It's all right/Kinks

    Kinksを一躍人気グループにしたのは、彼らの3rdシングル「You really got me」だということは皆さんご承知の通り。「You really got me」は、Kinksの代表曲の一つであり、同時に超有名なrock classicsの一つであることに間違いないだろう。

    itsalright (2)
    *英国オリジナルシングル

    昨年まで気付いていなかったが、実はこの3rdシングル、A面だけでなくB面の「It's all right」もかなり格好良かった。



    「You really got me」は大ヒットしたこともあって、その後発売されることとなった1stアルバムに順当に収録された。英国での1stアルバムのA面最終曲というのは、シングルヒット曲の定位置だった。
    けれども、残念ながら「It's all right」は、アルバムに収録されずじまい。

    itsalright (8)
    *米国オリジナルシングル

    特に英国盤アルバムに収録されることがなく、編集盤でしか聴けない曲扱いになったことは痛い。

    米国では、発売から1年以上経過した1965年終わり頃に発売の米国独自編集盤『Kinkdom』に収録された。

    もし「It's all right」をシングルA面曲としたならば、ブルース色が強く、ポップさに欠ける気がする。だからA面曲でないことはわかるが、イントロの後、抑え気味からスタートして徐々に盛り上げていく演奏、特に中盤のguitarとdrumsがものすごい速さで合わせて最高潮に達するスリリングな部分など、初期Kinksの格好良さを端的に物語っている。ここでのRayのボーカルも演奏に負けじと非常に激しい。

    itsalright (5)
    *カナダオリジナルシングル(なぜかA面はDedicated follower…)

    この曲が1stアルバムに収録されなかったのは、今思えば本当に残念だ。おかげで、昨年発売のLP Boxセットにこの曲は収録されずじまいなので、あのLPの音で聴くことができない。


    他に「It's all right」に似たタイプの曲として僕が思い浮かぶのは、これもギターリフを生かした曲、「Who'll Be the Next in Line」だ。

    itsalright (16)
    *英国オリジナルシングル

    これもシングル「Ev'rybody's Gonna Be Happy」のB面曲として発表され、英国アルバムには未収録で終わった。

    さらにもう1曲は「I Gotta Move」か。こちらの方が発表は早い。

    itsalright (12)
    *英国オリジナルシングル

    これもリフで攻める曲で、演奏面でも「It's all right」を思わせるようなところがある。けれども、僕には「It's all right」ほどの格好良さを感じない。こちらは、「You really got me」の次のシングルで名曲「All day and all of the night」のB面曲だった。

    itsalright (18)
    *米国オリジナルシングル




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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : kinks キンクス 英国 レコード It's all right 米国 シングル

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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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