Bobby Vee

    まだあと残り10日ほどあるが、今年は大物アーティストの訃報が多かった1年だった。

    そして、僕がゆっくりレコードを集めていたこの人も、その中の一人だった。Rock'n'roll時代の最後に登場したBobby Veeだ。

    1961年発売の2ndアルバム『Bobby Vee』

    BobbyVee (4)
    *米国モノラルLP


    「あ、この曲聞いたことがある。」
    Bobby Veeのことは知らなくても、彼のヒット曲数曲を聴けば、1曲くらいはそのように思うのではなかろうか。

    例えば、このアルバムに収録されたBobbyの大ヒット曲で代表曲の1つ「Rubber ball」や「Devil or Angel」、あるいは全米No.1となった「Take care of my baby」あたり。

    実は僕がその一人だ。
    20年ほど昔にオムニバスCDで「Rubber ball」を聴いてファンになったのだった。「あ、この曲聴いたことがある!」って具合に(笑)。

    BobbyVee (6)
    *ジャケット裏面に収録曲の記載がないので、曲順がわからない


    Bobby Veeが登場したのは、1950年代の終わり。
    ワイルドなrock’n’rollは後退し、pops界のメインストリームがソフトで軽快な(そして甘い)rock’n’rollへと移り変わっていた。

    この時代、つまり1950年代の終わりからbritish invasionが到来する前の1963年末までが米国popsの黄金期と捉えても、あながち間違いではない気がする……このアルバムを聴くと、それを実感してしまう。

    どの曲もポップで楽しい(あるいは甘い)。そして、クオリティが高い(捨て曲が無い)。
    それは、オリジナル曲(と言っても彼が書いているわけではない)の出来が良いことは当然だが、カバー曲もしっかりとクオリティの高い曲を選んでいるからだ。

    曲も短く、シンプル。そういう時代だった。

    BobbyVee (11)
    *レーベル(1964年以降の2ndプレスと思われる)

    Popular songにはその時代ごとの音がある。Bobby Veeの「Rubber ball」を聴くと、そのことも強く実感してしまう。

    その「Rubber ball」やアルバムを聴くと、Bobbyの歌唱がBuddy Hollyスタイルだと言うことは、Buddy Hollyのファンならすぐにわかるところ。実際、BobbyはBuddy Hollyの大ファンだった。

    彼がBuddy Hollyのバトンを引き継いだ一人であることは、彼のデビューにも関係しているようで、まさに運命の巡り合わせと言うべきか。

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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : Bobby Vee Rubber ball ボビー・ヴィー レコード

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    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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