Together」は持っていたような。

    アルバム『Screamadelica』は2枚組のLPで発売されたが、最初一通りA~D面まで聴いた後は僕のターンターブルにはLP1枚目だけが毎日乗っていた。

    scmadica (12)
    *ジャケット裏面とインサート

    Jimmy MillerがproduceしたA-1の「Movin' On Up」はRolling Stonesの「Sympathy for the Devil」の焼き直し(後半は「Gimme Shelter」風)だなと思いながら良く聴いていた。きっと同様に感じていたファンは大勢いたことだろう。

    それにしても、僕は当時何回AB面を聴いたことだろう?まるで熱病に冒されたかのように『Screamadelica』LP1枚目を毎日数回は再生していた。特にB面を。

    しかも、なんだろうあの不思議な意識状態は?本当に熱があるかのようなボーっとした、模糊とした意識状態で毎日聴いていたことを覚えている。聴いていると、部屋の電気(明かり)までがアルバムジャケットのような赤~オレンジ~黄色に見えたかのような印象がある。おっと、はっきりさせておくが、僕は病気だったわけでもおかしな薬を飲んでいたわけでもなんでもない(笑)。
    でも、熱に浮かされたような感覚と『Screamadelica』はセットで記憶に残っている。

    scmadica (3)
    *このような盤面となっている(クリックで拡大)

    今回は数日前に、Tower records on lineのワケあり商品で本LPのカラーレコードが特価になっていたことから購入した。当時のまさに初版の欧州プレス(かUKプレスかはっきりしないが)と音質比較を計画していたが、当時のLPはどこを探しても見つからず(記憶していないまま)手放していたと結論付けた。

    あのレコード(=初版)、見開きジャケットで内側の写真が格好良かったことから、珍しく見開いた状態で部屋に飾っていた。今回のカラーレコードは残念ながらシングルジャケットで、見開き内部の写真はインサートとして付属していた。

    scmadica (7)
    *インサートの片面に本来の見開きジャケット内の写真

    およそ27年ぶり?に聴いたわけだが、これは音質に関してはどんなシステムで再生しても変わらないレベルとでも言おうか(苦笑)。まぁ、今のシステムで聴いたのは今回が初めてなので驚きもあったけれど。

    Side-BやSide-Aを聴いても当時のような感覚が蘇ることはなかった。
    けれども、「Don't Fight It, Feel It」や「Come Together」のように延々と繰り返される同じリズムや同じコード進行から来る高揚感、「Higher Than the Sun」のけだるいボーカルに乗った独特のメロディやインストの「Inner Flight」のサウンドでトリップする感覚など、このアルバムは60年代後半のサイケデリックなムーブメントに通ずる作品だったことは思い出した。

    何度も繰り返し聴いているといつの間にか虜にされてしまう作品なのかも。






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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : レコード LP Acid House Screamadelica Primal Scream

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    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今、世界で日本だけが7インチ「シングルSingle」盤のことを誤って「EP」と呼ぶような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲)意味のExtended Playの略で、両者は別の仕様だ。どうかSingleとEPとを正しく使い分けて欲しい。

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