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    LESLEY GORE SINGS OF MIXED UP HEARTS

    このLPは昨年ようやく手に入れたLESLEY GOREの2ndアルバム。1963年11月発売の『LESLEY GORE SINGS OF MIXED UP HEARTS』、米国オリジナルモノラル盤。

    lesgor2nd (11)
    *ジャケット表はコーティングあり

    12年ほど前にLESLEY GOREのMercury時代の米国オリジナルLPはコンプリートできたと思っていたが、5年ほど前にこの2ndを持っていないことに気づいた。それ以来ずっと日本の中古レコード屋で探し続けていてようやく見つけた。本当に長かった。



    そういう個人的な事情があったので、通常なら決して手を出さない3000円超えだったにも関わらず意を決して購入を決めた。もしこれがステレオ盤だったならもっと嬉しかったのだけれど、初めて出くわしたのだからモノラルであろうと購入することにした。

    LESLEY GOREの60年代Mercury時代の米国オリジナルLPは、日本ではそれほど人気があるとは思えない。それゆえなのだと思うけれど、わざわざ米国で買い付けてくる中古屋さんは数少ないのだろう、だから日本で出回らない=値段が不必要に高くなる、という構図なのでは?と推測している。

    eBayで仮に1000円程度で見つけても送料が2500円ほどかかってしまうので、1枚のみ購入となると合計で3500円程度になってしまう。なので、日本の中古屋さんで遭遇する機会を待っていたのだ。

    結果としては、ほぼ同様の金額で購入したものの、コンディションが非常に良かったことで自分を納得させている。いや、まぁ、今となってはあの時買っておいて良かったと思う。

    lesgor2nd (6)
    *ジャケット裏面

    2ndと比較すると、デビューLPとなった『I'll Cry If I Want To』は何倍もよく見かける。少なくとも5年で10数枚は見ているので10倍以上か(笑)。

    1st LP『I'll Cry If I Want To』には(またまただけれど)デビューシングルで全米No.1ヒットとなった「It's my party」と5位まで上がった「Judy's Turn to Cry」を含んでいるからなのか?日本でも良く出回っている印象が強い。
    しかも、珍しく全米No.1ヒットを含むLPなのに米国のアルバムチャートでも25位まで上昇しているのだから、少し前に取り上げたgirl groupsのアルバムの数倍売れていることになるのだろう。加えて再発盤の存在もある。

    でも、『LESLEY GORE SINGS OF MIXED UP HEARTS』にもヒットシングルとなった「She's a Fool」(5位)と「You Don't Own Me」(2位)が含まれているので、なぜこのLPをほとんど見かけないのか理由が解せない。もしかすると、全米ヒットチャートは日本でのヒットに関連性がないためなのかな?などと想像してしまう。
    ただし、こちらは全米アルバムチャートではヒットしておらず、米国でのセールス面では1stと大きく差が開いているのも事実。もしかすると、そっちが大きな理由なのかも。

    lesgor2nd (1)
    *レーベル

    なお、この2nd発売時(1963年11月)までは、米国の音楽シーンはいわゆるアメリカンポップスの全盛期なのだが、同じく11月にケネディ大統領暗殺事件があり、米国は一気に喪に服すようになってしまう。有名なPhil Spectorの『A Christmas Gift for You』がまさに同日に発売となった為に売れなかったことからして、陽気な音楽を聴いて楽しむ雰囲気ではなかったことは容易に想像がつく。LESLEY GOREの2ndも同じ理由でさほど売れなかった、と考えれば腑に落ちる(実際、そうかどうかは別として)。

    内容的には、どの曲もしっかりしたアレンジがなされ、半数はゴージャスなサウンドを身にまとっている。軽快な曲が中心で少ししっとり系の曲が含まれている。録音・発売当時、LESLEYはまだ17歳。それにしては堂々とした歌いっぷりに思える。特に、軽快なナンバーはどれもうまく歌いこなしていて楽しい。よくできたポップアルバムだ。


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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : レコード LP 米国盤 モノラル LESLEY GORE レスリー・ゴーア

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    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今日本では7インチ「シングル」盤のことを誤って「EP」と表示するような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲、3曲や5曲や6曲の場合もあり)意味のExtended Playingの略。どうかシングル盤とEPとを正しく使い分けて欲しい。

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