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    Ogdens’Nut Gone Flakeの50th anniversaryはどうなる?

    まず、僕の住む九州北部も台風・大雨の影響を受けたが、このあたりは大きな被害がなく幸いだった。でも台風の瞬間的な強風はかなり危険だった。

    このたびの大雨の被害に遭われた皆様へは、心からお見舞い申し上げます。


    Small Facesの名盤『Ogdens’Nut Gone Flake』は1968年の5月に発売された。

    2018ONGFmono (1)
    *英国オリジナルmono(IMLP012)

    発売から50周年となる今年5月には50周年記念の3枚組LPセットが登場する、と海外のネット記事で読んだのだが……。



    結果としては、5月には何も発売されなかった。

    そのあたり、どうなっているのか?情報が欲しかったので、さらにネットで調べたところ、7月にLPが1枚登場することはわかった。

    その50周年記念LPは、全曲あるいは一部がMono。ハーフスピードカッティングの重量盤となっており、2012年に再発LPとして初登場したMono-LPよりも音質は上回るとのこと。まぁ、新商品を売るためにはそういう売り文句も必要だろう。

    それ以外の情報としてはCDセットとLPセットの両方が発売されるかのような記事もあって、正直何が正しいのやら全くわからない。

    関連して、有名なSteve Hoffmanのフォーラムにも50周年記念の3枚組LPセットについてのスレッドがあった。しかし、参加者も情報が少なく参考にならなかった。

    いや、それよりも気になってしまったのは、コメントを読むと、そもそも英国オリジナルのmono盤を聞いたことがない人がほとんどのように思えたこと。

    同じフォーラムの2012年の再発Mono LPについてのスレッドも1ページだけ見たが、2012年盤で使われた音源は1968年の英国オリジナルmono LP用に使用されたマスターではないということがわかっている人がいるかどうか怪しかった。それを知るには当然英国オリジナルmonoと比較できなければ無理な話だ。

    ・英国オリジナルmonoに使われたマスターではないことを記した記事はこちら(後半)
    ・さらに進んだ見解を記した2012年のmonoLPについての記事はこちら

    加えて、『Ogdens’Nut Gone Flake』の英語版ウィキを読むと、完全に別物のステレオミックスが2種類存在することに触れておらず、僕の言うMix1AとMix1Bの違いについて触れてあるのみだった。どうやら、僕のブログは世界のSmall Facesマニアには届いていないようだ(そりゃぁ、日本語で書いているのだから当然だろう……苦笑)。

    ・Stereo Mix2についての記事はこちら
    ・2012年の3CDsetDeluxe Editionについての記事はこちら


    と言う事で、50周年記念のセットやらは果たして登場するのだろうか?

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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : レコード LP 英国盤 モノラル mono stereo Small Faces

    コメント

    Secret

    No title

    JDさん、お久しぶりです。
    ようやく、リアルタイムで読めるようになりました。つまり、ようやく後追いで追いつきました。

    さて、現在の話題と少しずれるのですが、以前、バンドがレコーディングした本国のプレスに比べ、例えば日本でのプレスはマスターがコピーであるがゆえに音質で劣るというような話題があったのを覚えていらっしゃるでしょうか。
    それは、例えば1980年代後半あたりでもそうなのでしょうか。1960年代であればコピーの技術も低かったのかと勝手に私は考えています。でも、技術が進むとどうなったのかと。
    もちろんアナログの話です。デジタルなら理論上は同じはずなので。

    Re: No title

    Makoさん、こんばんは。

    > ようやく、リアルタイムで読めるようになりました。つまり、ようやく後追いで追いつきました。

    そうですか!それはそれは、苦労されたのではないでしょうか。
    お読みいただき、どうもありがとうございます。

    >以前、バンドがレコーディングした本国のプレスに比べ、例えば日本でのプレスはマスターがコピーであるがゆえに音質で劣るというような話題があったのを覚えていらっしゃるでしょうか。

    はい、覚えています。

    > それは、例えば1980年代後半あたりでもそうなのでしょうか。1960年代であればコピーの技術も低かったのかと勝手に私は考えています。でも、技術が進むとどうなったのかと。
    > もちろんアナログの話です。

    残念ながら80年代後半ともなると、当時発売されたレコードで英米のオリジナルと日本盤とを比較できるレコードがほぼ無いに等しいので、少し時代を広げて80年代に録音・発売されたレコードに関して言えば英米オリジナルに対する日本盤との音質差はかなり縮まっています。差は感じられないものもあります。
    それと、原盤そのものが英米から送られてきているケースが増えている印象があります。

    それと、ここ半年ほどでわかったのは、1970年代半ば時点で日本盤(独自カッティング)と英米盤とに音質差を見出せないレベルのものが一部出てきていたことを知りました。これについては日本の方が音質に気を配っていた可能性もあります。

    ただ、不思議なことにBeatles関係だけは80年代後期以降に出たデジタルマスターを基にしたLPはどれも英米よりも音質は劣っています。対象としては英国オリジナルアルバムのCD、編集盤の『Yellow Submarine songtrack』『1』『Let it be naked』です。
    使用されたマスターがデジタルならそれほど差はないはずなのですが……。

    No title

    なるほど。仮にカッティングマシンも同じ(レベル)だとしたらますます不思議です。そうなると、もはや湿度の問題とかまで考えてしまいます。室内で空調も効いているでしょうからあり得ない気もしますが。

    ところでもう一つ。
    以前、あるレコード(ギルバート・オサリバンの1st日本盤)を聴いたら片面の中盤あたりから歪み始め、最終局では効いていられないほどに。
    最初は針(DENNONのDLー103)の劣化を疑ったのですが、大丈夫のレコードもあるので違うかと。(この話題も一応したのような・・・)
    ちょうどその頃ビートルズインモノを買ったため、針もDENNONのDLー102を買いました。これはステレオを聴けるモノラル針なので、新品同様のうちに歪むかどうか試してみたのです。
    すると、何と全く歪まない! モノラル針は歪みに強いということなのでしょうか?
    まだ試していませんが、自分のもっているレコードで最も歪みやすいのが「ラバー・ソウル」(日本盤)の「ミッシェル」のボーカルです。これをモノラル針で聴くとどうなるのか、いずれ試してみて報告したいと思います!

    Re: No title

    Makoさん、こんばんは。

    > なるほど。仮にカッティングマシンも同じ(レベル)だとしたらますます不思議です。そうなると、もはや湿度の問題とかまで考えてしまいます。室内で空調も効いているでしょうからあり得ない気もしますが。

    僕の推測ですが、LP用のマスターにはCD用のデジタルマスターは使用されなかったのでは?と。つまり、デジタルをアナログテープにコピーして使用しているような気がします。そうでもしないと1~2ランクも音質が落ちるように思えないので。

    > ところでもう一つ。
    > ちょうどその頃ビートルズインモノを買ったため、針もDENNONのDLー102を買いました。これはステレオを聴けるモノラル針なので、新品同様のうちに歪むかどうか試してみたのです。
    > すると、何と全く歪まない! モノラル針は歪みに強いということなのでしょうか?

    普通に考えると推測できるのは2ケースで、ひとつはステレオ針で聴いてた際、途中で針先にゴミがついてそれ以降は歪んでいた場合。
    もうひとつはステレオ針とモノラル針とでレコード盤の溝の高さの異なる部分をトレースしている場合。針先の形状によって後者のケースもありえるので。

    僕の場合、前者はよくあることです。音が急に濁ったり高域が出なくなったりして、あれ?と思うと針先に埃が付着していますね。

    でも、何度試してもステレオ針では途中から音が歪むという場合には、後者なのかもしれません。モノラル用の針=歪まないなどということはないと思うので。

    > まだ試していませんが、自分のもっているレコードで最も歪みやすいのが「ラバー・ソウル」(日本盤)の「ミッシェル」のボーカルです。これをモノラル針で聴くとどうなるのか、いずれ試してみて報告したいと思います!

    最内周の曲だと通常のトーンアームでは歪っぽくなるのは原理的にも避けられないですね。それこそリニアトラッキングアームを使えば変わると思いますが。
    あと、僕が使っているアームも通常のアームよりは歪が少ないんですよ。アームの支点位置が針先にあるので。
    その分、針飛びにはめっぽう弱いです。



    No title

    JDさん、こんばんは。
    デジタルをアナログにコピーしてカッティングとは想像つきませんでした。デジタルの時代に、日本のデジタル機材の音質が悪いとは考えにくいですよね。アメリカ西海岸のレコードは乾いた音がするという都市伝説(?)も聞いたことがあるので、日本にも何かそういうのがあるのかと。

    さて、モノラル針の件ですが、ゴミの可能性は考えにくいのです。というのも、モノラル→ステレオの順番で聞いても同じだからです。
    ちなみにステレオ針(DL-103)がへたっている可能性は否定できません。4~5年近く使っているので。
    試したいレコードとしては、ポールの「レッドローズ・スピード・ウェイ」のA面最終曲。途中までいい音なのに、最後の盛り上がりのあたりから歪み始めます。残念!
    DL-102を4~5年くらい使ったときに音が歪み始めたら、それは古くなったせいだと分かるのですが。

    Re: No title

    Makoさん、おはようございます。

    > デジタルをアナログにコピーしてカッティングとは想像つきませんでした。デジタルの時代に、日本のデジタル機材の音質が悪いとは考えにくいですよね。

    可能性の一つですが、それぐらいの理由があるように思えます。

    >アメリカ西海岸のレコードは乾いた音がするという都市伝説(?)も聞いたことがあるので、日本にも何かそういうのがあるのかと。

    音作りは風土にも影響されるので、英米でのマスタリングが異なるのはそのせいだと思います。あながち都市伝説ではないかもしれません。国内盤の音はいわゆる優等生というか個性がないというか(苦笑)。

    > ちなみにステレオ針(DL-103)がへたっている可能性は否定できません。4~5年近く使っているので。

    僕には4~5年でカートリッジの針先が痛むとは想像しづらいです。手持ちのDL-103Rなんかは90年代に新品購入したので20年~25年近く使っています。

    モノラルレコードをステレオカートリッジで再生するとノイズが増え、モノラルカートリッジで再生するとノイズが減るのは事実です。実際は減るというか、ノイズもモノラルになり音楽の背後に隠れてしまうような印象です。もしそういう音であれば理解しやすいですが、そうでないなら、僕には理由がまったく思いつかないです。

    2つのカートリッジを調べたら両方丸針だし、針先サイズもあまり変わらずでした。他はセッティングに関する部分でステレオ針だけ何かミスをしている場合ぐらいでしょうか?針圧、インサイドフォース、ゼロバランス、オーバーハングなどの基本部分ですね。

    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今日本では7インチ「シングル」盤のことを誤って「EP」と表示するような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲、3曲や5曲や6曲の場合もあり)意味のExtended Playingの略。どうかシングル盤とEPとを正しく使い分けて欲しい。

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