Chuck Berry's Greatest Hits

    Rock’n’rollのoriginatorの一人、Chuck Berryが亡くなったとのこと。

    彼の考案?したギターリフや奏法は、その後rock guitarの標準スタイルのひとつになり、今やそれはクラシカルなスタイルと言えなくもない。

    僕が持ってるChuck Berryの米国オリジナルLPは2枚しかない。そのうちの1枚がこれ、『Chuck Berry's Greatest Hits』。

    ChuckBerry (10)
    *米国オリジナルLP

    タイトルからわかるように、Chuck Berryのヒット曲を集めた編集盤。


    A面1曲目が「Roll Over Beethoven」なのは、このLPの発売年が1964年だからだろう。
    つまり、このアルバムが用意された背景には、1964年の全米で巻き起こったBeatlesブームがあったわけだ。

    Beatles初上陸時のコンサートの模様は、Washington DCでのコンサートがフィルムに記録され米国各地で上映された。そのときの1曲目こそが「Roll Over Beethoven」だった。

    ChuckBerry (5)
    *ジャケット裏面

    その後、Beatlesに続き、多くの英国勢が米国でヒットを飛ばすことになる(British invasion)が、彼らの多くがChuck Berryを含む米国の黒人Rock’n’rollerを敬愛していた。

    Beatles、Gerry and the Pacemakers、Rolling Stones、Kinks等の英国勢は皆一様にChuck Berryの曲をコピーして演奏し、レコードとして残しているが、自分たちの曲としてモノにしたと言うよりも、〝Chuck Berryをコピーしている〟という風に思えてしまう……僕の感想としては。
    Chuckのギタースタイルを生かしてコピーする限りどうしてもChuck Berryのversionとそっくりになってしまうのだから、それもやむを得ない気がする。Keith Richardsなんて、ほとんど二人目のChuck Berryのような演奏をしていた。

    ChuckBerry (2)
    *レーベル(黒レーベルが初版という説もあるが、デザインと溝の形状から判断するとほぼ同時期と思われる)

    それほど、Chuck Berryのギターや楽曲は個性が強かったと言えるし、あの独自の軽快なノリやシンプルでいて緩急のツボを押さえたアレンジ・演奏は、当時の10代のギター少年をとりこにしたことだろう。

    『Chuck Berry's Greatest Hits』には、そのようなChuck Berryの魅力が詰まっている。

    収録曲は1955年のデビューシングル「Maybellene」から59年までのシングル曲が11曲。そして、それに加えてこのLP発売の少し前に発表された最新シングル「Nadine」の合計12曲。





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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : レコード Chuck Berry チャック・ベリー Chess records

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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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