The Jam Live at the Music Machine 1978

    この2枚組LPは、昨年発売のCD6枚組(オフィシャルブートレッグ?)『Fire and skill』収録音源と共通。

    『The Jam Live at the Music Machine 1978』

    Kamlive1978 (5)
    *ジャケットは見開きタイプ、シュリンクを取っていないので内側を見ておらず

    ちょうど去年、同じライブ音源(CD2枚目)を取り上げているので、内容について新たに記すことはない。


    『Fire and skill』には、1977年から82年までのライブ音源が、それぞれの年ごとに1枚のCDとして収録されていた。

    その中から、すぐに1980年のライブがRSD商品2枚組LPとして限定盤扱いで発売されたが、興味本位で買えるような価格ではなかったのでスルーしていた。

    Kamlive1978 (12)
    *内袋

    次に1977年のライブ盤も登場した。それも新品で5千円台とまだまだ高額だったのでスルー。

    Kamlive1978 (11)
    *内袋逆面

    そしてようやく手ごろな価格で登場したのが、今回紹介している78年のライブ盤だった。
    購入価格は、HMVのマルチバイ価格で3千円しなかった。

    Kamlive1978 (16)
    *もう一方の内袋・・・CDの個別ジャケットと同じデザイン

    現在さらに、1979年ライブと82年ライブが発売予定となっている。残すは、81年のみか。

    Kamlive1978 (20)
    *内袋逆面・・・見覚えのある写真だ

    今回の『The Jam Live at the Music Machine 1978』は、全部で48分強の収録時間。そのため、2枚組ゆえ片面4~5曲しか収録していない。

    いやそれだけでなく、レコードを手に取るとわかるが、かなり外周にカットしてあって、片面あたり溝の3/5程度しか使われていない。3面レコードでも十分成り立ったはず。頑張れば1枚ものにできなくもなかっただろう。
    これについては音質面で4面外周カットのほうが有利と言う事で、こうなったのだと思うことに。

    Kamlive1978 (8)
    *ジャケット裏面

    CDと同じ音源で間違いないし、CDとはミキシングをいじってあると思いたくないが、聴いた感じは左右のセパレーションが本来の分離以上に悪い、つまり中央寄りになっている気がする。

    ステレオカートリッジの左右チャンネルのクロストークは、物理的に0にはできないので、どうしてもセパレーションがCD等のデジタル音源よりも悪くなるが、このLPはそのレベルではない気がするのだ。他の同一音源のCD/LPとの比較で把握している違いを上回って、中央寄りに定位している気がしてしまう。

    Kamlive1978 (24)
    *レーベル面

    僕の感じたことが正しければ、LPをカットする際に、あえて中央寄りに定位を変更してカットしたということになる。そういう違い(差異)は不要だったと思うのだけれど。

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    ジャンル : 音楽

    tag : Jam ザ・ジャム レコード Live 1978 ライブ

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    No title

    なるほど。
    ミシェル・ポルナレフでもシングルで、アルバムとは違う「故意に中央寄せ」したかのようなステレオがあるのですよね。ああいう処置って謎だなあといつも思ってました。あと、あのサイトでも書きましたがどう聴いてもコピーだろ、と思うような「仏版オリジナル」のシングルなどがあり、原盤管理の大雑把さを感じました。きっと色々事情があったのでしょうね。

    外周の話、先日のZep音源会でも話題になりました(実は私URLのようなサイトも書いています)。
    私カートリッジをMMからMCに変えたのは、ジェネシスが収録時間が長くてMMだと内周が歪んでしまうからだと言ったのです。ただこれは僕個人の経験でして、実際にMMだと歪む、MCだと大丈夫、という区分なのかはわからないです。その場でも、そうとは限らない気がする、という有耶無耶な結論でした。その辺は、実際はどうなのでしょうかね。

    No title

    いやぁ、買われましたか!
    自分はアナログでの分売を知った時、CD買う前に知っていたら…なんて思いましたけど、値段が値段故、やっぱCD箱で我慢するかと…♪

    それでも全タイトルが1枚もので、適正価格?ならやっぱり…うふ♪

    Re: No title

    Karakawa Pさん、こんばんは。

    > ミシェル・ポルナレフでもシングルで、アルバムとは違う「故意に中央寄せ」したかのようなステレオがあるのですよね。ああいう処置って謎だなあといつも思ってました。

    ポルナレフのそれは、シングル盤だったならラジオon air用とも思えますね。
    今回のJamのLPは、音の塊感が強くて、意図的なのかな?と思えたのが残念でした。
    大元の録音が発表を目的としないroguh mixなので、そのまま刻めば良いものを、と思いました。
    CDの方が音が自然でしたね。

    >あと、あのサイトでも書きましたがどう聴いてもコピーだろ、と思うような「仏版オリジナル」のシングルなどがあり、原盤管理の大雑把さを感じました。きっと色々事情があったのでしょうね。

    僕はEP時代に出たものはたぶん仏盤オリジナルで全て持っていますが、シングル盤時代(2曲入り)になってからは半数ほどしかもっておらず。「天国への道」は音が悪かった記憶があります。

    > 外周の話、先日のZep音源会でも話題になりました(実は私URLのようなサイトも書いています)。

    なんとマニアックなサイトですね!僕がファンだったなら狂喜したことでしょう。でもファンじゃないので、逆に深みにはまらず良かったと思います(苦笑)。

    > 私カートリッジをMMからMCに変えたのは、ジェネシスが収録時間が長くてMMだと内周が歪んでしまうからだと言ったのです。ただこれは僕個人の経験でして、実際にMMだと歪む、MCだと大丈夫、という区分なのかはわからないです。その場でも、そうとは限らない気がする、という有耶無耶な結論でした。その辺は、実際はどうなのでしょうかね。

    MMで歪む理由が、単純にMMの方が出力が高い、つまり音量レベルが大きい、ということなら、プリアンプで受ける時点で入力オーバーで歪む可能性はあるかもしれませんが、正直、そこまで差が出るとは思えないですね。MCも昇圧トランスあるいはフォノアンプで信号増幅しているでしょうから。

    もう一つは、MM/MCの差でなく、針先形状の違いで、トレースする箇所が微妙に違っているということは物理的にはあるのかもしれません。

    僕にもやはり謎ですね。
    内周歪みを避けるには、リニアトラッキングアームを使うしかないですよね。

    僕の使っているViv Labのrigid floatは内周歪みが起こりにくい設計のアームですが、針飛びにめっぽう弱いです。




    Re: No title

    へどろんさん、こんばんは。

    > いやぁ、買われましたか!

    はい、1枚くらいは試しに買っておこうと思いました。

    > 自分はアナログでの分売を知った時、CD買う前に知っていたら…なんて思いましたけど、値段が値段故、やっぱCD箱で我慢するかと…♪
    > それでも全タイトルが1枚もので、適正価格?ならやっぱり…うふ♪

    今回のカッティングと同じやり方で全部出るのなら、CDで買っておいて良かったと僕は思いました。
    小さな音量でしか聴けない環境なら、あのカッティングでも良いかもしれませんが、音量を上げるとちょっときついですね。
    あ、それはCDで事前に聴いているからですが。大元の録音を考えると、CDで十分良いと思います。




    No title

    お返事ありがとうございます。

    >逆に深みにはまらず良かったと思います(苦笑)。

    はい、それがいいと思います。笑。


    なるほど。
    僕のポルナレフサイトでも書いてますが、僕のほうは「天国への道」の鮮度クォリティが素晴らしく鳥肌が立つほどでした。逆に「Holidays」が孫コピーかというくらい酷くてガッカリしましたね。ちなみに、確かJDさんも書かれれたと思いますが、70年代後半の再発LPはとてもいいですね。その後CD化ではまた一旦劣化し、ようやくこの10年くらいのCDがまともになったような感じだったと思います。
    原盤管理は難しいですね。著作権管理に厳しい昨今ですが、個人的には原盤管理のほうが大事なような気がしています。再発やリマスターの時にたいへん困ることになるからですね。

    MMとMCの件、ありがとうございます。参考にさせていただきます!


    ミックスの話で面白いことを思い出したのですが、以前ジャズの方のレコーディングをした際に、ミックスを普通通りのステレオで制作したところ、アーティストさんから「ヘッドホンで聞くと分離して聞きづらいからPANをもっと真ん中に寄せてくれ」と言われたのです。当時は「そういう考えもあるのか」とびっくりしたんですが、最近は「分離がいい音」というのは昔ほどはあまり重視されなくなったのかもしれません。
    興味深い話題をありがとうございます。

    Re: No title

    Karakawa Pさん、こんばんは。

    > 逆に「Holidays」が孫コピーかというくらい酷くてガッカリしましたね。

    「Holidays」は仏盤シングルは持っていない気がします。
    後で探して、もしあれば聴いてみます。

    > 原盤管理は難しいですね。著作権管理に厳しい昨今ですが、個人的には原盤管理のほうが大事なような気がしています。再発やリマスターの時にたいへん困ることになるからですね。

    原盤管理は制作サイドやファン側としては是非しっかりしてもらいたいところですが、発売する会社や権利者からすれば、お金につながるのは著作権なので、どうしてもそっち優先になってしまうのかな?とも思えますね。

    > 以前ジャズの方のレコーディングをした際に、ミックスを普通通りのステレオで制作したところ、アーティストさんから「ヘッドホンで聞くと分離して聞きづらいからPANをもっと真ん中に寄せてくれ」と言われたのです。

    実は、まさに似たようなことを考えていました(笑)。
    もしmp3みたいな圧縮音源ならヘッドホンやイヤホンで聴かれる機会が多そうなので、中央寄りのミックスでも良いけれど、レコードの場合、ヘッドホンで聴くよりもスピーカーで鳴らすことが前提ではないのかな?と。

    となると、今回のミックスは対応を反対にして、デジタルコピー可能なCDは中央寄りミックス、レコードはしっかり左右分離させるミックス、このようにすべきだったのでは?と思っていました。



    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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