FC2ブログ

    『Fillmore East 1968』の海賊盤

    80年代に『Fillmore East 1968』の海賊盤LPを新品で購入したのがこれ(海賊盤のコピー盤の可能性もある)。

    WhoFillmore1968 (11)
    *ステレオ収録されていたので、購入当時は驚いた



    その後、CD時代になりブートCD(日本製?)も追加で購入。こちらもステレオで収録。

    WhoFillmore1968 (3)
    *クリックで拡大

    ザフーコンプリートクロニクルによるとWhoは1968年4月5日/6日の2日間メインアクトとしてFillmore Eastに出演。2公演ともに4トラックのレコーダーで録音されたとのこと。
    本来1日2回公演の予定だったのが、事情により1回公演になっている。

    海賊盤LP/ブートCDのクレジットでは、収録は4月5日公演となっている。
    今回いよいよ登場する正規版は4月6日の公演となっているが、本当にブートと収録日が違うのかどうかは聞かないとわからない。

    WhoFillmore1968 (5)
    *ブートCD裏面

    海賊盤LPよりも曲数の多いブートCDと初登場となる正規版の収録曲を比較すると、正規版のほうが2曲(「I’m A Boy」と「C’mon Everybody」)多い。それに正規版CDは2枚組だ。

    ここでちょっとだけ内容の話を。
    海賊盤LP『Fillmore East 1968』を聞いて何よりも驚かされたのは「Relax」の演奏だった。
    『The Who sell out』と違ってKeyboardが入っていないからか?かなりワイルドな演奏で、しかも間奏に入ったら完全にアドリブモードに入ってしまう。僕にはそれがめちゃくちゃ格好良かったのだ。しかも、演奏途中で録音テープが途切れたのか?間奏の途中でフェードアウトして終わってしまう。そこまでの演奏時間が7分だ。続く「A quick one」も途中から始まることから、この部分は別リールに録音されたか、録音されなかったかのどちらかだろう。
    それと、ブートCDにのみ収録の「My Generation」は「Relax」同様に後半がアドリブモードになっている。残念ながらブートではこれも完全収録されておらず、8分を超えるがフェードアウトだった。Keithがどのようにdrumsを叩けば良いか悩んでいるように思える部分があることから、Peteが勝手に即興的に始めたので、なんとかそれに合わせているような気がする。
    トレモロアームを使うのでPeteはストラトを弾いていると思われる。

    今回の正規盤では、「My Generation」が30分を超える演奏という話なので、ブートで聞かれるような展開なのだろうと推測できる。もし本当にブートとは別日の演奏だったならば、ブートはブートで価値があることになる。
    それと、僕は「Relax」もブート同様の長尺演奏なのかどうか非常に気になっている。これの完全版を是非聞きたい(同日でなくとも)。


    最後に、僕の記憶では、80年代に翻訳本が出版されていた米国Rolling Stone誌のインタビュー集にPeteのインタビューが掲載されており、そのインタビューはFillmore East公演後に収録されたものだったはず。その日はPeteが初めてギター破壊をしなかったライブと書かれていた記憶もある。PeteはWhoがこれからどういう内容のものを作ろうとしているのか、製作スタート前のTOMMYについてインタビュアーに語っていた。主人公が3重苦ゆえに外界を音楽的に認識する、それをWhoが音楽で表現するという話だったと思う。
    このインタビュー集は、当時の僕にはあまりにも高額で買えなかったものの、Peteの話がものすごく興味深くて何度も立ち読みさせてもらった(苦笑)。

    PS
    1968年4月5日の朝に撮影されたWhoの写真がKids are alrightの表ジャケットの写真とのこと。あのルックスの時期の演奏だ。


    関連記事
    スポンサーサイト



    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : ザ・フー Who レコード LP CD Live Fillmore East

    コメント

    Secret

    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今日本では7インチ「シングル」盤のことを誤って「EP」と表示するような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲、3曲や5曲や6曲の場合もあり)意味のExtended Playingの略。どうかシングル盤とEPとを正しく使い分けて欲しい。

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    カレンダー
    12 | 2020/01 | 02
    - - - 1 2 3 4
    5 6 7 8 9 10 11
    12 13 14 15 16 17 18
    19 20 21 22 23 24 25
    26 27 28 29 30 31 -
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QR