PPMのモノ・マスターは本当にステレオ・マスターからのコピーなのか? その1

    cools (24)

    2009年にBeatlesのRemaster CDがようやく発売されてから、ネットや雑誌などで次のような話が語られ始めた。

    「PPMのmono盤は、stereo masterをmono用にmixingして作成されたので、stereo盤の方が音の鮮度が高い。」
    つまり、ステレオ盤はstereo masterそのままなので、モノよりもmaster tapeのgenerationが1世代若いという話だ。

    最初は僕も「なるほどね!」と鵜呑みにしていた。

    cools (28)



    ここで注意しておきたいのは、Beatlesの英国モノラルのアルバムのうち、「Yellow submarine」以外は、2トラックあるいはマルチトラックのセッションマスターからの直接のミックスダウンにより作成されており、本来は上記の話は適用されない。
    適用される(可能性がある)のはPPMだけだ。

    Beatles好きだが録音関連の知識が全くない友人が、MonoはStereoよりも音質が悪く、それはマスターテープの世代が一世代違うためだなどと全てのアルバムについてそうであるかのように思い込んでいたが、それは誤り(苦笑)。

    しかし、本当にPPMのモノ・マスターはステレオ・マスターからのコピー(=モノラルにミックス・ダウン)なのだろうか?

    あるいは、音質を比較した場合にステレオの方がモノよりも鮮度が高く聞こえたとするなら、理由はそこにあるのだろうか?

    それに関連して、一つ興味深い話がある。
    それは、このレコードのライナーに記載されている。

    cools (9)

    実はこのLPは、買ったまま1年以上開封さえしていなかった米Music Matters社より発売されたBlue Noteの高音質レコード(45回転x2枚組)。そのハイレゾな音に驚いたし、付属のライナーにその興味深い記事があり思い出したわけだ。
    この話を聞いたのはRemaster CD発売以前だったので、すっかり忘れていた。

    それは発売元の米Music Matters社のHPに掲載されている。
    URLを記しておく。

    http://www.musicmattersjazz.com/

    ここから入って、sound の項を読むと、その記事がある。
    詳しくは次回に持ち越しする(続く)。
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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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