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    今年最後の更新 各国の編集盤 その5

    ようやくこれで最後だ。
    今年になりブログを始めてみたが、楽しいけれど、結構手間がかかるとわかった。何年も継続されている方はやはりすごいなぁと実感した次第。

    今月の初めには、普段取り上げない最近の音楽なども取り上げようか迷ったが、それらは結局やめた。けどいつかは気が変わるかも。

    では、最後のレコードで、Beatlesのフランス編集盤、通称“ホースカバー”の「Les Beatles dans leurs 14 plus grands succes(OSX231)」。
    compilation 15a
    これは1965年に発売されたフランス独自の編集盤。

    ドイツ・オランダで発売された「Greatest Hits」やイタリアの「In Italy」など、1965年には欧州各国で独自の編集盤が発売されたわけだ(と言っても3種類だが)。

    その背景には、シングル曲のアルバム収録要望があったのだろう。
    米国と違い、欧州では基本的には英国準拠のLPしか発売されていないのだから(ドイツの「Beatles Beat」みたいな例外もあるが・・・)。
    その結果、1965年には我慢できなかった国々から堰を切ったようにベストヒット的なLPが発売されたのかな、と。

    選曲で目に付くのは、カバー曲「Twist and shout」「Roll over Beethoven」「Rock and roll music」の収録。
    ちなみにドイツ盤「Greatest Hits」にはカバー曲は4曲収録されていた。
    *以下の通り。
    compilation 19a

    やはり初期Beatlesの印象として、これらロックンロールのカバー曲は外せないものだったのだろう。今ではオリジナル曲主体に語られることの方が多いBeatlesも、リアルタイムではカバー曲のかっこ良さが、その人気にかなり貢献していたと思われる。

    ただし、In Italyでのカバー4曲は英国EP「Long tall sally」そのままとなっており意図は不明。
    *In Italyの記事にも曲目リストを追加した

    compilation 16
    ホースカバーに戻るが、裏ジャケットに使用されている写真は今見るとかなり脱力系?(笑)。
    上下に折り返しがある。

    このレコード、フランスの中古屋で額に飾ってあるのを見つけて、いくらするのか尋ねたことがある。そうしたら、売りものではないとの話だった。あくまでレコード屋のステータスを上げるために飾ってあったようだ。

    ちなみに僕は札幌のお店で購入した(笑)。

    compilation 17
    レーベルは紫色。この時期はオレンジ色のレーベルも同時に出ていたが、その使い分けの理由は不明。


    これで今年最後の更新となる。
    見ていただいている皆さん、どうもありがとう。
    2011年が皆さんにとって素晴らしい1年でありますように。
    それでは、良いお年を!
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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    コメント

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    No title

    新年明けまして、おめでとうございます。
    昨年はBEATLESでいろいろ教えて頂きありがとうございました。
    本年もどうぞ宜しくお願い致します。

    今回紹介して頂いた編集盤は初めて知りましたが、何年頃に発売されたものなんですか?
    音質はUKと比較してどんな感じでしょうか?

    Re: No title

    cut&rinseさん、こんばんは。
    明けましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いします。

    記事の中にも書いてありますが、フランスで発売されたこのレコードは1965年の発売です。以後の再発はされていません。
    翌66年の英国編集盤「Oldies」もフランスで発売されたため、本当に一時のみのリリースだったようで、今では非常に貴重なレコードとなっています。
    しかし、リプロ盤は発売されています。つまり、コピー盤(海賊盤)ですね。

    > 音質はUKと比較してどんな感じでしょうか?

    60年代のフランス盤の音は、全体的にはUK盤よりも明るくて元気な印象がありますが、このレコードについてはそれほど良かったと言う記憶はありませんでした。
    そこで、かなりの音量でUK盤のPPM4thやAHDと同一曲で初めて聞き比べてみたところ、UK盤のほうが鮮度が高い音だとはっきりとわかりました。UK盤のほうが低域から高域までレンジも広く聞こえます。
    しかし、UK盤LPでは最も内周にある「Twist and shout」「Can't buy me love」については、こちらの方が音に歪が無くきれいには聞こえます。
    ただし、UK盤「Oldies」モノよりは、良い音ですね。あれはひどすぎます。

    同様に、In Italyも同じ視点で聞いたところ、ホースカバーよりは音の鮮度は高いです。
    ただ残念なことに収録曲のほとんどがシングルかEP曲なので、それらと比較するとどうしても劣りますね。

    今回紹介しなかった別の国の編集盤も同時に聞き比べしたところ、実は驚きの結果となりました。
    今年最初の記事はそれにしようかなと考えています。

    Re: No title

    ****さん、こんばんは。
    初めまして、でしょうか。

    このアルバム、Beatlesのレコード収集者にとっては価格的にも物量的にも難関の一つですね。
    でも、僕も昨年東京のDUで見たような記憶があります。
    もしかしたらebayでもそれなりに登場しているのかもしれません。

    壁に飾ってもよし、聴いてもよしの1枚だと思っています。

    ホースカバーについて

    僕もオリジナルホースカバー持っています、ずいぶん前にオークションで4万5千円で買いました。程度はそれなりにlイイですよ、このレコードはせんきょくもよく、何度聞いてもあきません。

    Re: ホースカバーについて

    NAKAさん、こんばんは。

    > 僕もオリジナルホースカバー持っています、ずいぶん前にオークションで4万5千円で買いました。程度はそれなりにlイイですよ、

    その金額だと僕の感覚では安い部類です。

    >このレコードはせんきょくもよく、何度聞いてもあきません。

    同感です。
    それと、最後にRock'n roll musicを配したあたりに当時のフランスでのBeatlesの位置づけが伺える気がします。





    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今日本では7インチ「シングル」盤のことを誤って「EP」と表示するような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲、3曲や5曲や6曲の場合もあり)意味のExtended Playingの略。どうかシングル盤とEPとを正しく使い分けて欲しい。

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