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    The Clash (US仕様 邦題『パール・ハーバー'79』)

    いやぁ、久しぶりに聴いたよね♪

    clashUS2nd (24)

    ご存知のようにこれは、Clashの米国での2ndアルバムとして登場した(英国では1stの)『The Clash』の国内仕様盤で、邦題が『パール・ハーバー'79』なるLP。

    ……と、ブログ仲間のへどろんさん風に紹介(笑)。
    以下は、これと米国盤の比較などを。



    日本独自のアウタースリーブの付いたこのLP+シングル、買った当時はただの米国での2ndとして登場した『The Clash』の国内仕様盤とは思いもよらず、付属の解説書を読んでがっかりしたような記憶がある。

    clashUS2nd (16)
    *アウター裏面

    Clashの1stは英国では1977年に登場したが米国では当時発売されずじまい。
    翌年登場した2ndアルバムから米国でもLPが出て(=米国での1st扱い)、順序を入れ替えて79年に登場したLPがこれだった。つまり、Beatlesの国旗帯で例えるなら米国国旗が付いた米国編集盤にあたる。

    ベースとなるのが英国1stの『The Clash』だけど、さすがアメリカ編集だけあって、その後に登場したシングルから4曲を追加し、当時英国では最新のレコードとして登場したEP(4曲入り)からも1曲追加(さらに、英国でのデビューシングル「White riot」をここではシングルバージョンに差し替えしている)。

    そのように、収録曲を増やした分、英国1st収録曲を減らしているわけだが、前述のEPからさらに2曲をおまけのシングルとして付属させ、LPとは別扱いにしてある。

    clashUS2nd (13)
    *このように台紙にシングル盤がセットされていた

    残念ながら現在中古で米国オリジナル盤を探しても、付属シングルが付いている確立は低い。全数付いていたのか、それとも初回のみだったのか?そのあたりは知らない。
    僕も長い間シングルなしのLPを持っていたが、2~3年前にようやくシングル付きを見かけて購入した次第。

    clashUS2nd (5)
    *こちらが米国オリジナル

    これに対して、日本仕様の『パール・ハーバー'79』だと、アウタースリーブにLP+シングルと記してあることもあって付属しているのが当たり前で、付属していない場合には欠品扱いで叩き売りされている気がする。

    clashUS2nd (9)
    *国内仕様はいつもながら歌詞解説書が付属

    ところで米国盤の場合、残念なことにB面1曲目の「Janie Jones」のイントロの一拍目が欠損しているのだが、国内仕様盤では欠けておらず。

    シングル付きの米国盤を購入して以来、いつかは国内仕様盤と聴き比べしようかなと手元に置いていたにもかかわらず、ずっとその気が起こらずじまいで今の今までほったらかしにしていた。

    clashUS2nd (1)
    *米国盤のジャケット裏面に付属シングルに関しては一切記載なし

    ようやく気が向いて、両者の音質を比較すると、ちょっと不思議な現象に。

    まずB面から。
    こちらは英国1stの『The Clash』収録曲+シングルB面曲1曲で構成されている。
    1曲目の「Janie Jones」だけでしか比較していないが、国内仕様盤の方が音質が良い!使用マスターが1世代若いぐらいの違い。
    *補足すると、シングルB面の「Jail Guitar Doors」は聞き比べしていないので、この曲だけ米国盤の方が優れる可能性もある。

    ところが、A面になると逆転してしまう。
    A面は両者全曲聴いたが、米国盤の方が音が良い。1曲目の「Clash city rockers」だけを聴くと、2世代ほど音が若いような気もするが、全体を通して少なくとも1世代は音が若い。
    そして、付属のシングルについても、A面と同じ結果だった。米国盤のほうが音が良い。

    なので、『パール・ハーバー'79』は、今後はB面専用になりそうだ(笑)。

    参考までに英国1stの過去記事はこちら。
    その1
    その2

    それにしても、この宣伝コピーは一体何?クラッシュが特別制作?!
    clashUS2nd (21)




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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : レコード LP 米国盤 国内盤 Clash ザ・クラッシュ 音質

    コメント

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    No title

    いやぁ、ご紹介恐縮です♪

    自分はこれ、後追いで米盤だったんで、後で聴いた英国仕様(CD)はなかなかピンと来なかったですね♪
    やっぱ米仕様の方が盛りだくさんって感じで♪
    だから、7インチ付きは欲しい1枚ですね♪

    今やあんまり安くない感じですけど…うふ♪

    Re: No title

    へどろんさん、こんばんは。

    > 自分はこれ、後追いで米盤だったんで、後で聴いた英国仕様(CD)はなかなかピンと来なかったですね♪
    > やっぱ米仕様の方が盛りだくさんって感じで♪

    そうだったんですか。僕の感覚では、それは残念なような……アルバムの出来として英国仕様1stがClashの全アルバムの中で最も出来が良いと思っているので。あと「White riot」はアルバムバージョンこそがベストだと思うので。

    > だから、7インチ付きは欲しい1枚ですね♪
    > 今やあんまり安くない感じですけど…うふ♪

    ちょっと調べたら、やっぱりシングル付は限定だったみたいでした。国内仕様盤は全数付いてましたが。

    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今日本では7インチ「シングル」盤のことを誤って「EP」と表示するような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲、3曲や5曲や6曲の場合もあり)意味のExtended Playingの略。どうかシングル盤とEPとを正しく使い分けて欲しい。

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