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    Yellow Submarine 豪州盤 mono/stereo

    デアゴの『Yellow Submarine』を2012年盤の置き換えのために購入するか、あるいはどうせ聴かないのだからやめておこうか判断するために2012年盤や英国オリジナルなどを探して引っ張り出してきた。

    yelSub2018 (35)
    *英国オリジナルmono(左)/豪州オリジナルmono(右)

    その中には、持ってたことを完全に忘れていた豪州オリジナルmono盤があった。手持ちの英国mono盤がぼろいだけに、逆に僕には価値がある。

    以下はこのアルバムについての僕のネガティブな印象も含むことをお断りしておく。



    さて、先にアルバムの話をしておく。
    この機会に改めて『Yellow Submarine』を聴くと、初めて聴いた際に受けた印象とさほど変わりがなかった。あれから35年以上経過するというのに……。

    僕の印象を要約すると、
    ・Beatlesのアルバムと言うよりも単なるサントラ盤であるということ
    ・Beatlesの新曲?4曲は彼らの平均点レベルかそれ以下のクオリティに思えること

    yelSub2018 (26)
    *英国stereoジャケット裏面

    昔好きだったA-4は、今聞くとシングルB面にさえなれなかったレベルに思えるし、A2,A3は昔から凡庸に思えていた。
    唯一A面で面白いのはGeorgeのA-5か。しかし、ステレオミキシングは声と演奏が分離しすぎていてなんとも残念な出来。

    つまり、このアルバム用に使用された新曲は(実際には単なる未発表曲だったわけだが)どれを取ってもA-6の「All you need is love」ほどにクオリティが高くない。
    さらに(他の人はさておき)、僕は昔から「Yellow Submarine」が大の苦手、全然良いと思わないのだった(苦笑)。本当に聞き流すだけ(『Revolver』を聴く時も)。

    yelSub2018 (31)
    *英国monoジャケット裏面

    そして、ここが一番肝心なのだが
    ・B面のGeorge Martine指揮のオーケストラ曲のほうがA面よりもよっぽど面白いし、素晴らしいということ

    収録された曲は映画用にGeorge Martineが書いたもので、曲によっては逆回転と思われるサウンドエフェクトも取り入れたもの。最初から最後の手前の曲までずっと惹きこまれてじっくり聴き入ってしまう。でも、最後の「Yellow Submarine」をアレンジした曲で……(苦笑)。

    そのB面を楽しむにはステレオ盤の方が良い。けれども、GeorgeのA-5はモノラルのほうが良い。

    yelSub2018 (1)
    *英国monoレーベル



    では、ここから豪州盤について。

    yelSub2018 (22)
    *豪州盤stereo(左), mono(右)

    『Yellow Submarine』の豪州オリジナル盤は、mono/stereoともに英国製の原盤を使用しているので英国1stプレスとマトリクスは同じで、両者ともにA/Bは-1/-1となっている。

    同じ原盤からのプレスなのでプレスやビニールの材料品質等での音の違いはあっても音質的にはニア・イコールだ。

    yelSub2018 (6)
    *豪州mono

    yelSub2018 (10)
    *豪州stereo

    monoとstereoが並販された初版はジャケット裏面に折り返しがあり、mono/stereo両者の番号が入っていて、stereo盤にはstereoを示すシールが貼り付けられている。

    yelSub2018 (17)

    豪州盤も再発においてはステレオ盤のみとなり、ジャケット裏面にはステレオ盤の番号のみ、折り返し無しとなる。
    盤そのものは初版と同じマトリクス-1/-1の原盤から製造されている。


    で、デアゴ盤『Yellow Submarine』購入は、見送りが賢明だと判断した。他のレコードなりCDにお金を回すほうが良い選択に思えた。




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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : レコード LP Beatles ビートルズ ステレオ stereo Mono デアゴ

    コメント

    Secret

    はじめまして

    Yellow SubmarineのOZオリジナルのモノとステレオを以前断捨離してしまい後悔してましたが、昨晩、OZの再発イエロー盤を聴きました。
    これが私のローエンドな環境では凄まじくいい音で鳴ってました。デアゴ盤は音に元気が無く少し残念な感じでした。
    これからもちょくちょくビートルズネタでは遊びに来ます。また、ブログをリンクさせていただきました。

    Re: はじめまして

    なかいさん、こんばんは。
    はじめまして。

    > Yellow SubmarineのOZオリジナルのモノとステレオを以前断捨離してしまい後悔してましたが、

    それは後悔する気がします。音質の劣る国内盤ならまだしも……。

    > 昨晩、OZの再発イエロー盤を聴きました。
    > これが私のローエンドな環境では凄まじくいい音で鳴ってました。デアゴ盤は音に元気が無く少し残念な感じでした。

    僕は結局デアゴ盤は見送ったのですが、2012年盤から推測すると再生音量が大きければ良い音すると思います(少なくとも僕のオーディオ・部屋の環境だと)。ただ、YSのOZ盤はほぼ英国盤なので良い音がして当然ですね(笑)。

    > これからもちょくちょくビートルズネタでは遊びに来ます。また、ブログをリンクさせていただきました。

    ありがとうございます。



    No title

     こんばんは。
     話の続きをこちらのページから。

     UKオリジナルモノは、特別なマトリクスはともかくとして、大体どのくらいが相場なのでしょうか。高いものを買ってしまわないように、知っておきたいのです。どうか教えてください。
     よろしくお願いします。

    Re: No title

    Makoさん、こんばんは。

    >  話の続きをこちらのページから。
    >  UKオリジナルモノは、特別なマトリクスはともかくとして、大体どのくらいが相場なのでしょうか。高いものを買ってしまわないように、知っておきたいのです。どうか教えてください。

    返事が遅くなり、その間に1枚購入されたようですね(笑)。
    実は僕が購入していた頃と今とは相場が全然違う気がして、なんとも言いづらいですね。
    東京とそれ以外とでも相場が違う気がしますし。

    とりあえず僕の感覚で記しますと、SGTまでは状態がVG+で5~6千円前後、ただし、アルバムごとに微妙に相場が違ったり、マトにプレミアのつくものはさらに高額。White albumはVG+で8千円前後でしょうか。
    コンディションが良くなると値段が上がりますし、PPMもGoldになると1.5万円程度になるかなと(もっと高額なのかもしれませんが、僕の感覚ではそのぐらいの価値しかないかなと)。
    すみません、参考にならないかもしれませんね。



    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今日本では7インチ「シングル」盤のことを誤って「EP」と表示するような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲、3曲や5曲や6曲の場合もあり)意味のExtended Playingの略。どうかシングル盤とEPとを正しく使い分けて欲しい。

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