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    追悼 France Gall

    先月のJohnny Hallydayに続き、今度はFrance Gallが亡くなったとのこと。

    90年代の後半だったように思うが、Franceは音楽界を引退した。あれから20年ほど経過したろうか。

    France Gallのスタジオ録音作品ですぐに思い浮かぶのは、『Babacar』(1987)、『Débranche!』(1984)の2枚。

    FG2018 (6)
    *仏オリジナル盤LP、手前は『Babacar』

    特に『Babacar』はCDで良く聴いていた。



    個人的な好き嫌いで言えば、70年代以降、Michel Berger作品を歌って復活を遂げたFrance Gallの作品は、60年代のPhillips時代ほどには好きではない。Michel Bergerの曲は、特に70年代においては僕には個性が強く思え、好んで聴きたいとは思えないメロディーが多かった。

    でも、70年代半ば以降のフランスの音楽シーンにおいては、France Gallと言えばMichel Berger作品を歌う大人の女性シンガーであって、60年代のアイドル歌手ではなかった。
    それはFrance本人も強く自覚していたように思う。

    少なくとも、60年代の作品が再評価され始める90年代までは、Phillips期や次のLa Compagnie期は振り返りたくない時代のような位置づけだったのではなかろうか。

    だから、追悼を意識するとどうしてもFrance Gall本人の意思を尊重し、前掲の2枚に気が向いてしまう。実際、この2作品はとても良い作品だと思っているし。

    FG2018 (2)
    *『Débranche!』を手前に

    スタジオ録音アルバムを除くと、80年代のライブアルバムのいくつかも非常に出来が良いと思う。そのうちのひとつは、レコードは90年代半ばにはすでに新品で手に入りにくくなっていたので、現地でミュージックテープ(カセット)を買って、帰国後に運転しながらよく聴いていたものだ。
    でも、本当は映像付でそれらライブアルバムを味わいたいところ。

    と言うのも、80年代以降、Franceは歌うことと同じくらいdanceを重視するようになり、danceに強く情熱を傾けていたから。

    Franceが引退する少し前に出した(たぶん最後の)スタジオ録音作品は、ちょうど僕が現地を訪れている時に新譜扱いだったので現地で購入したし、インタビューもリアルタイムで見れた。それが僕にとっては唯一の救いかな……残念。

    ご冥福をお祈りします。


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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : France Gall フランス・ギャル レコード LP 仏国 追悼

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    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今日本では7インチ「シングル」盤のことを誤って「EP」と表示するような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲、3曲や5曲や6曲の場合もあり)意味のExtended Playingの略。どうかシングル盤とEPとを正しく使い分けて欲しい。

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