音色の再現について思うこと

    この話は特に何か結論があるわけではない。
    ただ、最近思うことを記したに過ぎない・・・・・・と、最初にお断りしておく。

    新たなCD/SACDプレーヤー、DCD-2500NEを導入したことは既に記した通り。
    出張が多かったので毎日聴いているわけではなく、週に2~3日聴いている状況の中、導入後1ヶ月半経過した印象として次のように思えている。

    ※以下、文章のみのひとりごと





    DCD-2500NEを以前から持っているマランツのSA-14 Ver.2と比較すると価格帯としては1グレード下のクラスだと思うが、SACDの音質は、より音の背景が静かな気がするし、音の質感もほぼ変わらないというか、いや、音の滑らかさではDCD-2500NEの方が勝っているように思えてしまう。

    けれども、先日『Art Pepper Meets the Rhythm Section』をユニバーサルからのSHM-SACDで聴いていて、音色についてはDCD-2500NEよりもSA-14 Ver.2の方が本来の音に近いのでは?と思った。

    アナログでもデジタルでも、そこに刻まれた本来の音、特に音色については残念ながらどれが正しいと絶対値を示すことはできない。

    オーディオ製品のグレードを上げていくと、カタログ数値化できるものは良くなるし、実際の音を聴いても納得する方向に行く。

    昔にも同じことを記したけれど、例えばピアノの音はオーディオのグレードが上がると音の強弱、指のタッチなど、演奏者の表現している音・音楽のニュアンスがよりしっかりと再現される。見えなかったものが見えてくる(聞こえなかったものが聞こえてくる)ような変化がある。

    一度それを知ってしまうと、自分の中に音・音質の最低ラインができてしまい、僕の場合、それを下回る装置で音楽を聴きたいとは思わなくなった。

    けれども、音色についてはどうだろう。
    たぶん、音を再現する上での難関として、最後に残るいくつかのひとつが音色の正しさなのかなと思えなくも無い。しかも、再生の上流から下流(つまり、オーディオプレーヤーからスピーカー)に行くにしたがって、それが変化しないとも限らないわけだし。


    だから、ある程度のグレードの製品を使えば、もしかすると音色については、それが本来ディスクに刻まれている音と微妙に違っていても、演奏者の息吹やニュアンスをしっかりと伝えることにおいては過不足などなく、十分に満足できるような気がする。

    実際のところ、僕の現状がそうなのかもしれない。

    でも、音色についても、より正しく再現されるにこしたことはない。
    そういう意味で、もしかしたらDCD-2500NEよりも1クラス上のDCD-SX11を導入しておくべきだったのかな?と思えなくもない。あくまで、音色再現についてより正確な再現ができている前提で。


    但し、実売価格はDCD-2500NEの倍ほどしているので、そう簡単にはできなかった……だから、結局のところ、現状通りなのかも。

    と言いながら、実は再生音の変化が欲しくて、新たなプリアンプをショップで購入してしまった。
    さらに、パワーアンプも数年使っていなかったJob-150に変更。

    CD/SACDプレーヤー導入から、オーディオそのものへの関心が再び?高まっているところ。







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    テーマ : オーディオ
    ジャンル : 音楽

    tag : 音色 CD SACD

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    結局

    お久しぶりです。
    CDプレイヤーの最終音質は、結局のところカップリングコンデンサとオペアンプがメーカーの意向を反映しています。
    つまり、この数百円のパーツをどのように使うかで、粗大ゴミのプレイヤーさえも高音質に蘇ります。
    メーカー別にエルナーなのかニチコンなのか様々ですが、オペアンプも同様です。
    交換は案外簡単なので、オクや何かで、激安を仕入れて実験してみて下さい。もしかしたら、高級オーディオなんか要らないと感じるかもです。

    Re: 結局

    業務関係さん、こんばんは。

    > CDプレイヤーの最終音質は、結局のところカップリングコンデンサとオペアンプがメーカーの意向を反映しています。

    そういう設計的な話、あるいは電気回路的な話はまったくもって疎いので、そういう知識のある方は偉いなぁと思ってしまいます。

    > つまり、この数百円のパーツをどのように使うかで、粗大ゴミのプレイヤーさえも高音質に蘇ります。
    > メーカー別にエルナーなのかニチコンなのか様々ですが、オペアンプも同様です。

    プレーヤーも、工業製品と考えれば(実際そうですが)開発・設計・組み立てなどの人件費・販売店利益・流通梱包コスト等を差し引きすると、定価の3~4割が本体や読み取りメカを含む全ての使用パーツ費用なのでしょうか?
    それなら数万円程度のプレーヤーだと重要部品が数百円であっても成立するのかなと思えました。

    > 交換は案外簡単なので、オクや何かで、激安を仕入れて実験してみて下さい。もしかしたら、高級オーディオなんか要らないと感じるかもです。

    それについては、残念ながら自分でやれると思っていません。
    でも、20万円クラスを数万円程度で改造して50万円台クラスの音質を引き出すことが可能なら興味はあります(笑)。自分でそういう作業はできないだろうから友人に依頼すると思いますが。




    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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