続Deagostiniから発売されたBeatlesのLP

    昨日の続きで、今回は補足と推測を。

    まず、今回僕が購入したDeagostiniから発売されたBeatlesのLP『Sgt.Pepper’s…』は、既発のJazzコレクションと同様、国内仕様版。つまり、LPが輸入盤である以外は、国内で作られ販売されている商品だ。英国版を輸入したものではない。

    DeagoSgtP (19)
    *冊子の中はこのように日本語



    理由は不明だけれど、現時点ではまだ全国の書店での販売は行われていないみたいで、特定の書店のみでの限定販売らしい。既に1冊目の『Abbey road』が1990円?2冊目の『Sgt.Pepper’s…』が2980円という定価で発売されているみたい。3冊目は『Help!』が予定されている。

    で、実はJazzコレクションも『Kind of blue』がとある書店で先行発売されていて、全国版が発売されたのは、その数ヵ月後だった。なので、Beatlesのコレクションも同じことになるのではないのかな?と想像している。


    次に、これはあくまで僕の推測あるいは妄想の部類に入るかもしれない話。
    実は今回、英国でDeagostiniからBeatlesのstereo LPのシリーズが発売されることを知った時点で僕はピンと来ていた。これはきっと、2012年のstereo LP Box(あるいはバラ売りのLPs)の修正版になるのではなかろうか?と。同様の見解を持った人も大勢?いるに違いない。

    と言うのも、昨日おさらいしたとおり、2012年のstereo LP Boxは致命的な欠点があった。
    それは当初、新たなマスタリング手法とアナウンスされ、EMI/Appleサイドからするとstereo LP Boxの大きな売り文句の一つだった。けれども市場に出してみると、評価されるどころか酷評される始末だった。

    次のプロジェクト、Mono LP Boxについても既に同様の手法でマスタリングが施されて、メタル原盤まで作成済みだったにもかかわらず、それを全て破棄してアナログマスターを使用する方針転換に至ったのは、stereo LP Boxで実施した歪補正用EQ/フィルター操作が失敗だったと認めざるを得なかったからだろう。Mono LP Boxも、あとはプレスを待つのみだったのだから、そうならなくて本当に良かった。

    そのような状況下にあって、歪補正用EQ/フィルター操作を施さない、別マスタリングのstereo LPを新たに世に出すなんてことになれば、それはEMI/Appleによる悪徳商法と受け止められても致し方ないだろう。最初は80点の商品を世に出して荒稼ぎしてから、100点の商品を改善版・修正版として発売するのはまるでブートと同じ商法だ。そんなことをすれば、stereo LP Boxそのものを交換希望する声が世界中から上がることだろう。

    DeagostiniからBeatlesのstereo LPのシリーズを販売したいと持ちかけられたのか?あるいは逆に、EMI/Appleが売り込んだのかは不明だが、Deagostiniから発売されるのであれば、この機を利用して別マスタリングのstereo LPsを世に出せると考えるのが妥当と思われた。そうであれば、stereo LP Boxを購入済みのファンであっても、2012年のLPと新品を交換しろなどとは言えないからだ。うまい方法だなと思えたし、訂正版を出すには唯一の解決策だなとも思えた。

    僕の推測とはざっとこういう内容だ。
    自分ではかなり現実味のある話だと思っている。

    今後、全国発売になると思われるが、もし『Abbey road』が2012年盤と同様のマスタリングであったならば、僕の推測は大ハズレとなる。
    なので、確認の意味でも、僕も『Abbey road』は購入するだろう。

    そして、別マスタリングだと確認できれば、オリジナルアルバムについては全て購入してしまうだろう。Past mastersも。
    ただし、1回聴いたか聴かなかったか覚えていない『Help!』『Rubber soul』が86年remixのままであれば、それらは買わなくとも良いかな。どうせ聴かないのだから。



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    tag : Deagostini デアゴスティーニ LP レコード ビートルズ Beatles

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    ディアゴスティーニ

    初めてまして。
    アビーロードを購入しました。AP-8815 YEX-749 750と比較ですがディアゴ盤は低音寄りで中高音域は歪や癖がない替わりに鮮度が落ちている感じです。盤の見た目は溝が浅いのかツルンとしていますが一部の曲にポップノイズがあり曲間でもシュリシュリとひっかき音の様なノイズもあります。中古の程度の良いものを購入した方がいいのではというのが感想ですね。参考までに。

    Re: ディアゴスティーニ

    かかしさん、こんばんは。
    はじめまして。
    情報ありがとうございます。

    2012年のデジタルリマスター音源使用ステレオLP発売の際に、盤質不良で最もクレームが出たアルバムが『アビーロード』でしたね。あれを思い出してしまいました。

    デアゴのLPシリーズは、Jazzコレクションでも盤質が駄目という報告をした人もいるので、返品や交換できるお店で買うほうが無難なのかもしれません。僕は問題なかったので、あくまで、そういう話があったということですが。

    それと、国内AP盤と2012年リマスター(デアゴ盤もこれを使用)とは、使用マスターそのものがぜんぜん別物ですので、僕は比較しても意味がないと思っています。

    『アビーロード』に関しては、2009年にリマスターCDが登場した時点で音の質感がそれ以前とはちょっと変化してしまったと思っていて、音に厚みが出た分、高域が独特の(僕の言葉で言えば)丸みを帯びた音というか、化粧されたような音に思えています。
    そのあたりの質感や音傾向は、2012年のアナログ盤でも同様だったように思います。

    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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