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    Beatlesの1stアルバム(3)Meet The Beatles !

    CD世代でなくレコード世代の人にとっては、このジャケットは見慣れているかもしれない。
    これは、日本での1stアルバム「Meet The Beatles !」。

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    ジャケットデザインそのものは、米国Capitolでの1stアルバム「Meet The Beatles !」を流用したのは明らかだが、文字や写真の色使いを変更してある。
    しかし、何よりも特筆すべきはその選曲だろう。

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    ビートルズの英国でのシングルの1枚目から5枚目までのA面曲+B面1曲(B-3)が収録されている。さらに英国ではEPでヒットしたA-4やアメリカではA-1のB面としてカップリングされたB-2、With The Beatles 収録曲でも人気で日本ではシングルカットもされたB-5など、初期ビートルズを語る上で欠かせない曲が収録されている点が素晴らしい。
    不思議なのはA-6.。英米でのヒット曲を除いた曲は全て当時最新のアルバムWith The Beatles収録曲かと思いきや、これだけは1stのPlease Please Meからの選曲。

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    発売は1964年の3月か?当時の価格は1500円。

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    レコードは東芝のいわゆる赤盤で、レーベルはOdeon。モノラル盤のみの発売。A-3やB-1はモノラル音源(シングル音源)が使用されている。しかしその後の再発でB-1は、ステレオテイクをモノラル化したものに差し替えられている。

    この初版盤も1990年代までは結構な値段がつけられていたが(当然中古レコードの話)、最近はとっても安価に購入できる。しかし、帯付きとなると話は全く別となる。帯付きの場合、価格の95%が帯代、5%がレコード代と考えたほうが良い。
    僕は帯の収集に興味がないので、帯なしが安価に購入できるのは非常にありがたい。
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    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今、世界で日本だけが7インチ「シングルSingle」盤のことを誤って「EP」と呼ぶような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「シングル」は片面1曲、両面で2曲収録。「EP」はシングルよりも曲数を多く収録する(標準は4曲)"Extended Play"の略。両者は別の仕様だ。どうかSingleとEPとを正しく使い分けて欲しい。

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