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    The first lady of Immediate/P. P. Arnold

    気がつけば今年も残すところ2週間を切っていた。
    秋はあったっけ?などと考える余裕もなかった。

    注文していたLPやCDが11月から12月初めにかけてたくさん届き、全てを聴く時間的な余裕がないにも関わらず、最近時々聴いているのが昔に買ったこの再発盤、P. P. Arnoldの1stアルバム『The first lady of Immediate』。

    FLOI (10)
    *西ドイツLine盤



    今なら、Small FacesファンであればP. P. Arnoldを知っていて当然というような気もする。と言うのも、Immediate時代のSmall Faces名義の編集盤の中にP. P. Arnoldが発表した曲「if you think you’re groovy」が混じっていたりするからだ。その理由としては、Marriott/Laneのペンによる曲で演奏やコーラスをSmall Facesが担当しているから。

    でも、僕がP. P. ArnoldとSmall Facesが競演(?)していたと言うことを知ったのは、P. P. Arnoldを知ってから数年経過した頃だった。当時VHSビデオやLDで発売されていた(邦題が)『ロック映像年鑑』と言う映像集に彼女のシングル「The First Cut Is the Deepest」のPVが含まれていたのを観たとき。
    格好良い曲だなぁと思っていたが、彼女と一緒に登場するバックバンドメンバー風の男たちがなんとSmall Facesだった(笑)。それは僕には驚きだった。

    FLOI (4)
    *ジャケット裏面、こっちのデザインの方が表よりも格好良い

    「The First Cut Is the Deepest」の演奏が実際にSmall Facesなのかどうか?と言えば、はっきりとは知らないものの、仮に参加していたとしても全員参加ではない気がする(確か、別のグループによるものと読んだ気がするのだが……)。
    「if you think you’re groovy」は、Small Faces+αで間違いない。

    同様に、P. P. ArnoldがSmall Facesの(Immedeiate時代の)曲にコーラスをつけているものもあって、Steveに負けずとも劣らない女性ボーカルを聴かせる。代表作はやはり「Tin Soldier」だろう。

    今日これを書くまで考えたことが無かったが、英国ロックをバックにソウルフルでありながらソフトからハードまで何でも歌いこなせるボーカルスタイルの女性シンガーは、P. P. Arnold以外に誰かいたっけ?似通っていると言えば米国ロック/R&Bになるが、彼女が独立前に参加していたIkettesを従えたグループ、Ike & Tina Turnerか(ソフトではないかも)。

    FLOI (1)
    *Line盤は、例によって白レコード

    で、この1stアルバムは、A面1曲目に前述の「if you think you’re groovy」を配していることからもおよそ見当がつくが、ロック色が強い(A面のラストに「The First Cut Is the Deepest」を収録)。でも時々、Ronettesっぽく聞こえる時がある。それは声質や曲のアレンジによってだけど。

    ちょうど良いタイミングでブログ仲間のPOPOSUKEさんが『新・自己満足レコード館』でP. P. Arnoldの2ndアルバム『KAFUNTA』を紹介されている。しかも英国Immediateのオリジナル・ステレオ盤だ。僕の西ドイツ再発line盤とは大違い。



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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : レコード LP P. Arnold Small Faces 英国ロック

    コメント

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    No title

    JDさん こんばんは

    P. P. Arnoldの2ndアルバムはあまり聴くことがありませんが、この1stアルバムは私も聴く機会が多いです。
    彼女もそうですが、最近は他の人のバックを務めていた女性シンガーのソロ作品を集中的に聴いています。
    60年代後半の英国にはそういったアルバムが意外と多いです。

    >英国ロックをバックにソウルフルでありながらソフトからハードまで何でも歌いこなせるボーカルスタイルの女性シンガーは、P. P. Arnold以外に誰かいたっけ?

    ちょうど先ほどまで聴いていたのですが、SHARON TANDY。
    この人は変にふり幅が広いのですが、ちょっと違うかな?

    Re: No title

    POPSUKEさん、こんばんは。

    > P. P. Arnoldの2ndアルバムはあまり聴くことがありませんが、この1stアルバムは私も聴く機会が多いです。

    あ、そうだったんですか。
    2nd収録曲の方がpopと言うかメジャーな曲のカバーが多かったような記憶が……でも、僕はLPでは持っておらず。
    再発でも良いのでレコードで聴いてみたい気がします。

    > 彼女もそうですが、最近は他の人のバックを務めていた女性シンガーのソロ作品を集中的に聴いています。
    > 60年代後半の英国にはそういったアルバムが意外と多いです。

    英国だと60年代半ばまでは本当に一握りの女性シンガーだけしかLPを出せていないですね。
    60年代後半にはそのあたりの状況が少し変わってきているんでしょうか?

    > >英国ロックをバックにソウルフルでありながらソフトからハードまで何でも歌いこなせるボーカルスタイルの女性シンガーは、P. P. Arnold以外に誰かいたっけ?
    > ちょうど先ほどまで聴いていたのですが、SHARON TANDY。
    > この人は変にふり幅が広いのですが、ちょっと違うかな?

    僕はその人は聴いたことが無いように思います。
    POPOSUKEさんのブログで取り上げられたことがありましたっけ?気になりますね。



    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今日本では7インチ「シングル」盤のことを誤って「EP」と表示するような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲、3曲や5曲や6曲の場合もあり)意味のExtended Playingの略。どうかシングル盤とEPとを正しく使い分けて欲しい。

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